メカメカしさがたまらニャい!ねこロボ・プロジェクト「OpenCat」
日本時間の昨日、第90回アカデミー賞の授賞式が行われましたが、
ロサンゼルス在住の辻一弘さんが、メーキャップ&ヘアスタイリング賞に
輝きました。よろこばしいですね!
ねこねーさんは、同賞の日本人初受賞という快挙はもちろんですが、
辻さんが受賞コメントで、おうちのにゃんこに感謝の意を伝えていたのが
花マル級の好印象♪きっと愛猫ちゃんたちに励まされながら、
最先端の特殊メイク技術を磨き上げてゆかれたのでしょう。
と、勝手にねこ好き的な発想で、拡大解釈してニヤニヤしているのですが、
本日ご紹介したいのは、正真正銘、お猫さまにインスパイアされた技術の結晶!
最先端の「ロボットにゃんこ」についての話題です。
ちょっと前には新型aiboが発売されるなど、ロボペットの開発が著しい昨今ですが、
やっぱり愛玩ロボットをつくるなら、猫だろ、猫!とお思いのあなたへ、
手作り感満載の愛すべきねこロボ・プロジェクトをお届けします。
米ノースカロライナ州にあるウェイクフォレスト大学で助教を務める
ロンジョン・リー(Rongzhong Li)さんは、オープンソースの
ねこ型ロボットをつくるプロジェクト、その名も「OpenCat」の開発を展開中!
こちらが、その最新バージョン↓
背後にいる愛らしいリアルにゃんこは、
ロンジョンさんのルームメイトの飼い猫のようです。
Photo:TWN
今回は、ブルーアイズが美しいロン毛にゃんこではなく、
いかにもメカメカしい見た目のねこロボが主役なので、
リアルなお猫さまに癒されたい方には申し訳ないのですが、
じつはこのねこロボ、こう見えて、かなり愛すべき存在ニャのです♪
それもそのはず、ロンジョンさんのねこロボは、
初期モデルから改良を重ね続け、現在は第5世代(Ver.5)まで進化を遂げており、
各モデルには開発途中ならではの愛すべきヘボさが個性として息づいています。
彼のねこロボづくりのきかっけは、シングルボードコンピューター
「Raspberry Pi(ラズベリー パイ)」、略して「ラズパイ」を利用した
パン/ティルト式カメラの開発を手がけていた時に
赤外線を装備したそのカメラが、ねこの顔のように思えたから。
もともと、ねこ好きで、にゃんこの優美なボディ構造や機敏な動きに
魅了されていたというロンジョンさん。カメラ開発に端を発した
ねこロボづくりに没頭してからは、
自作ロボがちゃんと歩けるようになるまでの1年間は、
寝不足の日々が続いたそうです。
こちらが、その睡眠時間を削って作り続けてきた試作モデルたち↓
Photo:TWN
4分ほどある少々長めの映像になりますが、以下の動画には
ロンジョンさんの努力がぎゅぎゅっと凝縮されています。
見たところ、モフ毛のかけらもないガチガチのロボットですが、
リアルにゃんこの動きをマスターすると、愛らしく見えるから不思議です↓
Photo:TWN
血迷って犬のようなオシッコポーズをしてみたり、
首根っこをつかまれてダランとしてみたり、
おしりのあたりをナデナデするとよろこんでみたり、
ねこ好きさんたちのハートをつかむ動きを
バッチリ抑えているところもニクいですね。
まだまだビジュアル的に開発の余地があるOpenCatのねこロボですが、
こんなロボットがおうちにいれば、飼い主さんの不在時に
愛猫ちゃんのいい遊び相手になってくれるかもしれません。
残念ながら、上の写真に登場するロン毛の美猫ちゃんは、
先月ルームメイトが引っ越してしまったとのことで、
今はロンジョンさんの家にはいないそうです。
かなりの美猫ちゃんなので、この先もOpenCatのマスコット的に
活躍してほしかったんだけどなぁ、残念!
でも、リアルにゃんこなしのロボット開発なんて、ありえませんからね。
ロンジョンさんには、これを機会に、新たなにゃんこをお迎えいただいて、
さらなる開発に取り組んでいただきたいですね♪
今のところ、まだOpenCatのプログラムは一般公開されていないようですが、
特許申請などの手続きは進めているようです。はっきりしたことは言えませんが、
オープンウェアとして公開される日も、そう遠くはないんじゃないかなぁ。
ねこねーさんはメカ的なことはまったくわからないのですが、
基盤萌えする理系マインドをお持ちの方は、
OpenCatのプロジェクトページものぞいてみてください↓
Arduino Project Hub:OpenCat
「ラズパイ」がなんなのかも、まったくもってよくわからない
テクノロジー音痴のねこねーさんでも、こういうロボットのニュースは、
なんだかちょっとワクワクします。
もちろん、リアルなお猫さまがいちばんですが、
aiboの対抗馬となるような本格的なねこ型ロボットにも
早いとこ登場していただきたいですね。
関連記事はこちら↓
Gigazine(2月28日):個人開発の「猫型自律ペットロボット」をキットで量産するプロジェクト「OpenCat」
TNW(3月5日):So, here’s a robotic cat you can 3D print
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