ハイキング大好きな盲目にゃんこ、ハニー・ビーちゃん
日々、ネットのねこ関連ニュースを探ったり、ねこブログを拝見していると、
世の中にはわんこのようにお散歩するのが好きなねこちゃんが
結構多いことに気づかされます。
そして、おててがなかったり、おめめが見えないなど、
障害を持ちながら元気いっぱいに暮らしているにゃんこも、
これまた少なくありません。
でも、そのどちらの条件も兼ね備えているにゃんこは、
そうめったにお目にかかれないのですが…
フィジー共和国の保護施設出身のハニー・ビーちゃんは、
そんなちょっとめずらしい盲目のハイキングにゃんこなのです↓
Photo:Washington Trails Association
ワシントン・トレイル協会(Washington Trails Association)が行った
飼い主のサブリナ・アーシン(Sabrina Ursin)さんへのインタビューによると、
サブリナさんがホリデー先のフィジーで3日間、ボランティアとして動物保護施設で
働いていた時に出会った運命のにゃんこが、この全盲のハニー・ビーちゃんでした。
生後1年ほどだった人懐こいハニー・ビーちゃんを
そのままにして帰国するのはしのびなく、アーシン夫妻は思い切って
今年1月、シアトルの自宅に彼女をお迎えすることにしたそうです。
まずはお庭のお散歩から始めたハニー・ビーちゃんの外歩きは、
その後、シアトルの公園へ発展。さらに今年の夏には、さらに遠出して
ハイキングを楽しむまでになりました。
Photo:Washington Trails Association
車に乗ることが嫌いなハニー・ビーちゃんのことを想い、
ハイキング先はシアトルから車で1時間以内。
歩き疲れた時には、パパであるジョナサンさんのバックパックの上に
乗っけてもらってひと休み。これなら楽チンでいいですね♪↓
Photo:Washington Trails Association
ハニー・ビーちゃんは、視力は奪われてしまっているものの、
その他の五感は感度抜群!
歩きながらにおいを嗅いだり、人の声や動物たちの鳴き声に耳を傾けたり、
穴を掘ったり、足の裏で森の中の様々なテクスチャーを感じとってみたり…
時には、木や石をなめて自然を堪能することも。
彼女にとって、新しいものは、すべてエキサイティング!
それが郵便で届いた小包であっても、初めて訪れた場所であっても、
同様に好奇心が刺激されるのです。
様々なところへ連れて行ってもらっているハニー・ビーちゃんですが、
どうやらシアトル郊外のメイソン湖でのハイキングが
いちばんのお気に入りのようです。
パパさんといっしょにハイキングの記念写真も。
なかなか可愛く写ってますよー♪↓
Photo:Washington Trails Association
こちらが、そのメイソン湖でのハイキングの様子を撮影した動画です。
マイペースで歩くハニー・ビーちゃんに歩調を合わせるパパさん。
そのゆっくりめの歩みに、優しさを感じますね↓
ハイキング以外の動画もいくつかご紹介しておくと、
おうちのスクラッチ・ポールに登頂してみたり…↓
旅先の丸太小屋を探検してみたり…↓
ハロウィーンには巨大かぼちゃの群れを征服してみたり…↓
目が見えないことを物ともせずに、元気いっぱいの冒険家です♪
聴覚や嗅覚、アンテナ代わりのおヒゲの感度が発達しているにゃんこにとって、
目が見えないことは、それほど深刻な障害ではないのかもしれませんね。
盲目だからという理由で里親さんが見つからないねこちゃんたちにも、
ハニー・ビーちゃんの動画を観た人たちから救いの手が伸びれば良いな。
キラキラ輝くおめめがなくても、
にゃんこのハートはいつもキラキラ輝いていますから♪
盲目にゃんこに幸あれ!ですよー!
関連記事はこちら↓
The Seattle Times(11月17日):Not every day you meet a hiking cat, and a blind one at that
Washington Trails Association(11月14日):Meet Honey Bee, the Blind Hiking Cat
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