ユニオンジャック柄でEU離脱派宣言?ラリー君のニュー首輪

一昨日の記事では、わが家のビビ子さんとトトちんの新しい首輪について
ご紹介しましたが、心配していたトトちんのアレルギーも、今のところ、
発症することはなく、このまま首輪のオシャレを楽しむことができそうです。

一方、海の向こうの英国でも、とある有名にゃんこの新しくなった首輪に
注目が集まっていたりします。

それは、英国の官庁街に暮らすこのお方。
ダウニング街10番地の首相官邸でネズミ捕獲長を務めるラリー君です↓

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CREDIT: STEVE BACK / The Telegraph

ラリー君ネタは、去年のクリスマス時期に「ねこねこNEWS」で取り上げた
ばかりなのですが、ねこねーさんのラリー君びいきのせいで、
新年早々ご登場いただくことになりました♪

でも、ラリー君びいきなのは、ねこねーさんだけじゃありませんからね。
首輪があたらしくなっただけで記事にしてしまう英国メディアもいけないのです(笑)

今回、英国メディアが注目したのは、
上記のお写真に写っているユニオンジャック柄の首輪です。

今年は英国のEU脱退(ブレグジット)の離脱プロセスを
3月末までに始動させなくてはいけない年でもあることから、
このラリー君の愛国主義的なユニオンジャック・カラーが
ブレグジットと結びつけて報じられているのです。

この首輪は、ラリー君がEU離脱派である証拠だとか、
ラリー君に首相官邸のお留守番を任せてクリスマス休暇を楽しんだ
テリーザ・メイ首相からのクリスマス・プレゼントだとか、
ネット上では、さまざまなコメントが寄せられたようですが、
首相官邸のスポークスパーソンによると、ラリー君の新しい首輪は、
おそらく、ラリー君の飼育費を負担している首相官邸のスタッフからの
個人的な贈り物だろう、とのことです。

首相官邸サイドとしては、首輪代を含むラリー君の飼養費に
国民の税金が使われていないことを強調しておきたいところなのでしょう。

ただ、ラリー君ファンの皆さんは、首輪代の出処よりも、
メイ首相のクリスマス休暇中にも、ラリー君が首相官邸に居残って
ネズミ捕獲長の勤務を続けていたことに同情の声が寄せられているようです。

参考にした記事によると、メイ首相がクリスマス休暇で不在の間も
首相官邸に人間のスタッフが残っていたことは確かなのですが、
ラリー君がクリスマスのスペシャル・ディナーをふるまってもらえたかどうかは
不明とのこと。でも、こんな素敵な首輪を贈ってもらったくらいですから、
きっとクリスマスは特別なごちそうを食べられたに違いありません。

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うーん、でもこのユニオンジャック柄の首輪、いいなぁ。
これだったら、ロンドン生まれのわが家のパトロール隊長、
アンチョ先生にもつけていただきたい感じです。

英国の官庁街(ホワイトホール)の最新にゃんこニュースとしては、
年末に内閣府に引っ越してきたエヴィ&オジー親子について
ご紹介させていただきましたが、ホワイトホールのにゃんこリポートに熱を入れている
英国のテレグラフ紙は、官庁街のお猫さまたちに焦点を当てた
こんな素敵なまとめ動画も作成してくれたみたいです↓

すでにホワイトホールを後にした懐かしのフレイア姐さんまで
フィーチャーしてくれるだなんて、ねこねーさん感激っ!
さすがテレグラフ紙、にゃんこ好きのツボを心得ていますね!

「ねこねこNEWS」がいち早く自主制作したホワイトホールのにゃんこMAPも、
テレグラフ紙は独自に作成。以下のリンク先の記事の下のほうに
掲載されていますので、気になる方は見てみてください。

関連記事はこちら↓
The Telegraph(1月4日):Larry the cat spotted on Downing Street wearing new ‘Brexit’ Union flag collar

英語アレルギーの方は、「ねこねこNEWS」の過去記事でも
にゃんこMAPを確認できますよ↓

12月12日:【ロンドン発】内閣府に親子にゃんこを採用 エヴィ&オジー

テレグラフ紙のにゃんこMAPには、わんこの表示もあるのですが、
じつは11月下旬に、フィリップ・ハモンド財務大臣の2匹の愛犬、
ウェルシュテリアのレックス君とダックスフントのオスカー君が、
ラリー君の勤務先であるダウニング街10番地の2階に引っ越してきたのです。

しかし、ネズミ捕獲長のラリー君が犬たちにケンカをふっかけてくるため、
新参犬の2ワンは、家の中を自由に移動することができず、
2階限定の暮らしを強いられているのだとか。

関連記事はこちら↓
Daily Mail(2016年11月27日):Chancellor Philip Hammond is forced to keep his pet dogs Rex and Oscar locked up to PROTECT them from Larry the vicious Downing Street cat

フレイア姐さんがいた頃は、ふぬけ感がハンパなかったラリー君ですが、
今では官庁街にゃんこの最古参。次々と現れる近隣のライバルにゃんこたちに
刺激されて、いつのまにか、わんこの1匹や2匹を目の前にしても物怖じしない
ネズミ捕獲長としての自覚が確立されたのかもしれません。
ラリー君、かっちょいー!

というわけで、お二階にお住まいのわんこペアには申し訳ありませんが、
今年も「ねこねこNEWS」はラリー君(+ホワイトホールのお猫さまたち)びいきで
いかせていただこうと思います♪

今年も新たな官庁街にゃんこの誕生を期待しちゃいますよー!

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