反骨の猫絵マスター・映画『ミリキタニの猫』
今日は9月11日、
はい、2001年にアメリカ同時多発テロ事件が起きた日ですね。
日本では震災以降、「311」ばかりが取り上げられるようになって、
今日も「311から1年半」と報道されることのほうが多そうですが、
ねこねーさんは「911」の衝撃が今でもくっきりと脳裏に焼き付いています。
「911」の日は、ちょうどロンドン留学中で、
子猫のアンチョ先生をお迎えしたばかりだったんですよ。
体育座りしたヒザの上にちびっこアンチョを乗っけながら、
テレビの生中継を固唾を呑みながら見守っていた記憶があります。
本日の「ねこねこNEWS」は、そんな思い出を忘れないためにも、
「911」絡みの映画をご紹介しますね。もちろん「猫」映画です。
アンチョ先生、ご紹介よろしくお願いしまーす♪
ねこ好きさんは、もうご存知ですかね?
2006年制作の米ドキュメンタリー映画『ミリキタニの猫』
今でもたまにCSチャンネルで放送されたりしてるのかな?
タイトルの「ミリキタニ」、おまじないの言葉っぽい響きですが、
これは実在する日本人の名字「三力谷」。
映画の主人公である日系二世の元路上画家、三力谷勉さんのことなのです。
「911」のテロ事件がきっかけで、この映画の監督である
リンダ・ハッテンドーフさんと共同生活を送るようになったミリキタニ氏。
彼の波瀾万丈な人生に焦点を当てたドキュメンタリーなのですが、
まずは映画の予告編を観ていただいただくと、理解が早いかな?
映画のオフィシャルHPはこちら▶ ミリキタニの猫 | the Cats of Mirikitani
※HP画面が文字化けする場合は、文字エンコーディングを変えてみてください。
どちらかというと、ミリキタニ氏という人間に密着した映画なので、
にゃんこの登場シーンは少ないのですが、映画のタイトルにあるように
この一風変わった天性のアーティストは、猫絵の名手なのです。
ねこねーさんが持っているDVDには、本もついているのですが、
ミリキタニ氏が描いたにゃんこの絵も掲載されています↓
とてもやさしい線と色づかい…豊かさとは無縁の路上生活を送っていた老人が
描いた絵とは思えないほどの、あたたかさが満ち満ちています。
ドキュメンタリーの内容については、詳しくは書きませんが、
興味のある方は、ぜひ一度観てみてください。
秋の夜長にじっくりと鑑賞したい、心に沁みる真実の物語です。
マイナー系のドキュメンタリー作品なので、
レンタルDVD屋さんで置いているところは少ないかなぁ?
ねこねーさんは、どうしても観たくてAmazonで買っちゃいました。
(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)
ミリキタニの猫[DVD]
出演:ジミー・ツトム・ミリキタニ、
ジャニス・ミリキタニ、ロジャー・シモムラ
監督:リンダ・ハッテンドーフ
販売元: アップリンク
DVD発売日: 2008/07/04
時間: 74 分
ミリキタニの猫(DVD付)
(アップリンクDVD選書)
単行本: 63ページ
出版社: 河出書房新社 (2008/7/5)
発売日: 2008/7/5
【注意】
Amazonでは上記の2つの商品がそれぞれ別に掲載されていますが、
商品写真は帯があるかないかの違いだけで、同じ商品っぽいんですよね。
でも、上のほうの説明は本なしのDVDだけみたいだし、価格も妙に高い???
ねこねーさんがAmazonで購入した時は、本付きのDVDがほしくて買ったら、
本なしの商品が送られてきて返品する羽目になりまして…
商品説明がちょっと怪しいので、購入する前には念のため、
問い合わせてみた方が無難かも?
ジミー・ミリキタニ氏の作品集も出版されています。
これもそのうち入手したいなぁ…↓
マサ・ヨシカワ(編著) (著, 編集)
ジミー・ツトム・ミリキタニ(画・文) (イラスト)
大型本: 120ページ
出版社: 武田ランダムハウスジャパン (2007/8/30)
発売日: 2007/8/30
(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)
じつはですね、画集はまだ手元にないんですが、
原画は入手済みだったりして…
わが家には「ミリキタニの猫」ならぬ
「ミリキタニの虎」と「ミリキタニの蛙」がいます(笑)
ねこねーさんちの階段ギャラリーに、ばっちり額装して飾ってありまーす♪
どうしてあるのかというと、えーと、それは、
ねこねーさんが、またまた大人買いしちゃったわけでして。
あはは…もうそれ以上は聞かないで(笑)
トラさんのほうは、旅行会社か何かのポスターの裏に描かれているんですよ。
なので、たぶん本物だと思います。
ホントは猫絵がほしかったんですけど、このトラさんもいいでしょ?
トラのくせにやさしいおめめで、ちょっと猫っぽい。
円山応挙の虎みたいで、愛嬌がありますよね。
蛙のほうは、これ、毒蛙ですね(笑)
簡単にササッと描いたような作品ですが、気に入ってます。
DVDの本の中にも、トラの絵はでているんですよ。
このトラさんも、やっぱりどことなく猫っぽいですね↓
DVDを買うなら、やっぱりこのDVD選書がいいと思います。
アンチョ先生も別の意味で気に入ってるみたいです(笑)↓
赤いベレー帽がトレードマークのジミーさん、今年で92歳なのかな?
展覧会等もたまに開催されているようですし、反骨のアーティストは
まだまだ健在のようですね。
「911」がきっかけで注目を浴びるようになったジミーさん、
これからも、ステキなにゃんこの絵を描き続けてくださいね。
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