【米国発】ギネス世界記録!1分間の最多なわとび記録を達成した芸達者にゃんこ、キット・カット君
7月から3回ほど、ねこねーさんの乳がん治療についての雑記ブログを投稿しましたが(拍手やコメントをお送りいただいた皆さま、ありがとうございます!)、本日はひさびさに通常のねこネタ記事での更新です。でもコレ、本当は、先週アップする予定だったんですよねー。
先週の抗がん剤治療の前に、お猫さまからパワーを分けてもらおうと思って、ギネス記録を更新した超絶元気なにゃんこの記事をアップしたいと考えていたのですが、記事の準備をしている間に時間切れに(治療の日は朝5時起きなんですよー!) その後、白血球を増やす注射の影響で、案の定、絶不調に陥りまして、週末は完全にダウン。投稿できる元気が回復したのが、今日になっちゃたんですよねぇ。
ニュース記事としてはかなり時間が経ってしまったし、Yahoo!ニュースとかで取り上げられる可能性もあるので、「ねこねこNEWS」でのご紹介はパスしちゃおうかなーとも思ったのですが、今のところ、日本語の記事は、1週間前の検索と同じで、ひとつヒットしたくらい。まだ、ご存じない方も多い気がするのでシェアしておこうと思います。お猫さまによるギネス世界記録という誉れ高きニュースですからね、日本の猫好きさんたちにも、知っておいていただきたくて。
ねこねーさんが注目したのは、米国でキャットトレイナーとして活躍するトリーシャ・サイフリード(Trisha Seifried)さんの愛猫、キット・カット(Kit Kat)君。こちらのお写真に写っているジャンピング姉さんと茶トラにゃんこが、トリーシャさんとキット・カット君です↓
ふたりが成し遂げた世界記録は、1分間に猫がなわとびを跳ぶ回数の最多記録。その数、9回!たった9回?と思われるかもしれませんが、にゃんこがなわとびを跳ぶこと自体、偉業ですからね。
至って冷静になわとび技を披露するキット・カット君とテンション高めなトリーシャさんのなわとび風景がこちら↓
カリカリのごほうびに釣られながらとはいえ、トリーシャさんといっしょに確実になわとびの縄を跳んでいるキット・カット君、すごくないですか? 怠惰なにゃんこの性質を考えたら、おやつをもらった後は床の上にゴロンとしてしまってもおかしくないのに。
こちらはギネス世界記録の公式インスタでシェアされた同じ動画です。日本のギネスのSNSでは、まだシェアされていないようですね↓
ちなみに日本版ギネスのインスタでは、ドイツ在住のバルという名前のわんこが30秒間に32回なわとびを跳ぶ記録が、今年の2月にシェアされていました↓
さすが、わんこ! 二足立ちキープで、おやつも記録に挑戦した後の1回だけ!この手の芸当は、わんこにはかないませんね。
でも、御年13歳でアクティブな芸を披露して猫界のギネス記録を叩き出したキット・カット君も、かなりのスーパーキャットです。彼は芸歴の長いお猫さまで、飼い主のトリーシャさんちの農場で生後4カ月の時に保護され、その後まもなく、芸の道を歩み始めたのだとか。
「キット・カットは生後6カ月になるまでに農場の多くの人々の前でなわとびを披露し、猫はしつけられないという通説を覆しました」と語っているトリーシャさん。
にゃんこのエンタメ界での可能性を確信した彼女は、キャット・トレーナーとして「CatBoss TV」というサイトを立ち上げ、猫たちの潜在能力を引き出す活動を続けています。
若かりし頃のキットカット君も、米キャットフード・ブランド「フリスキーズ」のSNSキャンペーンに登場したことがあるんですよ。全米を旅してバスケットボール・チームのマスコットとiPadゲームで勝負するという内容でした。こちらは2012年3月にYouTubeにアップされた動画です。このときは、バディ(Buddy)という名前で出演していた模様(「キット・カット」は某チョコレートの商品名っぽいお名前なので、大人の事情でNGが出たのかもしれませんねー)↓
ガジェット好きなキット・カット君は、スマホも愛用しているようです。きっと今回のギネス記録のニュースについてのエゴサーチもしたんじゃないかな(笑)↓
トリーシャさんが運営している「CatBoss」の公式インスタでは、ギネス記録の認定書の画像もシェアされています。画像がアップされたのは今月16日なのですが、認定書に記されている記録達成の日付は2020年1月10日。ギネス記録が正式に認定されるまでには、結構な時間がかかるみたいですね↓
上記のインスタの投稿文には「私はキット・カットが生後5カ月の時に農場でなわとびを教えました。彼はショーや学校の子どもたちの前でその技を披露してきましたが、こんな素晴らしい名誉を達成できるとは思いもしませんでした」と書かれています。
トリーシャさんが、にゃんこになわとびを教えるきっかけとなった理由は、フリスキーという名前のお猫さまとの出会いが影響しているようです。2021年の8月にアップされているインスタ投稿に「自分の人生を変えた世界初のなわとびをする猫」としてフリスキー君のことが語られています。
生後9週間のときに納屋から保護されたフリスキー君は、残念ながら白血病のため、1歳で虹の橋を渡ることに。まだSNSも一般化していなかった10年以上前に、トリーシャさんは元気な頃のフリスキー君のなわとび芸を動画に収めてYouTubeにアップしていたようです。以下のインスタ投稿には、その様子もダイジェストで盛り込まれています↓
お猫さまのエンタメ素質に目を向けさせてくれた最愛のにゃんこ、フリスキー君はお空の上に旅立ってしまったけれど、今日もトリーシャさんは、ギネス記録保持猫となったキット・カット君をはじめとした芸達者なにゃんこたちといっしょに、にゃんこエンタメの世界を紡いでいます。
参考にした記事によると、キット・カット君は、なわとびやiPadゲーム以外にも、合計20種の芸当をマスターしているそうです。他の芸もSNSやYouTubeで披露していただきたいですね。
何はともあれ、 お猫さまによる1分間の最多なわとび記録の達成、おめでとうございます!キット・カット君のなわとび芸を見て、ねこねーさんも体調の悪さが少し良くなったような気がします。早いとこ、貧血と骨折で曲がらなくなってしまった左手首の不調を治して、なわとびができるくらいに元気にならねばっ!にゃこも人間も、健康第一ですからね!
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