横尾忠則と猫
このところ、ビミョーに忙しかったりして、慌ててブログを書くことが多い
ねこねーさんなのですが、忙しさにかまけてスルーしようと思っていた話題が
ひとつありまして。
いつもコンサートや展覧会の類に足を運んで感激した時は、たいてい
ブログでも無理やりねこネタに紐づけて、記録がてら書き留めておくのですが、
1週間前に行ったライブのことは、今でも余韻が残るほど楽しかったにもかかわらず、
ねこネタに結びつけるのも無理がありすぎる気がしたので、今回はひとまず放置。
と思っていたのですが、ダメです、やっぱり、大好きすぎて、
取り上げてしまうことにいたします(笑)
ねこねーさんが先週の水曜日に会社を早退して、そそくさと向かったのは、
九段下の日本武道館。どうしても9年ぶりのデュラン・デュランの来日公演に
行きたくなってしまって、公演直前にヤフオクでチケットをゲットして、
ひとりで参戦してきたのでした。
今回は、デュラン・デュランだけでなく、シック feat.ナイル・ロジャースによる
前座というにはあまりに豪華すぎる演奏も付いていて、さらにそれ以外の前座も
あったりして、いやぁ、もう、これはねぇ、チケット代ケチっている場合ではない!
ということで、ケチケチ大魔王のねこねーさんが、あっさりお財布の紐を
開いてしまうことに。
しかも、今回のデュラン・デュラン来日では、あの美術家の横尾忠則氏が
プロモーション用ではないアート作品としてのデュラン・デュランのポスターを
手がけるという、これまた豪華な夢のコラボが実現しておりまして、
横尾作品ファンのねこねーさんはさらにテンションUP!
輪をかけてお財布をガバガバにさせて、当日、物販コーナーに乗り込んだのでした。
インパクト絶大の話題のトラTシャツを買おうと思っていた予算を
全額ポスターにまわして、シリアル番号付きの250枚限定ポスター単願狙いで、
ドキドキしながら売り場の列に並んでいたのですが、各種Tシャツに人気が
殺到しており、ねこねーさんが並んでいる間に、ポスターが売れたのは、
おそらく、ねこねーさん以外には、あと1人いたかいないかわからないくらい。
コンサート帰りの人混みの中でも、誰一人B1ポスターの筒を抱えている人はおらず、
「なんでみんな、こんな価値あるものを買わないのだっ!」と
ひとりで憤慨していたくらいだったのです。
おかげで、ポスターのシリアル番号は24/250という
「自分、なにげに関係者なんじゃないか…」と思わざるを得ないほど早い番号を
ゲットできてしまい、その後もポスターのことが気になって、Twitter検索を
していたりしたのですが、なんと昨日、横尾先生のツイッター投稿に
メンバーとのツーショット写真が登場!
昨日、デュラン・デュランのリーダーのニック・ローズがジョン・テイラーに続いてアトリエに。彼は写真と美術に興味があって、すでに根から葉まで知っていて、その上にさらに根から葉までとことん聞いてきて、質問攻めの2時間半だった。 pic.twitter.com/7pNrj8Dzi4
— 横尾忠則 (@tadanoriyokoo) 2017年9月26日
どうやら、ポスターのお礼にジョンとニックが横尾氏のアトリエに訪れたようです。
うーん、素敵すぎる!ちなみに、左側のジョン・テイラーが写っている写真の
中央に見えているのが、今回ねこねーさんがゲットした限定ポスターです。
横尾先生が着ているTシャツも同じポスター柄で、これも会場で売られていました。
お財布ガバガバついでに、Tシャツバージョンも買っておけば良かったかなぁ。
とまぁ、こんな感じで、このところ、デュラン・デュラン&横尾忠則フィーバーに
勝手に溺れているねこねーさんなのですが、(ちなみにナイル・ロジャースも
目がハートになるほどカッコよかったですよ!!)、じつは、この横尾先生が、
大のねこ好きだったりするのです。あー、やっとねこネタにたどり着けた(笑)
先月はJ-WAVEのクリス智子さんの番組に出演されて「ネコは生活必需品ですね」と
ねこ愛を公言されていた横尾先生。
過去に1度だけ「ねこねこNEWS」で横尾忠則氏のグッズについて取り上げた時も
そのねこ好きぶりについて触させていただいたのですが…
過去記事はこちら↓
2012年8月23日:大仏猫のご利益は…?
その時、書かせていただいた愛猫のご長寿にゃんこ、タマちゃんは、
残念ながら2014年に他界。横尾先生にとって、このタマちゃんの存在は
かけがえがないほど大きかったようで、その後はかなり重度の
タマちゃんロスに襲われたようです。
こちらは生前のタマちゃんと横尾先生の仲良しツーショット↓
Photo:横尾忠則 / ilove.cat
タマちゃんの死についての関連記事はこちら↓
togetter まとめ(2014年6月2日):横尾忠則氏の愛猫「タマ」死す
近年は、虹の橋を渡った愛猫タマちゃんの絵を描き続きていて
今年の7月末に投稿されたこのツイート写真も、
タマちゃんの絵の制作風景のようですね↓
六甲山のふもとにある横尾忠則現代美術館にて制作しています。 pic.twitter.com/RXtpKSbDHo
— 横尾忠則 (@tadanoriyokoo) 2017年7月31日
横尾美術館は摩耶山の麓に位置して、目の前が王子動物園で、60年前、この地に住んでいました。その地元に美術館が創設されたこの奇遇にぼくはシャケが産卵のために戻ってきたそんな気がしているんです。だからぼくはシャケなんです。そんな風景を見ながら、タマ(猫)の絵を描く。
— 横尾忠則 (@tadanoriyokoo) 2017年7月31日
現在も、横尾先生のご自宅には、「おでん」という名前の黒白にゃんこがいて
自由気ままな行動で、飼主さんに心配をかけまくっているようです。
事務所にも、ツートンとパソ子と呼ばれている、おでんちゃんの姉妹がいるとのこと。
81歳にして、精神的にも肉体的にも、まだまだお若い印象の横尾忠則氏。
きっと「生活必需品」である3ニャンたちからも、元気の素の癒しオーラを
毎日吸収されていらっしゃるのでしょう。
タイミングよく、今日の夜はNHKで横尾氏関連のテレビ番組が放送されます↓
9月27日(水)20:15~20:43 探検バクモン(NHK総合)「横尾忠則 めくるめく濃密アートの海原へ!」 pic.twitter.com/uc9bgJH7bQ
— 横尾忠則 (@tadanoriyokoo) 2017年9月25日
お猫さまの話題が出るかどうかは不明ですが、横尾氏の作品と人となりに
興味をお持ちの方はぜひチャンネルを合わせてみてください。
横尾先生の今年の6月14日のツイッター投稿によると、
最終的には100匹、とタマ以前のすでにこの世にいない猫10匹以上も描いて、東京のどこか、まだ場所は決まっていませんが、ここ2年くらいの間にできないかな? と思っています。
と、今年の夏に十和田市現代美術館の個展で展示されたような、
ねこ作品だけを集めた展覧会も近い未来に計画されているようなので、
ねこ&アート好きな横尾ファンは、今後もますます目が離せませんよー!
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