ねこカフェ…じゃなくて、ねこパブ in 英ブリストル

お天気下り坂の金曜日。みなさま、いかがお過ごしですか?

ねこねーさんは、早速昨日あたりから風邪を引き始めてしまって、
今日も朝からのどがイガイガ…今週末はひさびさにお友達と
お出掛け予定があるので、こじれる前に治しちゃいたいんですけどねぇ。

なので、今日は寄り道しないでまっすぐ帰ったほうが良さそうなのですが、
金曜なので、夜は気の合う仲間と居酒屋で一杯♪という方も多いのかな?

そんなわけで、「ねこねこNEWS」も花金(死語?)バージョン!
居酒屋で暮らすにゃんこたちに焦点を当ててみたいと思います。
といっても、日本の居酒屋ではなくて、英国バージョンの居酒屋、パブです。

英国には、たいていどの町にも、地元の人たちが集うパブがあって、
パイントグラスでビールを飲むのが定番になっているのですが、
通常のパブに集うのは、普通はお客さん、つまり人間です。

ところが、イギリス西部の港湾都市、ブリストルにある “Bag ‘O’ Nails” という
名前のパブでは、まず目につくのが、店内の至る所にいるお猫さまたち。

ここ1、2年のうちに世界各地に続々と日本にあるような「ねこカフェ」が
オープンしていて、英国にもすでに何店が「ねこカフェ」があるのですが、
この “Bag ‘O’ Nails” は「ねこカフェ」ではなく、典型的な英国の由緒正しい「パブ」
…なのにもかかわらず、なんと15匹ものにゃんこが、にゃんこスタッフとして
お客さまをお迎えしてくれるのです。

こちらが、”Bag ‘O’ Nails” のねこ好き店主のルーク・ダニエルズさんと、
彼のお店に勤務するにゃんこスタッフたちです↓

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Photo: Simon Galloway / BristolPost

ルークさん曰く、「一時は24匹いたこともあるんだけど、さすがに多すぎたね」
いや、15匹でもかなりのもんだと思いますが…ねこカフェ並みの頭数ですよ!
ちなみに、ねこスタッフは全員、この店生まれだそうです。

カウンターの上には、もちろん、にゃんこ↓

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Photo: Simon Galloway / BristolPost

また、にゃんこ…↓

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Photo: Simon Galloway / BristolPost

またまた、にゃんこ…↓

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Photo: Instagram/marques

という感じで、まさに、にゃんこ天国♪
この子たち、お客さんが来たら、ちゃんとどいてくれるんでしょうか?(笑)

サラリーマンのおじさまたちで溢れかえる日本の居酒屋と違って、
英国のパブは、日本人の目には、どことなくオシャレな雰囲気に見えますね。
ビールではなく白ワインを飲む美女がいたりして、
その背後には美猫ちゃん、そして、なぜか扇風機(笑)

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Photo: Instagram/malloryman

落ち葉が舞い散る窓の外の景色を眺めながら、
赤ワインを飲みながら、にゃんこをナデナデ♪↓
これなら、昼間から飲んでも後ろめたい気分にはなりません(笑)

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Photo: Instagram/calumcochranephoto

もちろん、接客係のにゃんこたちへのボーナスも忘れてはいけません。
っていうか、やっぱりカウンターは、お猫さまのものなんですね。。↓

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Photo: Instagram/amillionredroses

ボーナスついでに、ビールも一杯…っていうのは、ダメですよ!
お猫さまにアルコールは厳禁ですからっ!↓

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Photo: Instagram/adambraunton

食品衛生上、どうなんだ?って話もありますが、英国と日本ではルールが違うので
営業上問題があるのかどうかについての詳細はわかりませんが、
少なくとも、猫アレルギーの人は、このお店に入れませんね。。

一方で、にゃんこの視点に立ったご意見としても、
「問題あり」の声が上がっているようです。

RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)は、パブでねこを飼うことに否定的。
動物の福祉と安全を第一に考える同協会のスポークスパーソンによると、
「ねこによっては知らない人に触られるのが好きではない子もいますし、
たくさんのねこをひとつの狭い場所で飼養することは、おすすめできません」
とのご意見のようです。

ということは、RSPCA的には「ねこカフェ」もNGなのかな?

RSPCAのダメ出しは続きます…

「アルコールはねこの体に害を及ぼすため、
店の客がねこにお酒をあげる行為も推奨できません」

「ペットとふれあいたいのであれば、(パブに行くのではなく)
最寄りの保護施設に行って、里親募集中の子たちに会ってほしい」

たしかに、酒場ににゃんこが入れば、思わずお酒をふるまってしまう
お客もいるだろうし、お酒じゃなくても、塩味の強いおつまみとかを食べてしまう
可能性も高いわけで、店の混雑時には、お店の人の監視の目も
届かなくなりそうなので、いいことだけとは言えなそうですね。

うーん、でも、ねこ好きさん天国のこのお店は、ぜひこのまま
ねこスタッフをキープしていただきたいし…

英国でも「ねこカフェ」の認知度は上がっているようなので、
この際、”Bag ‘O’ Nails” の分館として「ねこカフェ」もオープンさせて、
10匹のにゃんこは「ねこカフェ」勤務、残りの5匹を「ねこバプ」勤務にして
シフトを組んでみたらいかがでしょうか?

って、そんな簡単にはいかないかな(笑)

ねこねーさんが英国に留学していた時に、こんなパブが近くにあったら、
絶対に入り浸っていたと思うんだけどなぁ。

古き良き英国のパブに、お猫さまはよく似合います。
それに、なによりも、ねこ好き+飲んべえ代表の意見としては、
にゃんこがいるところでほろ酔い気分になれるなんて、しあわせすぎますから。

家飲み派のねこねーさんは、風邪っぴきなことだし、今日も仕事が終わったら
早めにおうちに帰って、4ニャンを肴にほろ酔い気分を堪能させていただきます♪

関連記事はこちら↓
BristolPost(11月11日):Cat lovers’ heaven: The pub where you will be joined by 15 moggies
Mashavle(11月12日):This is what the inside of a British cat pub looks like
The Telegraph(11月12日):There’s a ‘cat pub’ in Bristol – and the RSPCA aren’t impressed

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