まさに運命！オッドアイ少年、オッドアイにゃんこと出会う
「オッドアイ」と言えば、ねこ好きさんなら、
左右で目の色が違うにゃんこのことがすぐに思い浮かびますよね。
片目が青色、もう片目が別の色の組み合わせの、
ミステリアスなオーラを放ちまくるにゃんこの目のことです。
ねこねーさんが先日受験した「ねこ検定」のテキストなどでも
必ずといっていいほど取り上げられる「オッドアイ」ですが、
正式には日本語では「虹彩異色症」、英語では「heterochromia iridis」。
白猫ちゃんに多くみられ、青色の目のほうの耳に
聴覚症状が出やすいことでも知られています。
でも、左右で目の色が違うのは、にゃんこだけでありません。
人間でもまれにオッドアイの方はいらっしゃいます。
有名なところでは、歌手のデヴィッド・ボウイさんがそうですね。
彼の場合は、片方の虹彩が開いたままになっているという
ちょっと特殊な事情もプラスされているのですが、
米オクラホマ州在住の7歳の男の子、マッデン・ハンフリーズ君は、
白猫ちゃんのオッドアイを彷彿させる、じつに見事な青目と黄目をお持ちなのです。
そして、マッデン君のおうちに最近お迎えされた元ホームレスにゃんこの
ムーン君もまた、マッデン君とまったく同じ色の組み合わせの
オッドアイを持つお猫さまなのです。
コラ画像かと疑いたくなほどお似合いのふたりのツーショットがこちら↓
Photo：Instagram
しかも、この1人と1匹、同じなのは目の色だけではないのです。
上の写真ではちょっとわかりにくいのですが、
マッデン君は先天性異常のひとつである「口唇口蓋裂」という
唇が裂けた状態で生まれた男の子。今では手術のおかげで
かなりきれいになっていますが、鼻の下から上唇にかけて、
ちょっとだけひきつったような感じになっているのが、おわかりでしょうか？
そして、マッデン君が抱っこしているにゃんこのムーン君も
よく見ると、お口の周りに違和感が…そうなのです。じつはムーン君は
口唇口蓋裂であるところも、マッデン君とおそろいニャのです！
オッドアイも口唇口蓋裂も、ごくごくまれにしか起こらない症状なのに、
その両方を併せ持つ少年とにゃんこが巡り会うなんて！
まさに運命が引き合わせた出会いとしか思えません。
最近立ち上げたばかりのマッデン君とムーン君のInstagramには
別ショットのふたりの写真がアップされています。
こっちのほうが、おめめと口元の様子がわかりやすいかな？↓
お顔に刻まれている見た目の違いから、
いじめの対象にされていたというマッデン君。
しかし、自分とまったく同じお顔のコンディションを持つにゃんこと出会った彼は
寂しさを紛らわすモフ毛の友達を得ただけでなく、自分の個性をポジティブに
捉え直し、気持ちを強く持つようになれたとのこと。
マッデン君とムーン君の運命の出会いのきっかけは、
口唇口蓋裂の子どもたちを持つ母親たちのFacebookグループに
投稿されたムーン君の写真。
グループの一員だったマッデン君のお母さん、クリスティナさんは
ミネソタ州の動物保護グループが撮影したその写真をひと目見て、
保護されてるにゃんこを家族としてお迎えしたい！と思ったそうです。
友人の助けを受けて、オクラホマ州からミネソタ州へ
遠路はるばるムーン君を迎えに行ったというクリスティナさん。
「普段は積極的に行動するタイプではないのだけど、
その子猫を家族として迎え入れることは、私たちの宿命だと感じました。
子猫のムーンとマッデンは、お互いに完璧な相棒です」
クリスティナさんは、ムーン君がマッデン君に
「個性的であることは、悪いことではない」ということを
教えてくれるのでは、と期待しているようです。
でも、お母さんの予想を上回って、マッデン君はすでに
素晴らしい成長を遂げているようですよ！
そのことは、こちらの動画が証明してくれています↓
7歳でひとりでこれだけ前向きに主張できれば、たいしたもんです。
次回はぜひ、ムーン君といっしょの動画をアップしていただきたいなぁ♪
まだ投稿数は3つだけですが、
マッデン君とムーン君のInstagramはすでにフォロワーは4,800人超え。
世界中の多くの方から注目されています↓
Instagram：maddenandmoon
インスタ投稿を通して、1人と1匹のミステリアスな瞳の輝きを
思う存分、放ちまくっていただきたいですね。
この先も、オッドアイ異種コンビの成長から目が離せませんよ！
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