長いことはいいことだ！【その1】牙が長い黒猫、モンク君

by ねこねーさん · 公開済み 2016年11月8日 · 更新済み 2021年5月30日

今日と明日は2日続けて、ちょい古ネタのご紹介。
先月末から今月にかけてニュースサイトで取り上げられていた
注目のにゃんこたちに、遅ればせながら焦点を当てたいと思います。

最新のねこネタを取り上げ損ねたときには、そのままスルーしてしまうことも
しばしばあるのですが、この2ニャンは、いずれもかなり個性的！
「ねこねこNEWS」のにゃんこアーカイブに入れておきたいと思いまして
採用させていただくことに♪

しかも、2ニャンとも、「長いモノ自慢」のにゃんこなのです。

まず1匹目、本日ご登場するのは、
米ニューヨーク州ロングアイランドにお住まいの黒猫のモンク君です↓

Photo：Instagram

彼の「長いモノ自慢」はなんなのか、もうおわかりですね？
そうです、お口の中に収まりきらない牙、
長ーい犬歯がチャームポイントなのです。

牙がチャームポイントのにゃんこと言えば、「ねこねこNEWS」では
過去にラザロ君やロキちゃん、グリフィン君なんていう子たちを
ご紹介してきましたが、ラザロ君とグリフィン君は、
下顎の犬歯が飛び出たブルドッグ型でした。

ロキちゃんだけがドラキュラタイプの牙をお持ちでしたが、
今回ご紹介するモンク君も同じタイプ。
でも、ロキちゃんの牙よりも、さらに長くて立派です。
しかも、黒猫ちゃんなので、
白い牙と黒いモフ毛のコントラストが絶妙なんだなぁ♪

黒猫＋バンパイアのルックスのにゃんこなんて、まさにハロウィンにぴったり！
先月末にご紹介したかったお猫さまです。

Vampire Cat Monk & Beanさん(@monkandbean)が投稿した写真 – 2016 9月 3 6:27午前 PDT

飼い主のニコール・リエンジー（Nicole Rienzie）さんがモンク君と出会ったのは
数年前の運転中。母親とドライブをしていた時にクルマの前に飛び出してきたのが、
当時、過酷な野良ねこ生活を送っていた子猫のモンク君だったのです。

幸い、ニコールさんのクルマは、目の前に飛び出してきた小さな黒いモフ毛の弾丸を
避けることができ、そのやせ細ったモフ毛のかたまりは、無事にニコールさんに
保護されたのでした。

保護当初のモンク君の歯は、ごく普通のにゃんこの乳歯だったようですが、
永久歯に生え変わった頃、ニコールさんは愛猫ちゃんの歯が
他とはちょっと違うことに気づきます。犬歯がやけに長いのです。

Vampire Cat Monk & Beanさん(@monkandbean)が投稿した写真 – 2016 8月 25 3:52午後 PDT

通常、一般的な大人にゃんこの犬歯の長さは1センチほどなのですが、
モンク君の犬歯は、どうやら2センチ近くもあるようです。
まさに通常サイズの2倍の長さ！ここまで長いと立派な牙ですね♪

Vampire Cat Monk & Beanさん(@monkandbean)が投稿した写真 – 2015 11月 17 9:55午前 PST

あまりの長さに、飼い主のニコールさんは、モンク君が病気なんじゃないか、
ごはんが食べづらいんじゃないか、といろいろと心配になって、
動物病院に相談してみたようですが、診断結果は、いたって健康！
獣医師曰く、犬歯が長くても特に問題はないそうです。

見た目のインパクトから、お散歩途中に、
通りすがりの人に写真を撮られることも多いモンク君ですが、2013年に
ニコールさんがInstagaramに写真を投稿し始めてからは、ますます注目の的に。
モンク君の写真を見た人の中には、彼の牙はPhotoshopで加工したものなのでは？
と思う人も少なくないようです。

ニコールさんは黒猫ちゃんとご縁があるのか、モンク君を保護した1年後に、
別の黒猫ちゃんをお迎えすることになります。その子は、ニコールさんの
元同僚のパティオの床下に住んでいた子で、名前をビーン君といいます。

モンク君は一目でビーン君のことが気に入り、
すぐに仲良くなることができたようです。

こちらは2ニャンいっしょにお散歩している時のお写真かな？
ふたりとも、赤いリードが黒いモフ毛に映えて素敵ですね↓