幸せをつかんだ「世界一悲しい猫」ベンベン君
雨降り模様のひんやりとした土曜日、
ねこねーさんは今週末は、お庭に落ちまくったギンナンの下処理を
しようと思っていたのですが、今日はやめておいたほうがよさそうですね。
お庭での作業が無理そうなので、午後は先延ばしにしていた
クリスマスツリーの飾り付けでもしようかな。
寒々としたこんな日は、心温まる保護ねこちゃんのお話をご紹介。
カナダの保護施設で殺処分寸前のところを、
現在の飼い主さんとの出会いで救われたのが、こちらのベンベン君↓
Photo:Instagram
保護当時、片耳がちぎれ、背骨が折れ、ひどい裂傷が数カ所もあるという
見るも無残な状態だった彼は「世界一、インターネット上で悲しい猫」
と称されるほどでした。
「おそらく大きな動物に襲われたんだと思うよ。彼の顔がずっと悲しげな
表情のままなのは、顔の皮膚が過剰なせいなんだ。どうしてそうなのかは、
誰もよくわからないんだけど」と語るのは、現在の飼い主のパパさん。
「獣医師は、この子は歩けるようにならないし、一生涯、
痛み止めの薬が必要になると言っていて。だから施設では、
里親を募集するのは難しいと考えられていたんだ」
治る見込みの極めて低い最悪の状態のベンベン君が、
安楽死させるにゃんこリストに名を連ねていたのは、
多くの保護ねこを抱える施設としては、仕方ないことなのかもしれません。
そんな時、殺処分される日を待つばかりだった彼のこと
現在の飼い主のママさんが知ることになります。
動物病院の緊急治療室に勤務している彼女が、ベンベン君のことを聞きつけ、
自分たちがこの「世界一悲しい猫」を救えるのではないかと考えたのです。
殺処分までの時間は、1分1秒と短くなっていきます。
彼女はボーイフレンドといっしょに、急いで保護施設へ駆けつけました。
里親の手続きを済ますことができたのは、安楽死の予定日の前日。
ベンベン君は、現在の飼い主さんカップルのおかげで、
まさに九死に一生を得たのです。
つぶらな瞳のベンベン君、
このおめめの輝きを守ることができて本当によかった!
こちらのお写真は、
ベンベン君が初めて飼い猫として迎え入れられた初日の様子↓
ホッとした表情をしていますね♪
保護施設にいた時は、食べることも飲むことも、
動くこともしなかったというベンベン君。
生きる望みの全てを失ったかのような彼だったのですが、
現在の飼い主さん宅に来てからは、すべてが劇的に変わります。
ぬいぐるみにジャレついたり↓
飼い主さんのごはんのニオイを楽しんだり↓
クリームを顔中につけてみたり↓
どうやら、先輩にゃんこもいたようです↓
先輩にゃんこがいたおかげで、おうちの中はにゃんこのおもちゃで
あふれている模様。ベンベン君、ラッキーでしたね♪↓
身動きの取れないにゃんこだったのがウソのように、飼い主さんと
いっしょにドライブを楽しむこともできるようになりました!↓
こんな幸せなお顔をしてお昼寝できるのも、
飼い主さんカップルとの運命の出会いがあったからこそ↓
ちなみにベンベン君のお名前は、彼のFacebookのアカウント名から察すると、
名作映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』に
ちなんでいるのかな?
最悪の場合、今はこの世に存在しなかったかもしれないベンベン君、
飼い主さんカップルとの出会いは、まさに「数奇な猫生」の始まりでしたね♪
ベンベン君の悲しげなお顔は、今もそのままですが、
心の中ではおそらく幸せそうに笑っているはず。
これから先も、飼い主さんカップルと先輩にゃんこといっしょに
楽しい猫生を送ってくださいね♪
ベンベン君のSNSはこちら↓
Instagram:benbencatcat
Facebook:Benjamin Button
関連記事はこちら↓
Love Meow(11月15日):Couple Takes a Chance on Sad Shelter Cat Who Couldn’t Find Home, an Hour After Adoption..
The Telegraph(11月17日):‘Saddest cat in the world’ smiling again after ‘death row’ rescue
The Huffington Post UK(11月17日):BenBen The ‘Saddest Cat On The Internet’ Finds Happiness And Love At Last
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