【アブダビ発】高速道路の片側4車線を封鎖した子猫救出劇!
土曜日の登山の筋肉痛が今まさにピークに達していて、
今日は妙に歩き方がぎこちないねこねーさんです。ああ、太ももが痛い。。
雨に降られてしまって散々だった登山の帰り道、
ひさびに地元で、お外暮らしの白猫が走行中のクルマの間をかすめるように
大通りを横断しているのを目撃。「危ないよー!」とおもわず声に出して
叫んでしまったのですが、その時の残像が目に焼き付いていたせいなのか、
今朝も通勤時に同じ場所を通る時に、あの時の白猫ちゃんがクルマに
轢かれているのではないかと思って、ドキドキしてしまいました。
外歩きのお猫さまたちは、道を渡る時には無謀なことはせずに、
クルマの気配がゼロになってから渡り始めてくださいよ。
お願いしますよー、本当に。。
埼玉の住宅街で、ねこねーさんがヒヤヒヤしている一方で、
日本から8,000km離れたアラビア半島で、
にゃんこのために高速道路の片側4車線を完全封鎖してしまったのが、
アラブ首長国連合のアブダビ民間防衛(Abu Dhabi Civil Defense)のみなさまです。
今回ご紹介するこのニュースは、救出されたにゃんこのアップ映像もなく、
絵的にとても地味なので、通常ならスルーしてしまうところですが、
迷い猫救出劇としてのスケール感は桁違い!
地元の白猫ちゃんの件もあってツボに来たので、
採用させていただくことにいたしました。
まずはいつもどおり、動画をご覧いただく前に、
スクリーンショットで解説させていただくと…
アブダビの高速道路で子猫が救出されたのは、先週の木曜日の朝のこと。
子猫がいたのは、片側4車線、往復8車線の大規模な高速道路のどまんなか。
どうしてこんな場所ににゃんこがいるのか、理解に苦しむのですが、
とにかく、その黒猫ちゃんは猛スピードで途切れなく通過するクルマの迫力に
怯えるように、中央分離帯の脇にちんまりと身を縮めていたのです。
でも動画を見ると、なにやら様子がおかしいような…
反対車線には、ビュンビュンとクルマが走りまくっているのに、
子猫がいる手前の4車線には、クルマの気配は一切なし。
唯一確認できるのは、左手奥に止まっているレスキュー隊の専用車両3台と
そのクルマから降りてきたと思われる、物々しいユニフォームの隊員4名↓
Photo:Instagram
高速道路の片側全面封鎖といい、重装備の隊員といい、
あたかも爆弾処理現場のような極めて深刻な事態を思わせる情景なのですが、
このたびの「爆弾」は、危険物というには、あまりにか弱い、
路上で縮こまる黒いモフ毛の塊なのです↓
Photo:Instagram
パッと見、猫だか、ゴミだか、よくわからない黒い物体ですが、
それがにゃんこであることは、こちらのカットをご覧いただければおわかりかと↓
Photo:Instagram
今までにも「ねこねこNEWS」では、高速道路や交通量の激しい路上での
迷い猫救出劇についてご紹介してきましたが、こんなに大々的に助けてくれたケースは
今回がはじめてだと思います。日本だとこういう場合、どうするのでしょうか?
やっぱり全面封鎖して対応してくれるのかなぁ?
これだけの車線数の高速道路を、一時的にでも封鎖するのって、
よっぽどのことがない限り、難しいですよね、普通…↓
Photo:Instagram
そうじゃなくても交通渋滞が頻繁に起こる日本の高速道路で、
こんなことをしたら、大ブーイング大会になって、
ネット上で猫派とそうじゃない派のバトルが繰り広げられそうですが、
アブダビの民間防衛&交通パトロール隊員たちの今回の救出劇は、
ニュース報道を読む限りでは、賞賛の的として報道されたようです。
高速道路の安全を維持しながら、無事に子猫の命を救うことに成功した彼らは、
常日頃から、人道主義と動物福祉の精神の両方を大切にしながら、
活動を続けているのだとか。
にゃんこ1匹のレスキューに専用車両3台でかけつけるあたりは、
「もしかして、この人たち、お仕事ヒマなのかしら?」と
思ってしまったりもするのですが、きっとそれは、ねこねーさんの心が
邪(よこしま)だからに違いありません。
ピュアな気持ちでご覧いただきたいレスキュー動画はこちらです↓
まったく同じ動画ですが、せっかくなので、
Instagram投稿バージョンもリンクさせていただきます↓
関連記事はこちら↓
Gulf News(4月20日):Video of cat saved by Abu Dhabi Civil Defence goes viral
Jalopnik(4月21日):Heroes Close Four Lane Highway To Rescue An Adorable Little Kitten
いつも思いますが、イスラム圏の方々は、にゃんこに優しい。
「イスラームとネコ」については、Wikipediaにも記載があるほどです。
イスラム圏の人々の宗教と文化に根付いたねこたちとの関係は、
日本人のねことの関係とまた違うのかもしれませんが、
小さな命を尊ぶ気持ちは同じです。
自動運転の精度があがって、近い将来、
交通事故で命を落とす動物たちの数が(もちろん、人間の数も!)
減少すればいいなぁ。テクノロジーの恩恵でより安全な未来が実現するまで、
ドライバーのみなさんは、くれぐれも、にゃんこの急な飛び出しには、
注意してあげてください。
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