上野の大熊猫 VS わが家の愛猫 (前編)
昨日のブログでは、土曜日に上野動物園で撮影してきたワイルドにゃんこ、
マヌルネコについて取り上げましたが、昨日の記事でもチラ書きしたように、
ねこねーさんが上野動物園に行った目的は、あるイベントが開催されていたから。
それは、何かといいますと…
上野動物園では、現在同園で飼育されている2頭のジャイアントパンダ、
リーリー(オス)とシンシン(メス)をお迎えするにあたり、
2011年2月に「ジャイアントパンダ保護サポート基金」を設立。
ねこねーさんは、その設立当初からのサポーターなのですが、
土曜にには、基金設立後はじめて、サポーターを対象にした
「パートナーズデイ」が開催されたのです♪
ここしばらく動物園離れが進んでいたねこねーさんでしたが、
このお知らせには、もちろん大よろこび!
ひさしぶりに遠足を待ち望む小学生のようなウキウキ感を抱きながら、
開催当日を待ち望んでいたのです。
こちらが、当日参加者に渡されたイベント参加証↓
上野動物園のパンダ舎のそばには、これと同じデザインのプレートが
こんな感じに掲示されてます↓
プレートには寄付をした人の名前が刻まれているのですが、
ねこねーさんは恥ずかしながら、サポーターでありながら、この4年間
動物園に行くことがなかった不届き者なので、自分の名前のプレートを
目にするのは、じつは今回がはじめて。無事に自分のプレートを発見し、
しばし、その場で感慨にふけっておりました(笑)
気になる「パートナーズデイ」の内容はというと、
まずはジャイアントパンダ舎見学、それから管理事務所へ移動して、
事務所内の会議室で園長の挨拶→飼育係のお話を聞く…といった感じ。
予想以上に参加者が多かったため、当初の予定を変更して2グループに時間を
分けての開催になり、イベント開催時間が短縮されてしまったのですが、
それでも十分に充実した内容だったと思います。
まずはパンダ舎でパンダちゃんとご対面〜♪
2匹のパンダは相変わらずの大人気で、イベントが開催された午後イチには、
パンダ舎の前には長蛇の列。ねこねーさんたちサポーターは、列に並ぶみなさまの
横をVIP対応で通り過ぎ、リーリーとシンシンが見える観覧通路へ。
とはいえ、きちんと並んで待っていたみなさまの前を陣取ってしまうわけにもいかず、
2列ある観覧通路のうちの後列から拝見させていただくことに。
パンダ舎見学の時間は短くて混み合う中での後列からの観覧だったので、
いまいち写真はちゃんと撮れなかったのですが、それでも元気にモリモリと
タケ&ササを食べるお二方の姿が拝めました↓
わーん、可愛いっ!リアルなパンダちゃんが目の前にいるというだけで、
なんでこんなにテンションがあがるのか…やっぱりパンダは最強ですね!
動物解説員の方の説明も受けて、ますます興味を刺激されてから、
ひとまず、リーリーとシンシンに別れを告げて、
モノレール駅近くの事務所へ移動。
当日のイベントの参加費は300円(茶菓子代実費)。
事務所の会議室の机の上には、すでにお菓子とおみやげが用意されており、
スクリーンのある室内前方には、司会進行役の方と園長、
そしてパンダ飼育員の方が3名いらっしゃいました。
サポーターからの質問コーナーも含め、1時間弱にわたって
上野動物園のパンダの裏話的なお話が続きましたが、
ねこねーさんが何よりも感激したのが(そして、今でも感動しているのが)
パンダの生ウンチのニオイを嗅げたことっ!
思えば今から○十年前、ねこねーさんは、ちびっこ時代に購読していた
雑誌『たのしい幼稚園』の「パンダのうんちはいいニオイ」という記事に
衝撃を受け、パンダ信仰に目覚めたのでした(笑)
今まで何度となく「パンダのうんちを嗅ぎたい!」と思ったことか…
その夢が、ついに一昨日、思いがけなく叶ったのですから、
いやぁ、もうなんと言うか、ジワジワと湧き上る歓びが
今に至るまで止まらないのです(笑)
しかも、ビニール袋に入れられた生ウンチが次から次へと、
いくつも前の席から回覧形式で回ってくるので、一度だけでなく、
トータルで4、5回は嗅いでしまいました♪
その気になるニオイはというと…ほぼ無臭。
それでいて、うんちの主成分であるタケ・ササから発せられる
若草のような甘いかほりが、そこはかとなく漂う感じ。
うん、これは「いいにおい」と言って良いでしょう。
毎日わが家のねこトイレで、自慢げに砂もかけずに凄まじいニオイを漂わせている
アンチョ先生にパンダちゃんの爪のアカでも飲ませたいくらいです。
うんちのニオイが嗅げただけでも大感激だったのに加え、さらに飼育員さんたちの
粋な計らいで、「パンダダンゴ」の試食までさせていただきました。
「パンダダンゴ」は、タケ・ササと合わせてパンダちゃんたちのごはんとして
日常的に与えられている蒸しダンゴ。大豆粉、とうもろこし粉、米粉を
主成分としており、その他に卵とキビ砂糖が少々。
今回試食用にご用意していただいたおダンゴは、人間用にちょっと砂糖を多めに
アレンジしてあるとのことでししたが、ほんのり甘い素朴な味で、
なかなか味わい深かったです。
「パンダダンゴ」作り方は、事務所1階ロビーにも掲示されていたので、
写真を撮らせていただきました。レシピも載っているので、興味のある方は
ぜひ人間用のおやつとしてお試しあれ♪↓
※画像をクリックすると、大きな画面でご覧いただけます。
事務所ロビーの片隅には、この他にもパンダファン必見の逸品が
さりげなく展示されておりました。それがコレ↓なんだかお分かりですか?
こちらのグリーンの木箱は、上野動物園の初代ジャイアントパンダ、
カンカン(オス)とランラン(メス)が、中国から日本に渡ってきた時に
入っていたケージです。
右側の箱には「大熊猫」、左側の箱には「大パンダ」と書かれてあります。
パンダは中国語だと「大熊猫」、「大きな猫みたいな熊」ってことになるのかな?
にゃんこ命のねこねーさんがパンダ好きなのも、やはり運命だったのでしょう(笑)
日本と中国の友好のシンボルとしてやってきたカンカンとランラン。
今はお空の上に行ってしまいましたが、日本国民のパンダ好きに
ひと役もふた役も買ってくれた伝説のパンダであることは確かです。
今では「パンダ・ビジネス」なんていう、身も蓋もない言葉が
メディアで報じられておりますが、現在、野生のジャイアントパンダの生息数は
全世界で1,600頭ほど。依然として、絶滅の危機に瀕しています。
飼育下での繁殖研究なくしては、個体数の増加は難しいと思われます。
まさに本日から、上野動物園のリーリーとシンシンは、
待望のベビーちゃん誕生に向けて自然交配のための準備に突入。
朝日新聞(2月7日):上野のパンダ、恋の慣らし期間 9日から
今回のイベントで伺った話によると、「ジャイアントパンダ保護サポート基金」の
寄付金で赤ちゃんパンダのための保育器も購入したとのことなので、
ぜひ今年こそは、その保育器を使うような結果になりますように。
飼育員のみなさまも、これから先は、プレッシャーがすごくて
大変だとは思いますが、外野の声は気にせず、最善を尽くして頑張ってください。
ねこねーさんも陰ながら応援させていただきます!
さてさて、そんな人間たちの気持ちを知ってか知らずか、
いたってマイペースなのが、上野動物園きってのアイドル、
リーリーとシンシンです。
サポーターのイベントが終わった閉園間近にふたたびパンダ舎へ向かったところ、
おふたりとも、ごはんのタケ・ササに囲まれてご満悦状態。
素晴らしい食欲でディナータイムを満喫されておりました↓
ってか、こんなに食べるのか…
飼育員さん曰く「今の時期は1日のうんちの量は30kgほど」とのことで
あまりの重さにビックリしたのですが、さすがにこれだけ全部食べきれば、
30kgの成果物が出てきてもおかしくないかも(苦笑)
これから恋の季節を迎えるリーリーとシンシン。
食欲がなくなる恋煩いは、人間特有の症状ですからね、
パンダちゃんたちは、ぜひこのまま、食欲旺盛の元気モリモリで
恋に向かって突き進んでください♪
今日のブログでは、本当なら、この後、「パートナーズデイ」の
おみやげリポートとして、わが家のツンデレ姫、ルビアンちゃんに
ご登場いただく予定だったのですが、ねこねーさん、コーフンしすぎて
書き過ぎました…すでに、かなりの長文に(苦笑)
なので、後半部分は明日にまわしたいと思います。
そんなわけで、めずらしく今回は、にゃんこが登場しない
「ねこねこNEWS」になってしまいましたが、
「パンダ=大熊猫」ということで、お許しいただければと(笑)
今日のところは、ひとまず上野動物園の歴代パンダの解説図↓と
ジャイアントパンダ情報サイトのリンクを張って締めさせていただきます。
上野動物園ジャイアントパンダ情報サイト:UENO-PANDA.JP
ジャイアントパンダ保護サポート基金の詳細も、上記サイトからご覧いただけます。
そんなわけで、明日もパンダネタの続編です。
つづく〜!
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