帰って来た極悪にゃんこ
去年の年末のにゃんこCM特集で取り上げたIKEAのCM、
覚えている方いらっしゃいますか?かなりの名作なので、
別のところでご覧になった方も多いかと思います。
今日は、その関連ネタなので、まずはおさらいとして、
そのIKEAのCMをリンクしておきますね↓
“Happy Inside”とタイトルがついているように、とても優雅で
ハッピーな雰囲気のCMなのですが、じつはここに登場しているキャストの
おネコさまの中に、将来、とんでもない問題児になる子が含まれているのです。
どの子かというと…0:30過ぎくらいのところで
ベッドのフレームから可愛らしく首を引き抜いている白茶のモフモフにゃんこ↓
これが、今回のニュースの主役、ターキッシュバンのオスカーくんです。
0:27くらいのところでカメラに向かって歩いてくる子も、そうですね。
こんなに可愛らしかった彼も、年月と共にココロもカラダも成長。
今では5歳になり、見事にりりしいイケメンにゃんこになりました↓
出典:BBC NEWS
見た目だけじゃなく、性格のほうも、かなり大きく成長なされたようで…
オスカー君のテリトリーである英バッキンガムシャー州ウィングレイヴの住人たちは、
凶暴きわまりない彼の出現を恐れるようなっているとか。
戦々恐々としているのは、その地域のねこちゃんたちだけでなく、
人間も含まれているというのだから、あらまぁ、大変!
なにせ、このオスカー君、極悪にゃんこの代表格みたいな存在で、
相手が犬であろうが、人であろうが、気に食わなければ
襲いかかって噛みつくわ、ご近所さんちの食べ物は盗み食いするわで、
まったくもって、手が付けられない状態…
そんなわけで、先月の17日に彼が行方不明になったときには、
飼い主のキャロラインさん以外の住人は、
町の平和の再来を心からよろこんだのです。
でもオスカーくんは先日、無事にみつかりまして、
しかも、25マイル先のお宅のねこちゃんたちのエサをぶん取っていたところを
あまりのお行儀の悪さに捕まえられたという…
マイクロチップが入っていたので、無事にキャロラインさんのもとに
帰ってこれたわけですが、町のひとたちはまたもや恐怖に怯える日々に逆戻り。
(ちなみに、保護先の獣医さんのところでも問題を起こしまくっていた模様…)
なかでも、もっとも警戒しているのが、写真左のトム・リッジウェイさん(77)。
なんだか、オスカーくんに負けず劣らず極悪人っぽいお顔をしている
トムさんですが(失礼!)、こー見えて、バリバリの被害者です…
トムさんは以前、オスカーくんに右腕を噛まれ、なんと6日間も
入院する羽目になったそうな…今でも腕には痛々しい傷痕が残っています。
宿敵のオスカーくんと戦うために、最近は水鉄砲が手放せないとのことです。
このトムさん、別にねこ嫌いってわけじゃないみたいで…
というのも、トムさんもねこを飼っておりまして、それが写真右のマキシちゃん。
赤茶色の窓枠のペンキがはがれて傷ついているところは、
オスカー君の攻撃が展開された結果です…(苦笑)
地元住民がオスカー君につけたあだ名は”Asbo cat”、
ベタに訳すと「反社会的行動禁止命令にゃんこ」…かなり怖い存在みたいですね。
でも、もちろん、飼い主のキャサリンおねーさんといっしょだと、
こんなにラブリーな、てへぺろにゃんこに大変身(あ、でも目つきが怖い…)↓
キャサリンさんは「オスカーは、子どもと犬を襲ったことは一度もない」と
擁護しながらも、ご近所迷惑きわまりない愛猫を野放しにしていては
さすがにいけないと思ったようで、一時的にオスカー君を自宅に監禁。
現在、室内飼いにゃんことして彼を教育しなおしているようです。
アロマテラピーを利用して、凶暴な性格を改善させようと
試みているようですが…前途多難って感じですかねぇ。
参考記事(英語):
Mail Online(11月7日)▶ Is this Britain’s meanest moggy? Oscar the ‘ASBO cat’ who terrorises village and put retired colonel in hospital for six days
BBC NEWS(11月8日)▶ Oscar the ‘Asbo cat’ under curfew in Wingrave home
自宅の窓から外を眺めるオスカーくん、
どう見ても執行猶予中の極悪にゃんこの顔つきです(笑)
またお外を散歩できるように、はやく更正してくださいね。
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