上野のコパンダちゃん、安らかに…

by ねこねーさん · 公開済み 2012年7月12日 · 更新済み 2021年5月22日

昨日の夜のこと。
ねこねーさんがおうちに帰ると、
アンチョ先生のお誕生日プレゼントのキャットタワーの上で
わが家のビボーの乙女、ビビアンちゃんが、めずらしくため息なんかついちゃって…

ビビちゃん、どうしたの？　もうすでに夏バテモード？

うん、そうだよね。ねこねーさんも、ビビちゃんとおんなじ気持ち。
上野動物園のコパンダちゃんが、お星さまになってしまったニュースは、
ほんとうにとってもとっても残念でなりません。

でもね、パンダちゃんって、
お母さんパンダの600分の1から700分の1の体重しかない超未熟児な状態で
生まれてくるから、生まれてしばらくの間は、残念ながら、
お星さまになっちゃう確率がものすごく高いんだって。

ビビちゃんみたいなニャンコの場合、
子猫ちゃんはママねこの体重の30分の1くらいだから、全然違うよね。

詳細はmsn 産経ニュースの7月11日の記事へ:
繁殖の難しさ痛感　生後１週間以内に死ぬ確率６～７割

上野のコパンダちゃん、最期はママのおなかの上にいられて幸せだったね。
お母さんパンダのシンシンちゃんも、初めての赤ちゃんと短い間だったけど、
しあわせなときを過ごせてよかったよね。

いちばん辛くて悲しいのは、きっと上野動物園のスタッフのみなさん。
連日、徹夜状態でお世話して、ハラハラしながら観察し続けて、
それでもやっぱり、運命のいたずらで、天に召されちゃったりする。
どんなに頑張っても、そういうことって、起こりえる。

ねこねーさんも、今までいろんな生き物くんたちのお世話をしてるから、
そういう悔やんでも悔やみきれない感じって、すごくわかる気がするんだよね。
もちろん、絶滅危惧種のパンダちゃんと比べるのはなんだけど、
ニャンコもわんこも鳥さんも、同じ命だからね、命の尊さも、命の危うさも、
自分の手でお世話してる人にしかわからないものがあるよね。

今年の2月に公開された未熟児パンダのドキュメンタリー
映画『51（ウーイー）世界で一番小さく生まれたパンダ』、映画館で観損ねて
すっかり忘れちゃってたんだけど、今とっても観たい気分。

連休中にDVDレンタルできるかなぁ。そしたら、ビビちゃん、いっしょに観ようね♪