【ルーマニア発】ドラキュラ伝説の街から、ねこのミイラが…!

台風14号は、幸いにも日本上陸しないでくれそうですが、
ねこねーさんと4ニャンが暮らす関東地方は、終日どこも雨みたいですね。
この降り方だと、明日雨がやんだとしても、庭仕事は無理かなぁ。。

ぼちぼち、お庭のギンナンも落ち始めているので、この時期の週末に
庭仕事ができないのはツライんですけどねぇ。
でも、こんなときこそ、おうち時間を充実させねば!

ひさびさに動画配信サービスでホラー映画でも観たいところですが、
その前にブログのほうでも、そっち系のネタを披露しちゃおうかなぁ♪

モフ毛の天使に癒されたい方には、大変恐縮ですが、今日のねこネタは、
ねこねーさん大好物のミステリーもの。東欧の民家から発見された
お猫さまミイラにズームイン!

こちらのとぼけた顔をしているお兄さまが手にしているのが、
そのミイラ化しているにゃんこなのですが、足裏の肉球感まで伝わる
かなりいいコンディションの保存状態です↓

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Photo:The Irish Sun

ちなみに、このちょっと気になるメガネ男子は、にゃんこミイラの発見者ではなく、
英国のオークションハウス「ハンソンズ」のジム・スペンサー氏。
このお猫さまミイラは、今月13日に英スタフォッドシャーにあるジョージアン様式の
お屋敷、ビシュトン・ホールで開催されるオークションに出品される予定なのです。

実際に、このにゃんこミイラが発見されたのは、英国ではなく、
ドラキュラ伝説の街として知られるルーマニアのトランシルヴァニア地方。
ゴシック小説として名高いブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』には
ジョナサン・ハーカーという新人の弁理士が登場するのですが、
仕事でドラキュラ伯爵の城に招かれたハーカーが最初に訪れた地が、
このにゃんこミイラが発見された町、ビストリタだったりします。

こちらが長い間、お猫さまミイラが安置されていた実際のおうちのお写真です。
撮影した日の天気のせいもありますが、いかにも何かが隠されていても
おかしくなさそうなオーラを出しまくっている家ですね↓

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Photo:The Irish Sun

今回、このにゃんこミイラが発見されたのは、ヴァレンティンさんという
ベルリン在住のアーティストの方が、亡くなった祖母の家を訪れた時のこと。

遺品整理のために、兄弟のエイドリアンさんとふたりで
1921年に建てられたというおばあちゃんちへ向かった彼は、
地下室の大掃除をしていた時に、壁にあるヒビに目が止まったのだとか。
そして、その部分のブロックが緩んでいることに気づいたのです。

なんだかもう、これだけで、エドガー・アラン・ポーの『黒猫』みたいで、
ポー好きなねこねーさんは、ドキドキ&ワクワクが止まらないのですが、実際の
お写真をみると、かなりオカルトチックな雰囲気が漂っていることがわかります。

これが、地下室へと続く階段で…↓

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Photo:The Irish Sun

こちらが、実際のブロック塀の様子です↓

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Photo:The Irish Sun

こんな状況の中で、にゃんこのミイラが発見されたら、ねこ好き&ミイラ好きの
ねこねーさんでも、思わず悲鳴をあげてしまうかもしれません(苦笑)

ブロック塀の背後に隠し部屋か何かがあるに違いない、と思ったヴァレンティンさんは
ブロックをいくつか取り外し、その奥の空間を調べてみることに。すると、動物の
頭のようなもの見えたのです。さらにブロックを外していくと、明らかに猫族のものと
思われる全身が現れ…ヴァレンティンさんは、最初、トラのミニチュア像なのかと
思ったとのことですが、スポットライトを当てて、その物体の全貌を目にした時、
彼はなんとも言えない気持ちが湧き上がったといいます。

それでもまだ、彫刻かなにかだと思わざるを得なかったというヴァレンティンさん。
実際にそれが、ねこのミイラであることがわかった時、
彼の頭には、次なる疑問が浮かび始めました。
どうやったら、地下室の壁の後ろに猫のミイラを置くことができるんだろう?
この家の以前の持ち主は誰なんだろう?

たしかに、単なるお猫さまの死骸ならともかく、
こんな完璧なかたちのにゃんこミイラが壁の奥からでてきたら、
頭の中がハテナマークでいっぱいになってしまいますよね↓

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Photo:The Irish Sun

しかも、ルーマニアのトランシルヴァニア地方という場所柄からして、
ホラー好きならずとも、奇怪な意味合いを求めたくなってしまいます。

ヨーロッパでは、その昔、自宅の壁の中ににゃんこを埋めると魔除けになるという
お猫さまたちにしてみれば、たいそう気の毒な迷信が信じられていた時期があり、
このにゃんこミイラも、魔除の一種として隠されていたように思われるのですが、
実際のところは、どうなんでしょ?

お顔のアップ写真をみると、義眼風の詰め物も嵌め込まれているし、
立派なおヒゲもありますよね↓

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Photo:The Irish Sun

にゃんこミイラを明るい場所に移動させたヴァレンティンさんたちは、
地元の土地測量オフィスにも連絡し、おばあちゃんちの過去の持ち主の履歴を
調べることにしました。しかしながら、過去の情報は得ることができず、
地下室の壁の奥に安置されていたにゃんこミイラの謎は迷宮入りに。

ヴァレンティンさんは、次にまたおばあちゃんの家に行く時には、ほかにもなにか
ミステリアスなことがないか、すべての部屋をくまなく調査するつもりでいると
語っています。

冒頭写真に登場しているオークションハウスのジムさんによると、
にゃんこミイラはイギリス諸島や北欧、北米の建物の中で発見されることが
多いのだとか。お猫さまは、オバケや霊の存在に気づく能力があると信じられており、
魔女が家の中に入りやすい場所にミイラが置かれることがあったようです。
この家の場合は、それが地下室だったのでしょう。

にゃんこミイラのオークションでの取引額は、ガイドブックによると
800ポンドから1,000ポンド(約11万〜13.8万円)なのだそうな。
今回のこのミイラは、最高1,200ポンド(約16.5万円)くらいまでの値がつくのでは?
と予想されている模様。お猫さまのミイラというだけでもミステリアスなのに、
今回はトランシルヴァニア地方のミイラで、箔がついていますからね。

ちなみに、こちらはビストリタの街の風景。いかにも東欧らしくて、
夜になるとホウキにまたがった魔女が空を飛んでいそうな雰囲気です↓

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Photo:The Irish Sun

ハロウィンも近いことだし、今回のにゃんこミイラは、オークションの目玉商品に
なりそうですね。長い間、地下室の壁の奥で静かに眠っていたミイラにゃんこも
いきなり注目を浴びて驚いているんじゃないかな?
大枚をはたいた新しいオーナーさんも、きっと大切にしてくれると思うので、
ミイラにゃんことしての次なる猫生(?)をしあわせに送っていただきたいですね。

最後におまけとして、にゃんこミイラの本場、エジプトの動画もご紹介♪
昨年11月にエジプトのサッカラ遺跡で、めずらしいライオンの子どものミイラが
発見された時の映像です。ライオンのミイラ以外にも現地で発掘されたものと
思われるにゃんこ像(ミイラ入り?)の姿も拝むことができます↓

エジプト文明のにゃんこたちの神々しさは、格別ですね!
あー、実物を現地まで拝みに行きたい!!!
(個人的には、動画の中で青シャツのおじさまが熱弁していた
スカラベのミイラに興味津々ですがw)

ミイラに想いを馳せながら、今日は4ニャンといっしょに
おうちでハロウィンの飾り付けも進めたいなぁ♪

関連記事はこちら↓
The Irish Sun(10月9日):SCAREDY CAT Mystery as mummified cat fis ound buried in wall of late grandmother’s home by artist grandson in Transylvania
ナショジオニュース(2019年12月9日):発見!子ライオンの希少ミイラ ファラオのペットか

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