ホームレス支援の資金集めは、にゃんこにおまかせ！
連休はじまりの本日は、ねこねーさんは早速お疲れモード。
結局、昨日はまたもやお仕事で終電帰りになってしまって、
今朝はお昼近くまでガッツリ寝まくってしまいました。。
週末なので、おうちのにゃんこの近況をお伝えしたいところですが、
時間もないので、本日は手っ取り早く海外ネタで更新です。
日本には「猫に小判」ということわざがありますが、その意味は
「貴重なものを、その値打ちがわからないにとに与えても意味がない」ということ。
でも、この写真のロン毛にゃんこは、目の前に散らばるお札の意味を
きっとわかっているんじゃないかなぁ？↓
Photo：ABC News
お金を前にしてドヤ顏をキメているこのイケニャンは、
米オクラホマ州在住のサー・ワインズ・ア・ロット（Sir Whines a Lot）君。
日本語に訳すと「愚痴を吐きまくる卿」という、
ちょっと変わったお名前のにゃんこです。
変わっているのは名前だけではなくて、その行動も。
道路に面したオフィスの入り口付近に鎮座しているワインズ・ア・ロット卿は、
ガラスドア越しにお金をねだる技を習得しているのです。
こちらがその証拠写真↓
Photo：ABC News
街ゆく人がガラスドアの隙間からお札を差し込むと立ち上がって、
前脚2本で上手にキャッチして受け取ることができるのです。
ワインズ・ア・ロット卿が待ち構えているガラスの入り口には、こんな貼り紙が↓
Photo：ABC News
注意：ドアの隙間からお札を差し込むと、にゃんこがキャッチします。
ー にゃんこはもらったお金をすべてTulsa Day Center for the Homelessへ寄付します ー
にゃんこ曰く「ドアの隙間に1ドル紙幣を差し込めば、いいことがあるんだニャ」
ワインズ・ア・ロット卿の飼い主さんであるマーケティング会社の社長、
スチュワート・マクダニエルさんは、ある日、父親からの電話で、
愛猫ちゃんのおねだり技について知りました。
「なんで会社の床にお金が散らばっているんだ？
ガラスドアの隙間の近くに少なくとも5ドルはあるぞ」
誰が最初にワインズ・ア・ロット卿にお金を与えたのかは不明とのことですが、
ガラスドア越しににゃんこと遊びたかったねこ好きさんが、面白半分にドアの隙間に
お札を差し込んで、まんまとお札をワインズ・ア・ロット卿に奪われてしまったのが
最初なのでしょう。
たしかに、こんな可愛いにゃんこがガラスドアの後ろで待ち構えていて、
そのそばにお札が散らばっていたら、自分でも試してみたくなりますからね。
日本と違って、お札は1ドル（約110円）からありますから、にゃんこと遊ぶために
ねこカフェに出費するよりは、よっぽど安くあがります。
スチュワートさんは、この現象を面白がって、
お母さまと妹さんといっしょにワインズ・ア・ロット卿が集めたお金を
ホームレス支援団体に寄付することを決めたそうです。
残念ながら、おねだりの現場をとらえた動画はなかったのですが、
ワインズ・ア・ロット卿の募金活動をスライドショー風にまとめた動画がこちら↓
よく見ると、お札に混ざって硬貨も床に散らばっていますね。
にゃんこと遊ぶついでの募金というよりも、ワインズ・ア・ロット卿ご自身が
すでにホームレス支援のための招き猫になっている証拠ですね。
関連記事はこちら↓
ABC News（9月14日）：Office cat collects money for homeless by snatching from passers-by
スチュワートさんはすでに50ドル（約5,500円）以上をホームレス支援団体に
寄付したそうです。クラウドファンディングなどと違って、地道な活動になりますが、
愛猫ちゃんと地元住民のみなさまとのふれあいが、ちょっとずつでも
困っている人たちのお役に立てるのはよろこばしいことですね。
「愚痴を吐きまくる」なんていう不機嫌極まりないお名前なのにもかかわらず、
世のため人のための活動を前向きに続けるワインズ・ア・ロット卿。
これからも、街ゆく人たちを誘惑して、お金をせびりまくってくださいね♪
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