英国で話題の駅猫!ハダースフィールド駅のフィリックスちゃん
駅猫といえば、昨年の6月に虹の橋を渡った
和歌山電鐵貴志川線貴志駅の「たま駅長」が真っ先に思い浮かびますが、
たまちゃん亡き後も同駅でお仕事を続けている「たまII世駅長」こと
ニタマちゃんと同じように、現役で活躍している駅猫ちゃんは海外にも存在します。
その中の1匹が、最近にわかに注目を浴びるようになった
イングランド中北部のウェストヨークシャーのハダースフィールド駅に
勤務しているお猫さま。B&Wのモフ毛がすてきなフィリックスちゃんです↓
Photo:Daily Mail
アニメキャラの「フィリックス」は黒猫をモチーフにした男の子ですが、
このフィリックスちゃんは正真正銘のイングリッシュ・レディ。
2011年からハダースフィールド駅で勤務している勤続5年のベテランさんでして、
主な業務は、駅に出没するネズミ退治です。
Photo:Daily Mail
英国では、ロンドンの地下鉄構内でも、しばしばネズミがチョロチョロしている
くらいですから、郊外の鉄道駅でもネズミ対策は重要なのでしょう。
このたび、ネズミ駆除員としての長きに渡る活躍が認められたフェリックスちゃんは、
晴れて「シニア・ペスト・コントローラー(上級害獣駆除員)」の役職に昇格!
名札付きのベストを着用するようになり、その愛らしい姿が
ねこ好きさんたちのハートをとらえているのです。
もちろん、ねこ職員としての彼女の業務は、ネズミ捕りだけではありません。
駅で働く同僚の人間たちや駅の利用客と仲良くなることも、大切な日課のひとつです。
Photo:Daily Mail
駅構内のパトロールだって、抜かりがありません。
どうやら駅員室(?)の中も、警備しているようですね↓
Photo:Daily Mail
フィリックスちゃんが駅に雇われたのは、まだ彼女が生後9週間の子猫の頃。
当時は、男の子と勘違いされていたのでレディらしからぬ名前を
つけられてしまいましたが、でも有名な黒白にゃんこのアニメキャラと
同じ名前なら覚えてもらいやすいし、悪くないんじゃないかなぁ♪
唯一のねこ駅員とあって、フィリックスちゃんは職場のみなさんからも
大切にされているようです。無賃乗車防止策として今月新たにフェンスが
設置された時にも、駅構内のパトロールができなくなって困っている
フィリックスちゃんのために猫用の出入り口を作ってもらいました↓
Photo:Daily Mail
フィリックスちゃんを抱っこしているこちらのイケメンさんは、
カスタマー・サービス・チームのリーダーを務めるアンディ・マックレメンツさん↓
彼の他のスタッフも、みなさん、フィリックスちゃんに癒やされているようです。
Photo:Daily Mail
もちろん、彼女の人気は同僚のみなさんたちの中だけにとどまりません。
駅の利用客の中にもフェリックスちゃんのファンはたくさんいるのです。
こんなふうに写真撮影に応じるのも、彼女の仕事のひとつです↓
Photo:Daily Mail
こちらは、夜のお務めに励むフィリックスちゃん↓
夜食の差し入れで、やる気アップ!といったところでしょうか。
今回メディアに取り上げられたことで、彼女のファンの数は急上昇!
参考にした記事には、フェリックスちゃんのFacebookページの「いいね!」は
4000人と書いてあったのですが、先ほどチェックしてみたら、
すでに30,880人にまでに達していました!
フェリックスちゃんの活躍が気になる方は、
ぜひ彼女のFacebookをフォローしてみてください↓
Facebook:Felix the Huddersfield Station Cat
関連記事はこちら↓
Daily Mail(2月4日):The CAT controller: Huddersfield train station’s patrolling moggie Felix is promoted to Senior Pest Controller (and even has a new uniform and badge)
BBC News(2月4日):Huddersfield station cat Felix goes global
シニア・ペスト・コントローラーへの昇進とともに
一躍世界の有名にゃんこの仲間入りを果たしたフィリックスちゃん。
これは日本の猫駅長、ニタマちゃんもうかうかしていられませんよー!
これを機会に、世界中ににゃんこの駅員、駅長さんが増えればいいなぁ♪
「撮り鉄」「乗り鉄」みたいな鉄道マニアのジャンルの中に、
にゃんこの駅員さんに会いに行く「猫鉄」が加わる日も、
そう遠くないかもしれませんね(笑)
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