消えた庭の黒ウサギ(?)&自家製・秋の味覚〜♪
昨日お届けする予定だったねこねーさんちのお庭レポート、
やっと画像の準備が整ったので、平日ですが、ビビ子さんのビボーと共に
「うちねこ」カテゴリの記事としてお送りします♪
昨日この記事をアップしようとしたのは、
じつは、とある事件が起きたからなのでした。。
いつものようにダイニングルームの出窓に寝転がって、モーニング日光浴で
ビューティーチャージをしているビビ子さんから、声をかけられました↓
はい、ビビ子さん。今日もビボーが輝いていますよ♪
ご機嫌麗しゅうございますか?
お庭の黒ウサギちゃん…ビビ子さん、ニャンであなたはおうちにいるのに、
お庭のことまで知っているんですか?ビビちゃんの千里眼には、
ねこねーさんもびっくりですよ。
しかも、ビビちゃんのいう「黒ウサギちゃん」は、
「黒ウサギ」にして、「黒ウサギ」にあらず。
そんな類まれな存在までチェックしているとは、さすがビボーの乙女!
ビビ子さんが気にかけている「黒ウサギ」というのは、
わが家の庭に3カ所植えてあるタカノハススキのうちの、いちばん貧相な株、
庭木の影になってしまって、なかなか大きく成長できないススキの中に
住まわれているのです↓
ちなみに、いい感じに成長しているタカノハススキについては、
トトちんの巨体と共に、こちらの記事に写真をアップ済みでしたね↓
10月3日:トトちん肥ゆる秋、ワクチン摂取時の体重測定の結果は…
ススキの中に住んでいる「黒ウサギ」といっても、
月の妖精のようなファンタジーワールドに属する生き物ではありません。
属性で言うのであれば、それは、チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に
分類されるジャノメチョウの一種。
はい、お察しのとおり、ねこねーさん大好物のチョウチョの幼虫さんなのです♪
ということで、ここから先は、虫さんが苦手な方は、
薄目モードで画面から顔を離してご覧ください(笑)
チョウチョの幼虫、いわゆるイモムシと呼ばれる虫さんの中には、
にゃんこにそっくりなお顔をしたヒメジャノメのような
萌えキャラがいるのですが、わが家のススキの葉っぱに
突如降って湧いたのは、そのウサギさんバージョン♪
1週間ほど前にお庭のパトロールをしていた時に、ススキの葉っぱに虫食いのあとが
あることに気づきまして、このところ、笹の葉を食べるタケノホソクロバという毛虫が
庭で大量発生しているので、ついに笹だけじゃなく、ススキの葉まで食べ出したのか!
と思ったのですが、よく見ると葉っぱを食い荒らしている犯人ならぬ犯虫は、
こちらの黒いお顔+長い耳状の触覚を持つイモムシであることが判明!
猫面イモムシの存在が頭にインプットされていたねこねーさんは、
最初、「にゃんこイモムシ、キターーーーッ!」と思ったのですが、よく見ると
触覚は細くて長い…にゃんこというより、ウサギなのでは?と思って、
ググってみたところ、ウサギ顔のイモムシとして知られる
クロコノマチョウの幼虫であることがわかりました↓
幼虫は、こんなに個性的なお顔で、長くて鮮やかなグリーンのボディをしている
かなり派手なルックスなのですが、親御さんのほうは、「黒木間蝶」という名前から
お分かりのように、枯れた葉っぱのような見た目で、チョウチョとしては
かなり地味な存在です。
成虫のお写真は、以下のリンク先で確認できます:
Wikipedia:クロコノマチョウ
ねこねーさんは、成虫を目にした記憶がありません。
あまりに地味過ぎて、認識されてないだけなのかもしれませんね。
それにしても、ススキは今までずっと植えられていたのに、
なんでいきなり、出現したのか。今年はGや毛虫などの害虫をはじめとして、
虫さんがやたらと発生している印象がありますが、黒ウサギちゃんの出現にも
そのへんの事情が関係しているのでしょうか?
それにしても、小顔のうさぎ面+ロングなボディの組み合わせは、
見事なまでにアンバランスですね(笑)↓
このとき、ススキの葉っぱにくっついていた黒うさぎたちは、
全部で10匹ほどいたでしょうか?1枚の葉っぱに複数のウサギさんが
くっついているものもあり、ススキの株全体が、黒ウサギのレストランといった
感じになっておりました↓
ねこねーさんは、もう何年も前から、柑橘類の葉っぱの上で発見した
アゲハの幼虫は、寄生虫にやられたり、鳥さんたちの餌食になってしまわないように、
見つけるとすぐに保護して、ユズの葉っぱを与えて蛹になるまで飼育しているのですが、
今回のチョウチョの食草はススキの葉っぱ。
切り取ってケージの中にいれるのも長すぎるし、
日持ちするかそうかも怪しいので、とりあえず、保護するは見送って、
このまま観察することに。
蛹の状態で越冬するアゲハと違って、クロコノマチョウは成虫の姿で
越冬するとのことなので、おそらく、このまま放っておいても、まもなく蛹になって
すぐに羽化して、チョウチョになって飛んでいくだろう…と思っていたのですが、
昨日の朝、見てみると、なんと1匹もいない…!
かといって、蛹になっている形跡もなくて、どうやら黒ウサギたちは、
歯の裏に隠れていたにもかかわらず、視力に長けた鳥さんにみつかってしまい、
一網打尽に食い尽くされてしまった模様。。。
というわけで、ビビ子さん、黒ウサギちゃんたちは、
もうお庭にいないのですよ。
おそらくね(苦笑)
ねこねーさんも現場を目撃したわけではないので、確かなことは言えませんが、
それにしても、1匹残らずというところが、残念すぎる。。
鳥さんたちの視力の高さを改めて痛感しました。
毎日せっせとススキの葉っぱを食べて大きくなっていた黒ウサギちゃんたち。
できれば、チョウチョになるまで見届けたかったのに。
来年またススキの葉っぱの上でお会いできたら、
今度こそは、ちゃんと保護することにしたいと思います。
そういえば今年は、夏にフェンネルの葉っぱの上に1匹だけ出現した
キアゲハの幼虫も、いつのまにかいなくなってしまってガッカリしたのだったっけ。。
でも、これが自然の摂理。
厳しい現実ですが、自然界に生きるものの、正しい在り方なんですよね。
うーん、でも、やっぱり、次回は保護して、チョウチョになるまで見届けたい!
ちなみに、同時期にお庭で発見したこちらのお方については、
バッチリ保護済みです↓
この時は、鳥フン状態のちびっこのほかに、
かわいいお姿に変貌した終齢幼虫も1匹、保護しました↓
今年はブログでご紹介することは控えていましたが、
例年通り、かなりの数のアゲハ の幼虫を保護しておりまして、
今も越冬組の蛹が、このお写真の2匹の他に、10匹ほどいたりします。
なので、ビビ子さん!
黒ウサギちゃんたちのことは残念だったけど、
アゲハのチョウチョさんには、来春、たくさん会えますからね!
ほかにも、ビビ子さんが好きそうなピンクのお花の秋明菊や…↓
紫色のホトトギスも花盛り♪↓
このホトトギスは、門から玄関までのアプローチの脇に植えられているのですが、
アプローチの真ん中あたりまでしな垂れ出てきてしまって邪魔なんですよね。。
お花が長持ちするので、ねこねーさんもホトトギスは大好きなのですが、
来年はもう少し奥のほうに植え直そうかなぁ↓
黒ウサギたちのターゲットにならなかった大株のタカノハススキの横には、
黄色いお花が鮮やかなセイタカアワダチソウも咲いています↓
背の高いススキの隣に、これまた背の高いセイタカアワダチソウが並んでいるのは、
なかなかいい感じなのですが、この植物は帰化植物で、周囲の植物の成長を抑制する
化学物質アレロパシーを出すために、嫌われ者扱いされているようです。
でも、わが家のセイタカアワダチソウの周りには、雑草がモリモリ生えており、
少なくとも、アレロパシーの影響は考えなくても平気かな?
黄色といえは、秋の味覚のギンナンも、門のそばのイチョウの木から、
今年もうんざりするほどたくさん落っこちています↓
先週、1回目の下処理をして、現在毎晩、晩酌時に美味しくいただいているのですが、
雨が降った影響もあり、すでに他にもバケツ一杯分の実が集まっていて。。
毎年、下処理しきれずにかなりの量を捨ててしまうことになるので、
今年は頑張って無駄にしないようにしたいなぁ。
さらに今年は、週末の庭仕事をしている時に、あらたな秋の味覚を発見!
セイタカアワダチソウの近くの雑草をバンバン抜きまくっていたら、
腐りかけた切り株からキノコが生えていることに気づきました。
これは、もしかすると、キクラゲなのでは??↓
とりあえず、大きめなビラビラを5つほど収穫↓
ネットで調べてみたところ、キクラゲに類似する毒キノコは、
クロハナビラタケという真っ黒なキノコのみ。今回、庭で収穫したキノコは、
どう考えてもクロハナビラタケというよりもキクラゲなので、
若干ドキドキしながら、焼きそばの具にして美味しくいただきました♪
以前、庭でヒラタケが採れた時も、毒キノコなんじゃないかとドキドキしながら
食べましたが、今回のほうが、まだ安心して食べられた感じした(笑)
小さいキクラゲはまだそのままにしているので、大きくなったら再度収穫して、
鍋にでも入れていただくことにしようかな♪
えー!黒ウサギちゃんを食べたのは、
ねこねーさんじゃなく、鳥さんなんだけどなぁ(苦笑)
でも、黒うさぎちゃんたちの突然の消滅は、
ねこねーさんもショックなので、来年こそは、大事にしたいと思います。
なので、親御さんのクロコノマチョウさん、ススキの葉っぱをたくさん用意して
待っているので、ぜひ来年も飛来してくださいませ。
ビビ子さんといっしょにお待ちしていまーす♪
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