まさかの場所から子猫がSOS!トイレに詰まって、さぁ大変!

昨日は、テンポのいいアニメーション動画で、
にゃんこの転落事故時の謎を解き明かしましたが、
好奇心旺盛なお猫さまに降りかかる災難は、転落事故ばかりではありません。

高所からの転落よりも頻繁に起こりやすいのが、
狭いところで身動きできなくなってしまうアクシデントです。

やれ排水管から出られなくなっただの、壁の間に挟まっただの、
ブログ用のねこネタ探しをしていると、各所に詰まって救助要請の
鳴き声をあげているにゃんこたちの多いこと!

しかしながら、今回ご紹介する動画のケースは、
連日ねこネタ探しをしているねこねーさんでも
お目にかかったのは初めてかも。

今年の夏にYouTubeに公開されたその動画が
つい最近、ABC系列のテレビ局のWEBページで取り上げられたので、
「ねこねこNEWS」でも、ご紹介しておこうと思います。

その動画でSOS状態になっていたのは、
カナダのニューブランズウィック州在住のこちらの子猫ちゃん↓
まっくろなモフ毛のチビにゃんこがお顔をのぞかせているのは、
ニャンと、おトイレの中!なのです↓

Kitten+AmericanStandardtoilet1

といっても、普通「トイレの中」というと、
いわゆる便器の内側の水のたまっているところを想像しますが、
上記のスクリーンショットでお分かりのように、にゃんこが詰まっているのは
便器の内側。陶製の便器の足もとの内側の空間部分なのです。

それは、8月の終わりの日曜の夜の出来事。
真夜中に配管工と消防士と獣医師が乗り出すことになったこの救出劇は、
今となっては笑い話ですが、飼い主さんにとっては悪夢そのもの。

なぜなら、お迎えしたばかりの子猫ちゃんが、
トイレでにっちもさっちもいかない状況になってしまったから。

どうやら、この家のトイレの便器には、製品の設計上、
足元部分に大きな穴が空いているようなのです。

にゃんこが入り込んでしまったのは、
このスクリーンショットでタオルが突っ込まれている部分。
日本では、まず御目にかかることはないタイプの便器です↓

Kitten+AmericanStandardtoilet2

タオルを外した状態で撮られた写真がこちら↓

Kitten+AmericanStandardtoilet3

なんのために空いている穴なのか、いまいち不明なのですが、
ネジっぽいものが見えているところから想像するに、
便器の取り外しを容易にするための穴なのでしょうか?

しかしながら、飼い主さんは動画の中で、
穴が小さくて手を入れてネジを回せない!と言っているようですし、
中途半端な大きさの穴の存在意義は不明。。

ちなみにアメリカンスタンダード社の便器とのこと。
事故再発を防止する意味で、型番も動画に収められています↓

Kitten+AmericanStandardtoilet4

結局、飼い主さん2人では子猫ちゃんを救出することができずに、
配管工の出番となりました。

真夜中の便器の取り外し工事、想像するだけで大変そうです。。↓

Kitten+AmericanStandardtoilet5

ちなみに、深夜作業に対応してくれた配管工さんは
キアヌ・リーブス風のイケメンです♪って、あらやだ!
今は、子猫ちゃんのことを心配しなくちゃですね(苦笑)↓

Kitten+AmericanStandardtoilet6

プロの仕事のおかげで、無事に床から取り外された便器。
しかしながら、にゃんこは単純に便器の中に閉じ込められているわけではなく、
頭が穴に詰まってしまって身動きとれない状態…問題はこれからです。

幸か不幸か、首元にはゆとりがあるので、ぐったりしている様子はありません。
必死に助けを求める子猫ちゃん↓

Kitten+AmericanStandardtoilet8

おしりのほうから見てみた映像がこちら↓
絶妙に便器の中の空間にボディがはまっている様子です。

Kitten+AmericanStandardtoilet7

7分の長尺動画の中で、結局、肝心のにゃんこ救出の瞬間は
映し出されていないのですが、おそらくレスキュー現場は、
佳境になるにつれて、動画を撮る余裕がなくなったのでしょう。

飼い主さんのナレーションによると、子猫ちゃんをトイレの穴から救ったのは、
24時間体制の獣医さんだったようです。
石油系のゼリーと潤滑油を使って少しずつ穴から頭を押し出したとのこと。
その後は、動物病院に行って首元もちゃんときれいにしてもらって、
診断も受けた模様。

今では、災難に遭ったこともすっかり忘れて、
子猫ちゃんは毎日元気いっぱい遊びまわっているそうです↓

Kitten+AmericanStandardtoilet9

真夜中の悪夢を収めた実際の動画はこちら↓

飼い主さんは、一時はトイレを砕き割らなくてはならないかと
覚悟したとのことですが、にゃんこもトイレも無事でよかった!
でもあのトイレは、割らなかったにしても、交換した方がいいですよね。

いかにもお猫さまが興味を持ちそうな、ちょうどいい大きさの穴が
足元に空いているだなんて、恐ろしすぎます!

動画の最後には「トイレに詰まったねこの名前をどうしようか」と余裕のコメントを
残している飼い主さんですが、当日はまさに寿命が縮んだ想いだったはず。

好奇心旺盛なお猫さまたちは、事故に遭いやすい生き物ですから、
ねこ飼いさんは、今一度、これを機会に、おうちのなかの危険アイテムの
チェックをしてみると良いかもしれません。

ねこねーさんも週末に、アンチョ先生改め、ビビ子パトロール隊長に
つきあってもらって、家の中を見直してみようっと!

関連記事はこちら↓
wpde.com(11月7日):Video: Plumber, firefighter and veterinarian work to free kitten stuck in toilet

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