【カナダ発】 獣医さんが動画で説明!正しいねこの扱い方

ねこ雑学的な内容が大好物な「ねこねこNEWS」ですが、
たまにはリアルに役に立つ情報も取り上げようと思いまして、
本日は、海外で話題になっている獣医さん動画をご紹介しようと思います。

タイトルは直訳すると、
「プロっぽく猫を持ち上げる方法 – 獣医による猫の扱い方アドバイス」
(How to pick up a cat like a pro – Vet advice on cat handling.)

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出典:Helpful Vancouver Vet / CBC News

ご登場いただくのはカナダ・バンクーバー在住の獣医師、
ユーリ・バースティン氏です。
ちなみに上記の参考画像のかわいこちゃんは、
彼の別の動画に出演しているモデルにゃんこです。

今月1日にバースティン氏ご自身のYouTubeチャンネルにアップした
「How to pick up a cat like a pro – Vet advice on cat handling.」
(プロっぽく猫を持ち上げる方法 – 獣医による猫の扱い方アドバイス)
というタイトルの動画が、再生回数320万回越えの大ヒットに!

これといってエンターテインメント性が高いわけではない、
極めて真面目な動画なのですが、ねこ飼いさんたちが
本当に求めている動画は、きっとこういう動画なんだろうなぁ。

ドクター・バースティンによる丁寧な解説は、ねこねーさんも勉強になりました!
英語スピーチ全開の7分近い長尺動画なので、
なかなかに難易度が高いのですが、言葉を無視しても、
なんとなくわかってもらえるんじゃないかと思って、
本日のブログに採用させていただくことにいたしました♪

とはいえ、動画だけ貼り付けて終わりにするのは乱暴すぎるので、
例のごとく、スクリーンショットで本編のポイントだけ解説〜!

こちらの紳士が、バースティン先生です。
にゃんこモデルを引き受けてくれたのは、
黒白にゃんこのクラウディアちゃん(1歳)。

まず最初に、にゃんこの脇の下に手を入れて、ボディをぶらぶらさせたまま
持ち上げるのは、よくありません。

お猫さまに接するときは、自分の握りこぶしの匂いを嗅がせてから、
あごの辺りをこちょこちょします。ボディをなでなでして、
にゃんこを落ち着かせてから、片手を胸のあたりに、
もう片方の手をおなかに当てがって、持ち上げます↓

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それから自分の体に、お猫さまのボディを引き寄せて安定させ、
前足をこんなふうに手のひらの上に乗っけてあげると良いそうです↓

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これなら、猫パンチを浴びる心配もありませんね♪
にゃんこ自身の「逃げ出したい!」という気持ちも、
こうすることでなくなるようです。

爪を切ったり、薬をあげたり、単純にそこにとどまらせたいときには
なにはともあれ、にゃんこを上から手で押さえつけること↓

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英語では、「squish(押しつぶす)」って言葉を使っていますね。
これ、この動画のキーワードみたいですね。

タオルがあれば、タオルでお尻を包んで押さえつけてもいいようです。
一般的にお猫さまは、この押さえつけられた状態がハッピーなのだとか。

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そして、次は上級編とも言える「フットボール・キャリー」の説明です。
緊急事態で、超急いでにゃんこを運ばなくてはならないときに便利な方法です。

やり方は、とっても簡単♪
アメフト選手やラグビー選手がボールを抱えて走るような感じで、
お尻を正面に、頭を下向きにして、お猫さまを小脇に抱えれば、できあがり!↓

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ここでもやっぱり、自分の体ににゃんこのボディにsquishさせることが重要です。

ここで、にゃんこモデル交代!
クラウディアちゃんの次にご登場いただくのは、
プチメタボの男の子、パイレーツ君(14歳)です。

パイレーツ君は、「ショルダー・キャット」のデモンストレーションの特別要猫です。

パイレーツ君のように肩の上に乗るのが大好きな子は、
肩に乗せて移動させるのがいちばんみたいです。
ちょっと身をかがめるだけで、肩の上に自ら乗ってきてくれます↓

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もちろん「ショルダー・キャット」でも、squishさせることを忘れてはいけません。
自分の体ににゃんこのボディをぴったりと密着させていれば、
背中のほうに移動してしまったり、ひっかかれる心配もありませんからね↓

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この方法なら、ハーネスを着用すれば、このまま街中へお散歩にも出かけられます。

こちらが、ドクター・バースティンによる実際の解説動画です。
バースティン先生の素敵な笑顔も合わせてお頼みください↓
(英語字幕を表示させると、内容がわかりやすいかもです)

専門家による解説動画にしてはめずらしく、
この動画はカナダのニュース番組で取り上げられるほど注目されているようです。
番組では、ドクター・バースティンへのインタビューも放送されました↓

ねこねーさんはまだ見れていないのですが、
バースティン先生のYouTubeチャンネルには、ほかにも獣医さんならではの
にゃんこ関連のテクニックが紹介されています。
お時間のある肩は、ぜひそちらのほうもチェックしてみてください↓

YouTubeチャンネルHelpful Vancouver Vet

関連記事はこちら↓
CBC News(5月12日):Don’t know how to hold a cat? Vancouver’s YouTube vet offers pro tips
Globalnews.ca(5月14日):Vancouver veterinarian’s how-to video on cat handling goes viral

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