本日22時スタート!NHK ドラマ10「ブランケット・キャッツ」
以前に「ねこねこNEWS」のFacebookページでシェアさせていただいた
NHK総合のドラマ10「ブランケット・キャッツ」が、
いよいよ本日夜10時からスタートします♪
連続7話・49分の新ドラマです。
出典:Twitter
主演は、西島秀俊さん&吉瀬美智子さんという好感度の高い美男美女のおふたり。
さらに7匹のにゃんこ女優・俳優が出演!
ストーリー的には、西島秀俊さん演じる主人公の亡き妻が残した
7匹のねこたちの里親探しを通して、人間たちの心の揺れ動きを描く物語のようです。
ドラマのHPには、すでに今夜放送の第1話の予告映像やドラマのみどころ、
キャスト一覧などがアップされています。詳細についてはそちらでご確認ください。
詳細はドラマの公式サイトへ↓
NHKドラマ:ドラマ10「ブランケット・キャッツ」
そして、ここからは、ドラマではなく、その原作のお話。
(少々長くなります)
ねこねーさんは、このドラマの情報を知った時に早速、地元の図書館で
原作本を借りて読んでみたのですが…おそらくドラマ化されなければ、
ブログでご紹介することはなかっただろうなぁ。。と思うほど、
正直なところ、かなりネガティブな印象を抱きました。
原作を手がけたのは、直木賞作家の重松清氏。
ブランケット・キャッツ
(朝日文庫)
重松 清 (著)
朝日新聞出版 (2011/2/4)
[文庫]
(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)
最近のAmazonページに掲載されている本の表紙画像は、
おもいっきりドラマの番宣全開なんですね(苦笑)
本の帯って、こんなに幅を取るものなのかしら。。
この帯の写真を見て、思わず書店で本を手にしてしまう
ねこ好きさんが多いんだろうなぁ。
ちなみに、ドラマ化が決まるまでの本の帯はこんな感じでした↓
Photo:Amazon
帯に書かれてあるとおり、
原作で描かれている「ブランケット・キャッツ」というのは、
2泊3日で貸し出されるレンタル猫のことです。
スヌーピーの漫画にでてくるライナスの「安心毛布」みたいに、
ねこたちは自分の匂いのついた毛布といっしょに貸し出されるので、
レンタル先でも安心して過ごすことができるのです。
タイトルの「ブランケット・キャッツ」というのは、
その毛布から取られたレンタル猫たちの総称です。
ねこねーさんは普段、小説は古典文芸モノをメインに読む傾向があるので、
重松清氏の作品を読むのは今回がはじめてだったのですが、
そもそも重松氏の文体が自分の好みではなかったのに加え、
おそらく、というか確実に、この方はねこが好きではないのでしょう。
ねこたちについての表現がひどすぎる箇所が多すぎます。
そもそも登場人物が、ねこ嫌いの人間が多いので、
そういうふうにならざるを得ないのかもしれませんが、それにしたって!
もちろん、ねこ好きさんたちのために書いている作品ではないので、
変に気を使ってお猫さま賛美をする必要はないのですが、
「ねこは臭い」みたいな表現が何度もでてきたりして、
実際にねこと暮らしたことのある人なら「おいおい、それは違うだろう!」と
はげしくツッコミを入れたくなるような箇所がチラホラ。
重松氏が「ねこ嫌い代表」として書かれたとしか思えないくらい、
正直なところ、最後まで読むのが苦痛でした。
作品自体は、2003年にasahi.comに掲載されたもので、昨今のねこブーム以前に
書かれた古めの作品なので、時代的に飼い猫についての理解が今ほど世の中に
浸透していなかったのかもしれませんが、それにしても、
もう少しどうにかならなかったのか。
こんなふうに思うのは、ねこねーさんだけなのかしら。。と不安になるほど
嫌悪感MAXだったのですが、Amazonのカスタマーレビューを見ると、
やはり同じような感想を抱いている方が少なからずいるようです。
というわけなので、「ねこねこNEWS」で「ブランケット・キャッツ」のことを知って
これから原作を読もうとお思いのねこ好きさんは、読後感が悪かったからといって
ねこねーさんを恨まないでください(笑)
それから、重松作品ファンの方もあしからず。一読者としての率直な感想です。
まだ文体が好みだったら、それほど読むのも辛くなかったかもしれないのですが、
文章的にも苦手なタイプでした。この本を読んだ直後に、最近映画化された
三島由紀夫の「美しい星」も読んでみたのですが、こちらのほうはさすがの安定感!
映画のほうも、ちょっと観て見たいですね。
話が逸れてしまいましたが…
今夜スタートするドラマ版の「ブランケット・キャッツ」は、
まだ実際の映像を観ていないのでなんとも言えませんが、
「レンタル猫」という基本設定が変えられていて、大幅に脚色されている気配が
濃厚なので、ねこ好きさんでも安心して観ることができるんじゃないかな。
(というか、そうであってほしいです。。)
ドラマ版に問題があるとすれば、それは「ブランケット・キャッツ」が
BSプレミアムで毎週金曜の夜10時から放送している「岩合光昭の世界ネコ歩き」の
裏番組だということ!NHKの番組編成担当の方、このドンかぶり感は
どうにかならなかったのでしょうか?
でもドラマ10の「ブランケット・キャッツ」は、翌週の木曜(水曜深夜)に
再放送されますので、2番組同時録画が無理な方は再放送も利用してみてください♪
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