にゃんこ像鑑賞!夕暮れ時の魅惑のひととき@朝倉彫塑館
昨日は思いっきり朝寝坊したにもかかわらず、
ねこねーさんは午後、ブログをアップしてから慌てて都内まで外出。
夕暮れ時までの超特急のお出かけを楽しんでまいりました。
そうですよ、ビビ子さん。
ねこねーさんは昨日、10月にブログでご紹介した朝倉彫塑館に行ってきたのです。
過去記事はこちら↓
10月18日:ねこ彫像勢ぞろい!朝倉文夫『猫百態―朝倉彫塑館の猫たち―』
あら、やだ、イカ耳しちゃって!
ビビちゃん、モデルにゃんこたちにジェラシーですか?
現在、朝倉彫塑館では、開催中の「猫百態」展が開催中ですからね。
芸術的なにゃんこ像がいっぱい展示してあったんですよ。
「猫百態」展は今月の24日までなので、うかうかしていると行きそびれる!
と思って、昨日の午後の空き時間を利用して急遽、行くことを決めたのですが、
朝倉彫塑館の閉館時間は16時半、入館が16時までと、終了時間が早くて。。
急いで出かけたのですが、到着したのは入館締め切りの10分前!
うーん、やっぱりもっと早く起きればよかったと後悔しながらも、
とりあえず、建物の外観の写真を撮ってから、急いで館内へ↓
さすが彫刻の大家の自宅&アトリエを記念館にしただけあって、
屋根の上にも彫像が!この像には、後ほど改めてご登場いただきます。
館内は撮影禁止だったので、お写真でご紹介することができないのですが、
今回の企画展のメインテーマである朝倉氏が手がけたねこの像は、
ねこねーさんが想像していた以上に「ねこそのもの」といいますか、
ねこたちが日常的に見せる仕草をあらゆる角度から研究し尽くしたかのような
リアルできめ細やかな描写には驚かされました。
普段は、裸婦像などの人間の彫像作品が展示されていることが多いようなので、
ねこ好きさんには是非、「猫百態」展を開催中に訪れてほしいと思います。
でも、正直なところ、ねこたちの彫像以上に印象的だったのが、
この朝倉彫塑館の建物のつくりです。前回のご紹介記事でも書きましたが、
この記念館は、朝倉文夫氏が自ら設計したこだわりが詰まりまくった
アトリエ&ご自宅をそのまま利用しているもの。館内も土足厳禁で、
入り口で靴を脱ぐ必要があるのですが、そのまま朝倉氏のアトリエはもちろん、
書斎や和室などまで、建物の中をぐるっと巡れる構造になっています。
中庭には、錦鯉が泳いでいる池まであって、芸術家の自宅のお手本とでも
いうような本当に素晴らしいつくりです。しかも、アトリエ棟の最上部には
菜園がある屋上まであるのです。館外なので撮影してもいいのかな、と
判断して、外の様子だけお写真を撮らせていただきました。
建物の途中に外にでる扉があって、再び靴を履いて外にでると
こんな感じの外階段をがあって、登っていくと…↓
なんとそこには、立派なオリーブの木が!
遅い時間に出かけたことが幸いして、ちょうど時刻はマジックタイム。
夕日のオレンジが美しい、雰囲気のある写真が撮れました♪↓
都内らしく、見渡す先の風景にビルが含まれているのも、
屋上菜園とのコントラストとしていい感じに↓
入り口から撮影した写真に写り込んでいた建物のてっぺんの彫像は、
この菜園の守り神だったんですね。彼は毎日ここから東京の街を
眺めているんだろうなぁ↓
こちらは、iPhoneで撮影したパノラマ写真↓
屋上菜園の素敵さが、少しは伝わるといいのですが…
屋上からの眺めをじっくり堪能したいところでしたが、
閉館時間も迫っていたので、急いで外階段を降りて、ふたたび展示ルートへ。
ふたたび館内に入った場所は「蘭の間」と呼ばれる空間で、
生前の朝倉氏が蘭栽培をするための温室として利用していたお部屋のようです。
ここだけが撮影OKになっていて、にゃんこと戯れる朝倉氏のボードといっしょに
記念写真が撮れるようになっていました↓
この空間には、屋上菜園で作業する朝倉氏とお弟子さんたちの写真も
展示されています↓
屋上菜園は、朝倉彫塑塾の園芸実習の場として利用されてたもので、
植物や土と触れ合うことで芸術的な感覚を研ぎ澄ませる目的があったのだとか。
朝倉氏は、自然への愛を独自の教育論に発展させた類い稀なるお方だったんだなぁと、
ねこねーさん、つくづく感動。
そしてもちろん、こんな偉大な芸術家が、大のねこ好きだったという事実に
さらに輪をかけて大感激です!
そうですよ、ビビ子さん!
ねこねーさん、今まで朝倉文夫さんのことを知らなかったのが
恥ずかしいくらいです。今回展示されていたにゃんこ像も、どの像も
にゃんこの魂が宿っているかのような秀作ぞろいでしたよ!
お気に入りの3点については、ポストカードを買ってきたのですが、
ねこねーさんが一番好きだったのは、一番手前の縦位置のポストカード。
伸びをした瞬間を捉えた作品、その名も「のび」です↓
そして、ビビちゃんに負けず劣らずのセクシーにゃんこNo.1が
こちらのコケティッシュなポーズを決めている「たま」ちゃんの像↓
あ、ビビ子さん、たまちゃんのセクシーさに、
またもや焼きもちを焼いちゃったかな(笑)
もう1枚のポストカードの「仔猫の群」も含めた3作品については、
会場で開催されていた作品の人気投票に清き1票を投じてきました。
どの子が人気No.1になるのか、気になるなぁ♪
そうですね、ビビちゃんがモデルさんだったら、
ビボーが輝きまくった作品になること間違いなしですもんね。
ねこねーさんも、朝倉氏によるビビ子像、見てみたかったですよ、本当に。
建物の素晴らしさを堪能するだけでも、十分に行く価値がある朝倉彫塑館ですが、
ねこ好きさんには、やはり「猫百態」展の期間中に行っていただきたいですね。
特別展は今月24日までなので、興味のある方はお急ぎください!
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