小さな命も諦めないで。にゃんこを救え!大作戦×2

まずはじめに…
またもや日本で大地震が発生して、大変なことになりましたね。
今度は九州の熊本県。

埼玉在住のねこねーさんちのほうには、さすがに余震は伝わらず、
今日もいつもどおりの平和な金曜日を迎えているわけですが、
思いもかけない時に、思いもかけない場所で起きた震度7の大震災。
本当に驚きました。

自宅を離れて安全な場所に避難されている人々の映像を観ると、
もしも、わが家が震災に見舞われたら…4ニャンに加えて、
大きな鳥さんたちという手強い家族を抱えるねこねーさんは、
ひとりで避難できるのだろうか、いや、そんなの絶対無理だし、
でも家屋が倒壊しちゃったりしたら、居座るわけにもいかないし、
でも、にゃんこや鳥さんたちを置き去りにするなんでできないし、
そもそも、そんな状態になったら、ねこねーさんも含め、
みんなが無事でいるかどうかも怪しいし…と、昨日はテレビを観ながら
ひとりで「明日はわが身」の妄想大会に突入してしまいました。

熊本のみなさまのことを心配していたはずが、
自分の心配になってしまって…でも、東日本大震災の傷痕も癒えない
こんなに短い期間に、またもや深刻な大震災が実際に起きてしまうと、
1人暮らしの多頭・多羽飼いの震災対策を真面目に講じておかないと
いけないような気がしてきました。

熊本のみなさんの中にも、おうちのわんにゃんや鳥さんの心配を
されている方も数多くいらっしゃることと思います。
どうか一刻も早くいつもの生活に戻れますように。

現地のみなさんのご無事と被災状況が最小限にとどまることを祈りつつ
本日のブログのネタへ。

ホントは事前に準備していた別のネタがあったのですが、
被災地の命がひとつでも多く救われることを願って、予定変更!
お猫さまたちの最新レスキュー動画をご紹介したいと思います。

まずひとつめ。

英国ウスターシャーのイヴシャムに在住のロジャー・ガードナーさんが、
愛猫のスニッチちゃんの姿が見えないことに気づいたのは先週の木曜日の夜。
しかし、その後、何処からともなく、にゃんこのSOSの鳴き声が聞こえてきて…

困ったことに、スニッチちゃんは暖炉のレンガの裏側に閉じ込められてしまった模様。
こちらは、レスキュー隊の救出作業時のお写真ですが、
よくもこんなところに入り込みましたねぇ。。↓

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Photo:© Caters News Agency

英国では、一般家庭でもリビングに暖炉があるのは当たり前。
ちゃんと煙突に通じているレンガを組み上げた作りなので、
隙間があったりすると好奇心旺盛なにゃんこは、潜り込めてしまうのでしょう。

と思ったら、参考にした記事によると、どうやら隙間から潜り込んだのではなく、
屋根の上をお散歩している最中に、煙突の穴に落下した可能性が高いとのこと。

こちらは無事に月曜日に救出されたスニッチちゃんと飼い主ロジャーさん↓

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Photo:© SWNS.com

じゃじゃ馬らしくブレてしまったスニッチちゃんと、
「やれやれ」と言った表情のロジャーさんが印象的なツーショットです(笑)

無事に救出されたから良かったものの、
救出シーンを収めた動画を観ると、なかなか大変だったみたいですよ↓

ロジャーさん曰く、スニッチちゃんは毎晩夜の7時に外出して、
10時半までには帰宅する習慣なのですが、木曜日の晩、
彼女は飼い主さん夫妻の心配も知らずに無断外泊。

翌日以降、ご近所さんにもお願いして庭や物置の中を捜索したものの、
彼女の姿はなく、庭に出没する野生のキツネに襲われたのではないかという
懸念も生じ、心配は募るばかり。ロジャーさんの奥様がスニッチちゃんの
SOSの鳴き声に気づいたのは、月曜日になってからのことでした。

慌てて消防団へ連絡し、救助を依頼して事なきを得たのですが、
飼い主さんが真剣に探し続けてくれたから、
そして、消防士さんたちによる的確なレスキューが行われたから、
スニッチちゃんは、九死に一生を得ることができたのでしょう。

関連記事はこちら↓
Daily Mail(4月13日):He’s only got eight lives left! Hilarious pictures show how rescuers free cat stuck in brick chimney

ふたつめのレスキューストーリーは、所変わってカナダから。
電柱の上に登ってしまったにゃんこの救出劇です。

ブリティッシュコロンビア州プリンストンに建てられている電柱の上で
助けを求めるにゃんこが、4日間も立ち往生していたのですが、
その間に、その子を助けようとSNSを通じて人々が動いた過程が
お見事だったお話です。

問題のにゃんこが登ってしまった電柱は、
カナダの電力会社、BCハイドロ社が所有する電柱だったのですが、
高さが18メートルもあり、高圧線が通っているため、
専門の技術者でなければ登ることができないとのこと。

月曜日に愛猫ちゃんが電柱の上にいることに気づいた
飼い主のビル・バックホールさんは、「数日前にそのあたりにハゲワシが
飛んでいるのを見たし、今日はカラスもいた」と上空に囚われの身のにゃんこを
心配していたのですが、自分ではどうすることもできず、困り果てておりました。
万一、落っこちてもいいように、電柱の周りにマットレスを敷くことくらいしか
できなかったのです。

ビルさんは、BCハイドロ社に愛猫を助けに来てほしいと
Twitterで問い合わせてみたものの、高電圧の電流が流れているため、
ねこの救出には特別な器具が必要…とかなんとかいう回答で、
なかなかアクションを起こしてくれそうにありませんでした。

しかし、電柱の上のにゃんこのことを見かけて心配した女性が、
現場の写真を撮影してTwitterに投稿。

BCハイドロ社を説得するためにみんなで電話をかけましょう!と
呼びかけてくれたことに端を発し、#savethePrincetonBCcat というハッシュタグで
電柱の上で立ち往生するにゃんこを救出するためのキャンペーンが
展開されたのです。

挙げ句の果てには、国会議員のダン・アルバス氏も
「このねこを救助するか、あるいは、なぜ救助することが難しいか説明してほしい」と
BCハイドロ社に問いかけるつぶやきを投稿。

みなさんの問いかけに応じて、やっとのことで、
電力会社も専門スタッフを現地へ送る手配をすることに。

どうやら、この地域には顧客が少ないため、すぐに出動できる専門スタッフが
いなかったという人材的な事情もあったのでしょうが、
じつはこの電柱が立っている敷地自体は別の電力会社の所有地。
電柱だけがBCハイドロ社のものだったという、企業間の複雑な関係も、
少なからず救出遅延に関係していたのではないかという憶測も。

関連記事はこちら↓
CBC.ca(4月14日):Cat stuck up hydro pole for 4 days to finally get rescued
Globalnews.ca(4月14日):Princeton cat climbs hydro pole, stuck for four days

何はともあれ、英国の件も、カナダの件も、
無事ににゃんこたちが飼い主さんのもとに戻れて良かったですね!

いずれのケースも、小さな命を守ろうと諦めずに努力を続ける
人々の懸命な働きかけが、実を結んだ結果です。
世界で、そして日本で、大切な命がひとつでも多く守られますように。
今日はいつも以上にそう願わずにはいられない、ねこねーさんなのでした。

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