愛が叶えた劇的ビフォーアフター!ジョン・スノー君

ハッピー・ハロウィーン!
今日はついに仮装の祭典、ハロウィン当日ですね。
すでに週末にお祭り気分を満喫した方も多そうですが、
今日はお天気にも恵まれたことだし、気合を入れてオバケやキャラクターの
コスプレをする方々が全国各地に出没しそうですね。

「ねこねこNEWS」でも、せっかくなのでハロウィンネタを!と思ったのですが、
ネット検索をしていたら、とある保護ねこちゃんの写真が目に止まりまして。
保護当時に撮影されたそのお写真があまりに痛々しくて、気になったので、
本日の主役は、その子にすることにいたしました。

それがこちらのジョン・スノー君。
今年の6月に韓国の路地で困り果てていたところを保護された彼は、
それこそ、ハロウィンのゾンビメイクかと思えるほどの、
ぐしゃぐしゃなお顔をしていたのです↓

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Photo:Facebook

上気道感染症を患っていた彼と運命の出会いを果たしたのが、
ちょうどその頃、ねこを飼おうと思っていたレイチェル・ブラウンさん。
殺処分される予定のねこたちが保護されているシェルターの保護ねこリストを
数週間にわたってチェックし続けていた彼女は、このジョン・スノー君の写真を見て、
お迎えすべきなのはこの子だ!と思ったそうです。

「明らかにヒドい状態だったのだけど、
どうしても彼のことが気になってならなかったの…」とレイチェルさん。

ボーイフレンドに頼んでシェルターに問い合わせてもらったところ、
その猫はひどい病気で食べ物も食べていないし、
飼い猫にする価値がないとまで言われたそうです。

「(お迎えすれば治療費等に)お金がかかるかもしれない。
でも、放っておくわけにはいかなかったの。
彼のことをすごく助けたくなっちゃったのよ」と、
レイチェルさんは当時のことを振り返ります。
こういうのを運命っていうんでしょうね。

レイチェルさんがシェルターにジョン・スノー君をお迎えに行くと、
彼は居心地の悪そうなワイヤー製のケージの中で食事にも口をつけず、
背中を丸めてうずくまっていたそうです。
里親になるための手続きをできる限り速やかに終わらせて、
レイチェルさんはジョン・スノー君を救急動物病院へ連れて行きました。

病院に連れていく時もかなり弱々しい状態だったジョン・スノー君なのですが、
レイチェルさんにお迎えされることがわかったのか、移動中に自ら立ち上がり、
自力でキャリーバッグから出てこようとしたのだとか。
メッシュ越しのレイチェルさんに訴えかけるように鳴き声をあげ、
姿が見える時には彼女の顔を見続けていたといいます。
きっと彼も、レイチェルさんと同様に運命の出会いを感じていたのでしょう。

しかしながら、到着先の獣医師による診断結果は、やはり厳しく、
治療してもジョン・スノー君の生きながらえる可能性は極めて低いというのです。
猫コロナウイルス(Feline coronavirus: FCoV)、猫ヘルペスウイルス(FHV)に
感染し、さらに致死率99%と言われる猫伝染性腹膜炎(FIP)も患っていると
いうのだから、獣医さんが彼のことを諦めるようにと言いたくなるのも、
わからなくもありません。

でも、レイチェルさんは諦めませんでした。
毎日往復30分電車に乗って動物病院に通い続け、
「ジョン・スノー 元気になってね、小さな戦士さん」と書かれた
病院のケージの中で治療を続ける彼のことを見守り続けました。

そして、入院から5日後…奇跡が起きます。
彼の健康状態のテスト結果は、すべて平常値に戻ったのです。
これには獣医さんも「こんなことは初めて!」と驚きを隠せなかったようです。

とはいえ、命の危険から脱出した後も、ジョン・スノー君の治療は続きます。
参考にした日本語の記事によると、どうやらレイチェルさんは
クラウドファンディングを利用して治療費集めをしたみたいですね。

レイチェルさんの大きな愛に包まれて、生命力の限りを尽くして頑張った
ジョン・スノー君は、その後、恐怖のFIPさえも克服して、ぐんぐん回復!

おめめが無事だったのは、不幸中の幸いでした。
だって、本来の彼は、こんなパッチリおめめをしているのですから↓

ボディのモフ毛も一度は全部短く刈り込んだのかな?↓
少々寒そうな感じですけど、尻尾の先を見ればおわかりのように、
彼はもともと、ゴージャスな雰囲気漂うロン毛の白猫なんですよ。

さらにお顔のハゲもずいぶんと治ってきて、美猫の要素が見え隠れ↓

2ヶ月前には、もう保護当時のグチャグチャゾンビ状態が
信じられないくらいのイケにゃんに♪↓

そして1ヶ月前にFacebookに投稿されたお写真がこちら↓
どこから見ても、ねこ雑誌の表紙を飾るモデルにゃんこですよ、これは!

ボディのモフ毛も、キレイに生えそろったみたいです↓
この子が、あのオバケのようなみてくれだった子と
同一猫物だとは信じがたいくらいです!

すべてのはじまりは、あの日のふたりの出会い。
この時のレイチェルさんの笑顔が、ジョン・スノー君を救ったんですね↓

ジョン・スノー君のしあわせな近況は、彼のSNSでも確認できます↓

Instagramjonsnowupdates

FacebookJon Snow Kitty Updates

関連記事はこちら↓
The Dodo(10月27日):Woman Saves The Cat Everyone Else Said Was Unadoptable
IRORIO(10月28日):獣医も見放した迷い猫…奇跡を信じて引き取った女性の愛情で見事回復!

ハロウィンは黒猫ちゃんの祭典ですが、
レイチェルさんにとっては、今日もやっぱり白猫デー!
毎日がジョン・スノー君が生き続けている記念日なんでしょうね。
愛のチカラは偉大だなぁ♪

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