【英国発】手紙を届けて流血沙汰に!?にゃんこVS郵便配達員

GW明けだった今週は、あっという間に連休の余韻は消滅。。
ねこねーさんは、お仕事の忙しさがいきなり復活して、週末だけを楽しみに
頑張ってきたというのに、週末はどうやらお天気は下り坂…
明日は全国的に雨のようで、非常に残念です。
ガーデニングシーズンくらい、週末は晴れてほしいんですけどねぇ。

そんなわけで、少々テンション下がり気味の金曜日。
ブログのほうは、元気いっぱいでいきたいところですが、今日取り上げるのは、
元気が良すぎて流血沙汰になってしまったというお猫さまのニュースです。

と言っても、お猫さまご本ニャンが血を流したわけではなく、
流血したのは、にゃんこの攻撃対象になってしまった人間のほうだったりします。

溢れんばかりの攻撃性がフィーチャーされてしまったのは、
英カーディフ在住のベッキー・テイラーさんの愛猫、
ゴージャスなモフ毛が魅力的なラグドールにゃんこのチョコ君、3歳です↓

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Photo:(C)Caters News Agency / Daily Mail

英国では日本と違って、郵便物は郵便受けに配達されるのでなく、
玄関ドアにあいている穴から室内に差し込まれるのが一般的。
玄関ドアの内側の床の上に直接投下される郵便物については、
ねこねーさんもロンドン留学中に違和感を覚えましたが、
土足文化であるにもかかわらず、英国の人たちは特に気にしていない模様。

でも、この郵便物が、別の意味で気になってならないのが、室内外のお猫さまたち。
郵便配達に異様に反応する飼い猫ちゃんは、少なくないようで、
「ねこねこNEWS」でも過去に何度か、にゃんこVS郵便配達員の熾烈な戦いについて
取り上げさせていただきました。

今回ご紹介するチョコ君は、その中でも、かなりのツワモノ。
英国で郵便事業をとりおこなうロイヤルメールから、その凶暴性について指摘する
お手紙が飼い主さん宛に届いてしまったほどです。

こちらが、届いた手紙のお写真です↓
ロイヤルメールのレターヘッドを使った正式な文書ですね。

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Photo: Daily Mail

内容をざっくり要約すると、

郵便配達に影響する存在的危険性についてのお知らせ

この手紙は、あなたの飼い猫が原因で郵便物を配達するのが困難であることをお知らせするものです。結果として、健康面および安全面でのリスクが高いと評価され、配達員の安全を確保するために対処を要する危険レベルであると判断されました。

私は、あなたにとって郵便物がいかに大切であるかを理解していますし、郵便配達を続けるためにできる限りのことをしたいと願っています。我々の郵便配達員が常に安全にあなたの住所にアクセスできるようにご協力願えないでしょうか。

郵便受けまたは外部への箱の設置、あるいは別の配達ポイントを設定することで、配達員への飼い猫の攻撃を常時抑制してください。

期待を込めて、ご理解とご協力に感謝いたします。

と、まぁ、全体的に奥歯に物が挟まったような言い回しですが、こんな感じです。

しかし飼い主のベッキーさんにとっては、
チョコ君はいつでも良い子なかわいい愛猫。

彼女はこの手紙を笑い飛ばし、まったく本気にしていなかった模様。
たしかに、いつも甘えてくる愛猫ちゃんが郵便配達員を攻撃して、
恐怖のどん底に陥れていたなんて、想像しがたい事態ですからね。

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Photo:(C)Caters News Agency / Daily Mail

ロイヤルメールの対応があまりにも冗談めいて感じられたので、
その手紙の写真をFacebookに投稿したところ、なんと、その投稿に対して、
チョコ君から直接攻撃を受けた郵便配達員からコメントが寄せられたのです↓

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Photo:(C)Caters News Agency / Daily Mail

「笑っちゃうわ」と言った内容のベッキーさんのコメントに対し、
郵便配達員は、かなり皮肉気味に「3回もケガを負わされたんだ。
でも、あなたがそれを「笑える」と言ってくれるのはうれしいね。
破傷風の注射もケガと同じくらい痛かったよ」と返信。
さらに、実際にチョコ君にやられたと思われる激しく流血している
指先の写真も添えたのでした。

ベッキーさんは、「ごめんなさいとしか言えないわ。もし、あなたが
うちの猫に問題があることを伝えてくれていたなら、個人的に謝ったのに」と
愛猫ちゃんの行動について謝罪した上で、もし攻撃についてすぐに教えてくれていたら
3度もケガをしないで済んだはず、郵便受けを設置したので、
もうケガをすることはない、と書き込みの返信を締めくくっています。

たしかに今では、玄関の外の壁には、
旦那さまが買ってきたという立派な郵便受けが…↓
うん、これならもう、指を噛まれる心配はありません。

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Photo:(C)Caters News Agency / Daily Mail

これで、郵便配達員がチョコ君の攻撃を受けることはなくなりそうですが、
先ほどのFacebookのベッキーさんのコメントに対して、
その後、郵便配達員からの返信はないそうです。

今回の件を報道したメディアへの受け応えの印象から推測するに、
ベッキーさんは、いまだにチョコ君の流血沙汰について
笑い飛ばしているような感じがしなくもないような…(苦笑)
もしかすると郵便配達員の方も、そのことを感じ取って、
まだ腹を立てているのかもしれませんね。

でも本当は、いちばん反省しなくちゃいけないのは、
郵便配達員の指先を血まみれにさせてしまった凶暴にゃんこ、
チョコ君ご本ニャンなのですが…
ご本ニャンは、自分がやってしまったことをわかっているのかなぁ。

ちなみにこちらは、郵便物に対して襲いかかるチョコ君の証拠写真↓

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Photo: (C)Caters News Agency / The Sun

思いっきり噛み付いていますね。。
ドアの内側にこんな凶暴にゃんこが待ち受けていることを知らなければ、
郵便物を押し込む際に、思わず指も押し入れてしまって、
ガブッ!とやられてしまいそうですよね。。

にゃんこのひと噛みは、傷口は小さくても、ブスッ!と牙が刺さるので
傷が深くなりがちなんですよ。かく言うねこねーさんも、こないだ、
カリカリの空袋に興奮しまくるトトちんを制している最中に、
ガブッとやられましたから(苦笑)

郵便物を相手にストレス発散していたかもしれないチョコ君、
見た目は、本当、お上品なにゃんこなんですけどねぇ↓

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Photo:(C)Caters News Agency / Daily Mail

今では攻撃できる相手がいなくなって、チョコ君は退屈しているかもしれませんね。
でも、同居にゃんこもいるみたいだし、飼い主さんからも愛されているようなので、
にゃんこ仲間や飼い主さんに思いっきり遊んでもらって、
ストレスを発散していただきたいですね。

関連記事はこちら↓
Daily Mail(5月11日):A real scaredy cat! Royal Mail stops pet lover’s post after her moggy scratches postie (following a full health and safety risk assessment, of course)
The Sun(5月11日): POSTMAN’S KNOCK Postman’s Facebook jibe at pet owner after Royal Mail CANCELLED her letters because her ‘angry’ cat ‘cut his finger three times’

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