再び・にゃんとも猫だらけ

1月6日の記事でご紹介した『没後150年 歌川国芳展』は、
大盛況の末、先週末に幕を閉じました。

1月6日の記事はこちら▶ 歌川国芳展・浮世絵にゃんこ鑑賞

「えぇ、終わっちゃったの!?
うっかり行きそびれちゃったよー!」という方、ご安心あれ!

東京近郊にお住まいの方には、
にゃんこ浮世絵を鑑賞する機会が、まだ他にもありますよ♪

これです、これこれ。
チラシが見当たらなかったので、画像は図録の表紙なのですが↓

再び!にゃんとも猫だらけ 展
 
平木浮世絵美術館(ららぽーと豊洲)

nyantomo_021312
歌川国芳 《猫のすゞみ》

第一部 猫と遊ぶ -美人画の猫-  1月3日(火)~29日(日)
第二部 化け猫騒動  2月2日(木)~26日(日)     
第三部 猫で遊ぶ -戯画とおもちゃ絵-  3月3日(土)~31日(土)

第一部はすでに終了しておりますが、ねこねーさんは、
こっそり1週間前に第二部を観に行ってきたので、
本日は、そのリポートです。

『にゃんとも猫だらけ』って、なんだか聞いたことあるよーな?
と思われた方、そうなんです、今回の「にゃんとも」展は
平木浮世絵美術館が企画した2回目のねこ浮き世絵展なのです。

だから展覧会のタイトルも「再び!」なんですね。
これ「ふたたび!」じゃなくて「またたび!」って読むんですよ(笑)
遊びゴコロが憎いなぁ、もう。

初回開催は、さかのぼること今から約5年前、
2006年の秋冬だったのですが、その後も各地で巡回展が開かれた模様。

『歌川国芳展』は、ねこ以外の浮世絵作品も網羅されていましたが、
『にゃんとも猫だらけ』のほうは、「猫だらけ」だけあって、
文字通り「猫だらけ」です♪ 

ねこねーさんが観に行った第二部の「化け猫騒動」では、
しっぽが二つに割れた、いわゆる「猫又」なにゃんこたちの
珍しい浮世絵を、たくさん拝むことができました。

もちろん、ねこ特集だけあって、国芳画伯の作品も充実してますよ。

歌川国芳 《五拾三次之内 岡崎の場》 
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画像がちっちゃくて分かりにくいですけど、化け猫老女の両脇で
手ぬぐいかぶって踊っているにゃんこ、向かって右の子のしっぽは二又です。

「化け猫」「猫又」は、なかなか奥深いので、もう少し勉強してから、
また別の記事で取り上げたいと思います。

展覧会には化け猫以外の作品も、ちょっとだけ展示してありました↓

歌川国芳 《鼠よけの猫》 
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ネズミ除けのおまじないとして描かれた国芳のにゃんこ。
ホントに、今にも動き出しそう。爪もしっかり出ていて戦闘体勢。
当時のねこの首輪は、この結び目タイプが主流みたいですが、カワイイですよね♪

歌川広重 《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》
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こちらは、《東海道五十三次》で有名な広重の作品。
このにゃんこ、遊女に飼われているのです。欲望うずまく遊郭で
退屈そうにしているねこちゃんの後ろ姿が印象的。

今月開催の「化け猫騒動」は、なかなかマニアックな内容でしたが、
来月は「戯画とおもちゃ絵」特集なのでオススメです♪

『歌川国芳展』に展示されていた、国芳のにゃんこ版東海道五十三次、
《其のまま地口猫飼好五十三疋》も展示されますよー!

展覧会の詳細は、会場である平木浮世絵美術館のHPで
ご確認ください▶ 平木浮世絵美術館

この浮世絵美術館、「美術館」というよりは「ギャラリー」という感じの
かなりこじんまりしたスペースです。

ショップも超充実というわけではないのですが、
今回の展覧会の図録は、素晴らしい出来映えです。

ねこねーさん、金欠のくせに思わず一冊、買ってきてしまいました(笑)
浮世絵とかって、やっぱり解説がないとよくわかんないし、
第一部も見逃してるし、これでしっかり勉強しますよっ!

場所も豊洲で、都心からもちょっと遠いのですが、
ららぽーとにお買物に行くついでにでも、立ち寄ってみてください。

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