冬越しアゲハの大ピンチ…!
今日は昨日のブログの予告どおり、
昨日の午前中にわが家で起きたハプニングについてのご報告です。
あ、コラ、ビビ子さん!
ねこねーさんがもったいぶって話そうと思っていたことを(苦笑)
でも、すでにタイトルでバレバレですね…そうなんです、じつは昨日、
わが家の鳥部屋で日照時間の管理をしながら越冬させていた
アゲハチョウのサナギが無事に羽化いたしまして…
昨日の朝、オウムさんたちのお世話をしに行くと、流し台のそばに置いておいた
サナギたちの中に、こんな感じに黒い物体が出現!↓
サナギさん、やっぱりクロアゲハだったんですね。
なんとなく、アゲハチョウが飛ぶイメージは初夏だったので、
羽化するまでもう少し時間がかかるのかと思っていたのですが、
さすがに春の訪れを感じて変身を遂げたのでしょう。
ちなみに、この子は10月27日にサナギになった子です。
長ーい冬眠期間を経て、無事に羽化できて何よりです♪↓
すでに羽化してから時間が経っていたのか、この羽化1号のチョウチョさんは、
ビニールのカバーを外すと待ちきれないとでも言うように、
すぐに大空へ羽ばたいていきました。
できれば、ビニールなしのお写真を撮りたかったんだけどなぁ…
でも元気に旅立てて良かったです♪
と、旅立ったチョウチョちゃんを見送ってしみじみとしていたら、
あら、ヤダ!残りのサナギたちのひとつが落っこちている!
てっきり、サナギの抜け殻が落ちているのかと思っていたら、
まだ羽化する前のサナギでした…あわててサナギケースの中に戻したところ…↓
なんと、落っこちていたサナギは、すでに羽化直前!
サナギの一部が割れて、中の黒い羽根がチラ見えしていました↓
これは、もしかして羽化する瞬間を目撃できるかもしれない♪
と思って、観察体勢に入ったのですが、待てど暮らせど、羽化する気配がない。
通常、チョウチョの羽化は、サナギに亀裂が入ってから、
あっという間に終わってしまうのですが…
と言うことは…羽化しようと思った瞬間に落っこちてしまって、
そのまま身動きがとれなくなっているとか???
心配になったねこねーさんは、恐る恐るサナギの殻を向いてみることに。
すると…↓
はっ!やっぱり…ということは、もうすいぶん前から羽化しかけていたのか。
その後も自力で羽化する気配がないので、おしりのほうの殻も取ってあげたのですが、
羽化しようと思った時から時間が経ってしまったので、予想どおり、
通常のアゲハの成虫とは、ちょっと違った感じになってしまい…
サナギの殻から脱出させた後、チョウチョちゃんを花盛りのタツナミソウに
止まらせてあげたのですが、ビビ子さんが気づいたとおり、
ちょっと「変な子」になっちゃったのです。
うーん、その子はさっきお空に飛んで行ったクロアゲハさんと同じ
アゲハのチョウチョなんですよ。でもね、羽化する時にサナギがケースから
落っこちちゃって、スムーズにサナギの殻から抜けられなかったのです。
チョウチョは羽化後、サナギの中でくちゃくちゃになっていた羽根に体液が通うことで
羽根がキレイに伸びる仕組みになっているので、すぐに殻から抜け出せないと
羽根がちゃんとしたカタチにならないのです。
そんなわけで、この羽化2号のアゲハちゃんは、羽根が小さく、
おなかはデブっとしていて、見た感じ、おカイコさんみたいな状態に…↓
おなかのデブっとした感じは、羽化した後にするオシッコ or 羽根に行き渡る
はずだった体液(?)が、まだ体の中に残っているためで、その後、
無事に体外に液体を排出してスリムなボディになりました。
が、羽根はやっぱり小さいまま。。ねこねーさん、もっと早く
気づいてあげられればよかった…可哀相なことをしました。
すぐに羽化できなかったためなのでしょう、このチョウチョさんは、
羽化してすぐに行われるべき体の変化がまだ行われておらず、
ストローみたいなお口も2本あってビビリました…(苦笑)↓
わ!これはもしかして、羽根が小さいのも、ストローが2本あるのも、
奇形だったりするせいなのかも???と焦ったのですが、ネットで調べてみたところ、
チョウチョのお口のストローは、羽化後は2本に分かれていて、その後、
1本にくっつくのだそうです。
たしかに、その後しばらくしてから見てみると、この子のお口のくるくるストローは
見事に普通のチョウチョさんと同じように1本になっておりました。
知らなかった…虫さんのカラダは不思議がいっぱいですね!
うーん、でもやっぱり羽根は伸びない…
去年も、羽化に失敗して羽根がくしゃくしゃのままの子がいたのですが、
その子はお空を飛べないので、プラケースの中に入れて、
ポカリスエットを薄めて与えておりました。寿命に近い日数をケースの中で
生き抜いてくれましたが、やはりお空を飛ばせてあげたかった。。
このチョウチョさんも、お空を飛ぶのは難しいですね。
ごめんね、ねこねーさんがもっと早く鳥さんのお世話をしていれば、
もしかしたら、気づいてあげることができたかもしれないのに。
うーん、ホントに申し訳ない。。せめて春の気分を満喫していただこうと思って、
それでタツナミソウに止まらせてあげたのです↓
この時は、まだ体液を排出する前でおなかが重くて、かなりアンバランスな感じ。
自分のお口で花の蜜が吸えるといいんですが、羽根がくしゃくしゃだと
正しいポジションで止まることができないので、蜜を吸うのも難しいのかな?
そうだね、ビビ子さんが言うように、このチョウチョちゃんは、
やはりプラケースに入れて、ねこねーさんがお給仕しましょう♪
後でポカリスエットを買って来なくちゃ!
ということで、小さめのプラケの中に春を再現♪
ほんとは、ゴチャゴチャしていないほうが羽根が痛まないのですが、
苔とか草花だったら、ダメージも少ないんじゃないかと思って
土を入れてアレンジしてみました↓
ずっと地面の上にいるのは可哀相なので、
壁面に網とか貼って、止まれる場所を作ったほうがいいのかな?
様子を見ながら、改善しましょう♪
これでなんとか、お外の気分を味わいながら寿命をまっとうしてくれると良いな。
うん、頑張ってほしいね。
そして、残りのサナギさんたちも無事にチョウチョになって旅立ってほしいなぁ。
残念ながら、ひとつのサナギは体液が染み出た後があるので、もしかすると
その子は羽化できないかもしれませんが、その他のサナギは見たところ、
問題なさそうです。きっと近日中に続々と羽化するのだろうなぁ。
ベランダでは、相変わらずツマグロヒョウモンの幼虫のトゲトゲ君が
スミレの葉っぱをかじっているし、今年もわが家のお庭に
たくさんのチョウチョさんが飛び回ってくれますように。
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