奇跡の生還!お墓の下から生き返ったにゃんこ
高層ビルから落っこちたり、飲まず喰わずの状態で閉じ込められたり、
心ない人間の標的にされて大ケガを負ってしまったり…
絶体絶命のピンチに陥っても、不思議と
九死に一生を得ることが多いにゃんこたち。
そんな幸運に恵まれたねこちゃんたちのニュースが報じられるたびに、
「猫に九生あり」ということわざが持ち出されますが、
現在、米フロリダの動物保護施設、Humane Society Tampa Bay で
治療を受けているにゃんこは、本当にお猫さまには命が九つあるのではないか…
と思わざるを得ないほど、ミラクルな生還劇を遂げたのでした。
それが、こちらの黒白にゃんこ、バート君です。
彼がいかに壮絶な過程を経て、命をつなぐことができたのかは、
このお顔を見ればお分かりになるかと思います↓
Photo:Humane Society Tampa Bay
いや、でも、やはり、今回の生還劇は、
想像を遥かに超える出来事なのかもしれません。
じつは、このバート君、交通事故に遭って死の淵をさまよっている最中に、
飼い主であるエリス・ハットソンさんによって死んだものと誤解され、
気絶した状態のまま、埋葬されてしまったのです。
クルマに轢かれてしまったバート君を目の前にして
ショックを受けたエリスさんは、愛猫ちゃんがが気を失っているだけで、
じつはまだ生きていたなんて、疑うことさえできなかったのでしょう。
悲しみにうちひしがれていたエリスさんには、
バート君を自分で埋めることさえ堪え難く、ご近所の方にお願いして、
動かなくなってしまった愛猫ちゃんを土の中に葬ってもらったのでした。
それから5日後…玄関先に別のご近所さんがやってきて、
なにかと思ったら、ビックリ仰天!ご近所さんちの庭をうろついていたという
愛猫のバート君の姿がそこにあるではあーりませんかっ!
もちろん、それは、バート君に似た黒白にゃんこのそっくりさんではなくて、
正真正銘のご本ニャン!クルマに轢かれて傷を負っている様子まで
埋葬した日と同じなのですから、疑いようがありません。
おそらく気絶したままの状態で埋葬さえたバート君は、土の中で目をさまし、
自力で地上に這い上がってきたのでしょう。それこそ、まさにゾンビのように。。
しかしながら、死んでしまったと誤解されるほどの交通事故に遭ったバート君です。
地上に舞い戻ってきたといっても、顔中傷だらけ、アゴの骨は折れ、痛さのあまり
エサを食べることさえできない状態。左目も摘出しなくてはいけないほど
状態が悪化していたのでした。
まさに瀕死状態。すぐにでも治療しなくては、せっかくつなぎとめた命を
失ってしまいます。ところが、エリスさんには経済的な事情でバート君の治療費を
捻出することが難しいという悩ましさがあり…結局、エリスさんは、
地元の動物保護団体であるHumane Society の助けを受けることに決め、
現在もバート君は、同施設で治療に専念しているとのことです。
すでにアゴの手術を行い、栄養摂取のためのチューブも挿入。
火曜日には左目も摘出して、獣医さんたちは奇跡のにゃんこの完治に向けて
全力を尽くしてくれているようです。
Photo: Humane Society Tampa Bay
ねこちゃんたちの生命力、生きることに対するひたむきさには、
いつも感動させられます。奇跡のにゃんこ、バート君については
アメリカのニュース番組でも報道され、YouTubeには動画もアップされています↓
まだ痛々しい状態のままのバート君ですが、
土の下に埋められていた時よりはずっといいはず。
瀕死に近いほどの重傷なので、まだまだ予断を許さない状態ですが、
1日も早く元気にごはんが食べられるようになって、
飼い主のエリスさんのもとへ戻れるといいですね。
がんばれ、バート君っ!
関連記事はこちら↓
Mirror(1月27日):Zombie cat clawed himself out of grave 5 days after run over by car and buried
Inquisitr (1月27日):Cat Hit By Car Rises From The Dead, Shows Up At Neighbor’s Yard Five Days After It Was Buried
BBC(1月28日):Florida ‘zombie cat’ crawls out of grave
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