【追悼】わさびちゃん&ホーマーくん
本日の「ねこねこNEWS」は、困難にめげず精一杯、
前向きな猫生を生き抜いて、多くの人間たちに惜しまれながら
先日お星さまになった2にゃんの追悼特集です。
まずは、昨日Facebookページのほうでシェアさせていただいた件から。
8月11日の記事でご紹介した子猫のわさびちゃんが今週の火曜日、
獣医さんの渾身の治療も功を奏せず、短い生涯の幕を下ろしました。
Photo:@jessiepon
飼い主さんのTwitter投稿によると、嘔吐をするなど体調を崩し、
わさびちゃんは26日に病院へ。そのまま危険な状態で緊急入院となり
集中治療を行いましたが、元気におうちへ戻ってくることはできなかったようです。
飼い主さんと二人三脚ならぬ一人一匹五脚(?)で頑張ってきたわさびちゃん、
担当医の獣医さんも頑張ってくれたみたいですが、きっとお空の上の
お仲間たちからのお誘いを断りきれなかったのかなぁ。
虹の橋の向こうでは、カテーテルなしで美味しいごはんを
思う存分食べまくって、そうしてケガや病気と戦う地上のみんニャを
そのクリクリのおめめで見守ってほしいなぁ。。。
わさびちゃんと飼い主さんの愛の軌跡は、Twitterの投稿をご覧ください:
わさびちゃんの訃報について探ろうをネット検索をしていたら、
もうおひとかた、虹の向こうへと旅立った有名にゃんこの存在に気づきました。
それは、本にまでなった盲目の黒猫、ホーマー君↓
Photo: Homer the Blind Wonder Cat
去年の秋から腸の疾患に苦しみ、闘病生活を続けていた彼は、
16歳のお誕生日を迎えたばかりでした。しかし、飼い主さんは今月の21日、
疲れきってしまった愛猫ちゃんを前に安楽死の決断を下しました。
今年のはじめには、一時期回復の兆しがみられたようなのですが、
夏になってから症状が悪化し、ホーマー君の体力も限界を迎えていたようです。
1日でも1秒でも長く生きていてほしいと願う飼い主さんにとては、
愛あればこその苦渋の決断だったのだと思います。
ホーマー君の悲しい最期を看取ったのは、彼との暮らしについての本を出版した
ニューヨーク在住のグウェン・クーパーさん。
彼女の著書”Homer’s Odyssey: A Fearless Feline Tale,
or How I Learned About Love and Life with a Blind Wonder Cat.”は
22カ国語に訳されるベストセラーになりました。
Homer’s Odyssey: A Fearless Feline Tale,
or How I Learned About Love and Life
with a Blind Wonder Cat
(Thorndike Paperback Bestsellers) [Large Print]
Gwen Cooper(著)
Large Print Pr; Lrg版 (2010/9/7)
[ペーパーバック]
(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)
もちろん、日本語版もありますよ♪
ねこねーさんも早速、Amazonでいちばんお安い古本をポチらせていただきました↓
グウェン クーパー(著)
高里 ひろ (翻訳)
早川書房 (2010/5/21)
[ハードカバー]
(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)
まだ未読なので、日本語版のAmazonページの内容紹介を
まるっと引用させていただきます:
3匹目の猫なんて、飼えない。グウェンはそう思っていた。なにしろ、恋人と別れたばかりで、友だちの家に居候している身なのだから。だけど、目を失った生後4週間の子猫に出会ったとたん、グウェンの心は奪われてしまった。探求の旅に出た英雄オデュッセウスの物語をうたった盲目の詩人ホメーロスから、グウェンは子猫をホーマーと名づけた。目が見えないのだから臆病で甘えん坊の猫になるとみんなが言ったけれど、そんなことはなかった。つらい経験をしてきたはずなのに、ホーマーはだれにも負けないほど勇敢でやんちゃで、だれとも仲良くなる愛情豊かな猫だ。同時多発テロ事件の直後、マンハッタンのアパートで閉じ込められたホーマー。侵入者に立ち向かい、グウェンを守ったホーマー。彼が示した愛情と忠誠心、どんな困難も乗り越えていく姿に勇気づけられて、グウェンは少しずつ自分の人生を変え、幸せをつかんでいく…。猫好き必読の感動の物語。
最近はロンドン在住の元ホームレスにゃんこのボブくんとジェームズさんの本が
ベストセラーとしてよくメディアで取り上げられておりますが、
ねこ関連本の名作ノンフィクションは、まだまだ沢山ありそうですね。
これを機に、世界のにゃんこノンフィクションについても探ってみようかな。
こちらは4年前にYouTubeにアップされたホーマーくんの映像。
著者のグウェンさんが、愛猫ホーマー君について語っているインタビューです:
ホーマー君との暮らしについて綴ったこの本の収益金の10%は、
動物保護団体へ寄付されるようです。日本語版はどうなのかな?
あ、ねこねーさんはどっちにしても古本を買ってしまったので、
貢献できていませんね…(苦笑)家計に余裕がある方は、ぜひ新刊本を!
ホーマー君の訃報を伝える記事(英語)はこちら↓
MNN(8月27日):Homer, the blind cat who inspired a bestseller, has died
ホーマー君のFacebookページは、
盲目にゃんこの飼い主さんたちからのお悔やみの言葉に溢れています↓
Facebookページ:Homer Blind WonderCat
ホーマー君の16年間の猫生も、きっと、ホーマー君と出会えて輝いた
グウェンさんの人生と同じように幸せだったのだと思います。
病魔に倒れてしまったのは残念だけど、どうぞ天国でやすらかに。
にゃんこの先輩として、わさびちゃんのことも頼みますよー!
今日はふたつの訃報をお伝えしなくちゃ…と、
めずらしくブルーな気持ちになっていたねこねーさんですが、記事を書いているうちに
2にゃんから勇気をもらったみたいで、前向きパワーが溢れてきました(笑)
クリクリおめめのわさびちゃんのことも、
おめめをつぶった思慮深いお顔のホーマー君のことも、
ねこ好きさんたちは、けっして忘れませんからね。
障がいや病気に立ち向かうにゃんこたちのパワーを見習って、
人間たちも元気はつらつ頑張りましょー!
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