サナギ☆ラッシュ!後篇
昨日は、わが家で続々とサナギになった
アゲハチョウさんたちの近況をお伝えしましたが、
今日は、別のチョウチョさんのその後をリポートいたします♪
ベランダ大好きっ子のルビアンちゃんは、もしかしたら
もっと早く気づいていたのかもしれませんが、
ねこねーさんがその存在に気づいたのは、昨日、
アゲハのサナギの撮影をするためにベランダに出たときでした。
ベランダの壁面に吊るしてあるビカクシダの裏側に
おまじない的にはさんであるホウキグサのドライフラワー(?)。
その下のほうに、不思議な物体がぶら下がっているのが目に留まりました↓
近付いて観察してみると…
思ったとおり、ピカピカのメタル状の突起がついた見覚えのあるこの形。
去年の9月14日の記事で羽化の様子をご紹介したツマグロヒョウモンのサナギですね。
今月2日の記事で、ベランダのスミレの葉っぱを喰い尽くす勢いの
元気なイモムシ君たちの姿を取り上げましたが、どうやら、
その時のイモちゃんが、無事にサナギになったみたいです。
少なくともイモちゃんは7匹ほどはいたはずなので、
他にもサナギがありそうだとにらんで探してみたところ、
植木鉢を置いている台の裏側に、すでに羽化した後の抜け殻を発見っ↓
じつは、すでに3回ほど、羽化した直後と思われるツマグロヒョウモンの
チョウチョの姿をベランダで目撃しているので、前回ご紹介したイモちゃんたちは
ねこねーさんの知らないところで、続々と羽化して
お空へと飛び立っていっているのでしょう。
ツマグロヒョウモンは、アゲハチョウよりもずいぶんと小さいチョウチョなので、
サナギの大きさも小さくて、気づかない場合が多いんですよ。
メタル突起は個性的でなのですが、サナギ本体の色も目立たない茶色で、
物陰でこっそり蛹化していたりすると、なかなか見つけられません。
でも、大人のチョウチョに変身した後の姿は、
明るいオレンジ色+黒ブチ模様なので、近くにいれば目につきます。
1週間前の日曜日には、ベランダのガラスの温室の中に1匹、発見しました↓
どうやら、温室の中に入ってみたものの、
出口がわからなくなってしまって、途方に暮れているようでした↓
出口は、いっぱいあるんですけどね。。
ねこねーさんが手を入れて、出口まで誘導してあげると
やっとお外への出方がわかったのか、お庭のほうへ飛び立ってゆきました。
お庭デビューを飾る直前に撮れた奇跡のショットがこちら↓
まるでツマグロちゃんがねこねーさんに挨拶してくれているかのように、
お顔もバッチリ写っています♪
お庭へ飛び出たものの、羽化直後で、やはりまだ大空へ飛び立つ自信がないのか、
まずは目の前のキクモモの葉っぱの上でひとやすみ↓
羽根を閉じた状態だと、クリーム色+茶色の斑点模様なのですが…↓
その裏側の羽根(羽根を開いた時に見える面)は、鮮やかなオレンジ色。
ちなみにこの子は、左右の羽根の先端が黒いので、女の子ですね。
男の子は、この黒い部分がなくて、全体的にオレンジ色+黒い斑点模様。
オス/メスの見分けが容易な種類のチョウチョさんです。
しばらく葉っぱの上で休憩していたツマグロちゃんも、
いよいよ旅立つ決意が固まったのか…↓
この後、無事に空の彼方へと姿を消しました。
わが家のベランダのスミレの葉っぱは、ツマグロちゃんたちに
ほぼ食べ尽くされてしまいましたが、すでに新しい葉っぱもチラホラ出て来ています。
もう少ししたら、新しいイモちゃんを迎える準備も整うと思うので、
そしたらまた帰って来て、卵を産みつけてくれていいからね。
ねこねーさんはスミレの葉っぱを準備して、里帰りをお待ちしております♪
それはそうと、ルビアンちゃん!
ベランダで生まれたチョウチョさんたちをいじめたりしないでくださいよ。
こないだ、ルビちゃんがベランダからセミさんをくわえて
お部屋に持って来たの、ねこねーさん、知ってるんだから!
しかも、同じ日に、また別のセミさんを運んで来たでしょ!
最初のセミさんは、まだ生きてたからお外に逃がしてあげられたけど、
2匹目のセミさんは、お部屋の中に無惨にも転がっていて。。
すでに昇天した後で、ねこねーさん、気づかずに踏んじゃうところでしたよ!
わが家のセミ捕り名人ならぬ名猫のルビちゃんは、
去年も、何度もセミさんを捕まえてきていましたが、今年もやっぱり…
ハンターの血が騒いじゃうのかなぁ(苦笑)
もうすぐ夏も終わり。短い命のセミさんやチョウチョさんたちは、
獲物にしたりせずに、遠くからやさしく見守ってあげてくださいね。
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