【英国発】外務省のパーマストン君、ネズミ捕獲長引退宣言!

今日8月8日は「世界猫の日(International Cat Day / World Cat Day)」ですね♪

今年は、大人気のカルディの「ネコバッグ」の夏バージョンの発売がなさそうで、
これもコロナの影響なのかなぁ…と残念に思っていたら、海の向こうの
有名にゃんこの引退ニュースが飛び込んできました。

「ねこねこNEWS」にも過去に何度もご登場いただいた英国外務省勤務の
ネズミ捕獲長、黒白ツートンのおしゃれなモフ毛柄と凛々しいお顔が大人気の
パーマストン君が、外務省勤務をリタイアするというではあーりませんか!

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Photo:BBC News / PA MEDIA

しかも、紳士にゃんこのパーマストン君らしく、
上司であるサー・サイモン・マクドナルド外務次官に宛てた公式書簡を
ご自身のTwitterアカウントに掲載することで、引退宣言したのです。

こちらが、その長文レター↓


あまりに長いお手紙なので、全文を訳すのは控えさせていただきますが、
冒頭の3行にはしっかりと引退する旨が述べられていますね。

ざっくり意訳すると、こんな感じかな。

外務省のネズミ捕獲長として勤務した4年間を経て、私はリタイアする時を迎えたと思っています。脚光を浴びることなく、もっとリラックスした時間を過ごす道を選んだのです。

お手紙の内容については、関連記事にリンクしてあるBBCの日本語版にも概要が
書かれているので、そちらも参考にしいただきたいのですが、手紙を受け取った
マクドナルド外務次官も、優秀な部下の今月末での引退を惜しむ投稿を
ハートマーク付きでTwitterにアップしています↓


ロンドンの官庁街ホワイトホールの人気ねこだったパーマストン君は
同僚である外交官の皆さまからも愛されておりました。
こちらは、パーマストン君の引退ニュースを受けてアップされた
メナ・ローリングズ外交官の投稿です↓


でも、外務省勤務を退く道を選んだのは、
パーマストン君にとっては正しい選択のような気がします。

昨年、ストレス性のハゲに悩まされていたパーマストン君は、
マクドナルド事務次官の秘書の自宅で一時的な療養生活を送ることに。
事務次官が設定した「パーマストン議定書(Palmerston Protocols )」については
「ねこねこNEWS」でもお伝え済みですよね↓

過去記事はこちら↓
2019年12月6日:【英国発】外務省復帰のパーマストン君の「働き方改革」

今回公開された引退宣言の公式書簡にも書かれているのですが、
パーマストン君もコロナ禍の影響を受けて、その他の公務員と同じように、
現在はロンドン郊外で在宅勤務中。緑豊かなカントリーサイドでパトロールしながら、
木登りをしたりして、田舎暮らしを楽しんでいるようです。

公式文書のTwitterには、パーマストン君のお気に入りの木登り用の木の写真も
別投稿で追加されました↓


過去の投稿をさかのぼると、ホワイトホールの宿敵、首相官邸勤務のネズミ捕獲長
ラリー君を刺激するかのような、こんな木登り投稿もアップされていました↓


たしかに、こんな素敵な緑いっぱいの広々スペースで木登りし放題な毎日は
にゃんこにとっては理想的。ここならストレス性のハゲが再発する心配も
なさそうです。

ねこねーさんはパーマストン君のTwitterチェックをさぼっていたので、
彼がいつから田舎暮らしの在宅勤務を始めたのか知らないでいたのですが、
調べてみると、3月21日のこの投稿から自宅勤務を開始した模様↓


お仕事を引退してしまうとなると、今後はパーマストン君のお姿が
拝めなくなってしまうのではないかと寂しさが募りますが、
公式書簡の最後は以下の言葉で締め括られています:

外務省での公式な任務は終わりになりますが、私はこれからも常に英国と外務省のアンバサダーです。

なので、おそらく外務省を退職した後も、Twitterでの近況報告は
続くんじゃないかなと、ねこねーさんは勝手に予想しています。

パーマストン君レベルのにゃんこになると、
ご自身の人気についてもしっかり把握しているはずですから、
全世界にいるファンの皆さまを悲しませるようなことはしないはず。
頻度は減るかもしれませんが、今後のTwitter投稿も期待しちゃいますよー!

パーマストン君以外にも、ホワイトホール勤務のお猫さまの近況で気になるのが、
大蔵省のグラッドストン君。昨年のクリスマス休暇時に在宅勤務宣言をした
グラッドストン君ですが、その後、2月21日に新しい蝶ネクタイのクイズ投稿を
したまま投稿が止まっているんですよね。

過去記事はこちら↓
1月15日:英官庁街も働き方改革!? 大蔵省のグラッドストン君、在宅勤務に

クイズ投稿の答えは、大蔵省の公式インスタに同日にアップされているのですが…↓


その後も、グラッドストン君ご自身のインスタの更新はなし。
でも、大蔵省の公式インスタには、グラッドストン君のイラストを使ったコロナ対策の
啓蒙投稿がアップされているので、おそらく元気にしているのだと思われます。


とはいえ、在宅勤務なんて夢のまた夢…と思っていたねこねーさんですら、
すでに通勤定期券の期限が切れたままになっているご時世ですからね、
英国の働くお猫さまのライフスタイルに変化があっても、何の不思議もありません。

が、しかし!
このお方だけは、コロナ禍もなんのその。マイペースでいつもどおり♪
8月8日の「世界猫の日」の関連記事として、英国首相官邸勤務のラリー君の動画が
アップされていました!

ラリー君、相変わらずダウニング街の報道陣にサービスしまくっていますね♪↓

宿敵パーマストン君の引退宣言についても、Twitterに投稿しています↓

メッセージは、いかにもライバルらしい極めて短いこの一文↓

Enjoy your retirement old friend x

短いながらも、この一行に込められている意味は大きそうですね。

ラリー VS パーマストンの縄張り争いがもう見られないのかと思うと、
長年のファンとしては寂しい気持ちになりますが、シティボーイのラリー君、
自然派にゃんこのパーマストン君、それぞれが自分にあった猫生を満
喫してくれるのが一番だと思います。

新型コロナによる「ニューノーマル」は、お猫さまの世界にも、いい意味での影響を
及ぼしているようです。ねこねーさんも、新たな日常が快適に送れるように
連休中に自宅の仕事環境を整え直したいと思います。

関連記事はこちら↓
BBC News(8月7日):Foreign Office cat Palmerston retires to countryside
BBC News Japan(8月8日):イギリス外務省の「ネズミ捕り長官」、田舎で引退 公式書簡で発表
inews(8月7日):Palmerston retires: Foreign Office cat vacates chief mouser role a year after taking six months’ stress leave
The Mainichi(8月7日):‘Chief mouser’ Palmerston retires as UK’s top diplomatic cat
Euronews(8月8日): International Cat Day: Larry poses for photo shoot in Downing Street

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