リントン動物園の名ベビーシッター、安らかに。

あっというまに2013年の最初のひと月は過ぎ去って、
今日から、もう2月。

今年は例年以上に、あっけなく1月が過ぎてしまったような。
年を重ねるごとに、月日の移り変わりが加速しますね…やだわ、ホント。

新しい月のはじめには、旬なにゃんこの最新情報でもお伝えしたいところですが、
本日の記事は、3週間ほど前にお星さまになった、
アーニーくんという茶トラにゃんこのお話です。

彼は、英国のイングランド東部、ケンブリッジシャー州のリントン動物園で
正式に飼われていた元野良にゃんこ。2000年に園内に迷い込み、
以来、動物園で飼われている他の2匹のにゃんこといっしょに
園内での暮らしを楽しんでいたようです。

俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんの愛称から
「アーニー」名付けられた彼は、動物園の訪問者をおもてなししたり、
ねずみを追い払ったり、元気がない人間たちを励ましたり、
動物園にゃんことしての日々の任務を遂行しておりました。

数ある彼の仕事の中で、世間の注目を集めるようになったのが、
育児放棄にあった動物園の動物たちのベビーシッター。

これが、在りし日のアーニーくんのお写真です。
あ、もちろん手前じゃなくて、奥にいるのがアーニーくんですよ↓

Farewell_Arnie1_020113

手前のでっかい猫族は、彼の大のお気に入りのライオンの赤ちゃん。
にゃんこのアーニーくんは、動物園で飼育されている4頭のおとなライオンと、
彼らの子どもたち数頭の乳母役をこなしたのだとか。

Farewell_Arnie3_020113

ふくろうのベビーちゃんのお世話もしたのかな?
動物たちのベビーシッター役は、きっと彼の天職だったんでしょうね↓

Farewell_Arnie2_020113

動物園のねこベッドでアーニーくんが静かに息を引き取ったのは、先月9日。
いつものように園内のパトロールで動物たちにあいさつをした後、
眠るように安らかに天国へ旅立っていったということです。

動物園のFacebookページにその追悼記事をアップしたところ、
その悲報は海を越え、アメリカのMSNのニュース記事として取り上げられ、
大きな反響を呼びました。

ねこねーさんも、もっと早く取り上げたかったのですが、
ニュースに気づくのが遅れて、月ヅレのお知らせとなってしまいました。
日本でも遅ればせながら「ねこねこNEWS」で追悼させていただきます。

以下、英語になりますが、関連記事のリンクです:

Linton ZooのFacebookページの追悼記事:Farewell Arnie

BBC News Cambridgeshire(1月29日):Linton Zoo’s ‘baby-sitting’ cat Arnie receives ‘global’ tributes after death

Haverhill Echo
(1月31日): Global tributes to late Linton Zoo cat

アーニーくん、どうぞ天国でやすらかに。
今度生まれ変わってくるときは、もしかしたら、にゃんこじゃなくて、
たてがみが立派なライオンさんになるのかな?

thankyou5.jpg

*ご訪問ありがとうございます*
「ねこねこNEWS」は毎日更新、奮闘中!

以下の3つのブログランキングに参加しています。
更新の励みに応援クリックしていただけると
とてもうれしいです。

★ランキング 参加中★ 今日もポチッとお願いします!
 にほんブログ村 猫ブログ 猫情報へ 人気ブログランキングへ

クリック募金 応援中 こちらもポチッとお願いします!

The Animal Rescue Site

左のバナーのリンク先TOP画面の
Click Here to Give – it’s FREE!
と書いてあるところをクリック!
あなたの代わりに、米国の動物愛護サイトのスポンサーが
シェルターに保護された ねこちゃん&わんちゃんの
ごはん0.6杯分を寄付してくれます。

0

おすすめ