【ロシア発】凍傷で失った四肢を最先端義足に!ディンカちゃん
金曜から自宅の窃盗未遂事件に関するブログ更新が続きましたが、
今日から新しい週のスタートです。気を取り直して、本日はふたたび
世界のねこネタをお届けします。
年末にイタリア在住の義足にゃんこ、ヴィト君のニュースをお伝えしましたが、
今度は極寒のシベリアから、新たな義足にゃんこ誕生のお知らせです。
ヴィト君の場合は、後脚2本をパラ競技選手仕様の義足にした手術でしたよね。
過去記事はこちら↓
2019年12月18日:【イタリア発】両後脚に義足を装着!パラリンにゃんこ、ヴィト君
このたび登場するディンカちゃんは、ヴィト君のケースにプラス二足、
前脚と後脚のすべてを義足化した四足義足のお猫さまです↓
Photo:Daily Mail
てへぺろショットがイケてるディンカちゃんのお顔を見ればお気付きのように、
お耳もなにやら普通のにゃんこと違うような?
シベリアのノボクズネツクの路上で発見されたディンカちゃんは、
最低気温がマイナス20度にもなる過酷なロシアの寒さにボディを蝕まれ、
四肢と両耳、尻尾の先っちょも、凍傷で切断しなくてはならない羽目に。
参考にした記事によると、この命に関わる悲劇が起きたのは、
2018年の10月のこと。シベリアは、10月でも凍傷になるんですね!
今では保護してくれた発見者の方と動物の義足に詳しい名医のおかげで、
愛らしいてへぺろショットも撮れるまでに回復したディンカちゃん↓
Photo:Daily Mail
彼女は、四肢のすべてに最先端の義足を装着したにゃんこの2例目なのですが、
その1例目も「ねこねこNEWS」で取り上げています。
それは昨年の6月10日の記事にご登場いただいたロシア在住のリジク君。
過去記事はこちら↓
2019年6月10日:【ロシア発】凍傷で四肢を失ったリジク君、猫足型の義肢で歩行再開!
そう、ディンカちゃんと同じロシア。そして、じつは担当医も同一人物!
ディンカちゃんの命をこの世につなぎとめ、歩く自由を復活させたのは、
リジク君の手術をしたのと同じ、動物義足のプロフェッショナル、
セルゲイ・ゴルシコフ獣医師です↓
Photo:Daily Mail
よかったねー、ディンカちゃん!
こんな名医の元に運ばれて、あニャたは本当にラッキーガールですよ!
「ねこねこNEWS」の過去記事のよると、リジク君がひどい凍傷を負って
病院に連れてこられたのは、去年の1月とのことですから、もしかすると
ディンカちゃんのほうが、凍傷で四肢を失ったのは早いのかも?
ディンカちゃんの手術は昨年の夏に行われ、7カ月が経過した現在は完治して
里親さん宅を走り回っていると書かれているので、セルゲイ先生による
3Dプリンターを使った最先端の義足が取り付けられるまでは、
何か別の方法を使って不自由な毎日を過ごしていたのかもしれませんね。
Photo:Daily Mail
ディンカちゃんの義足は、リジク君の肉球シェイプの義足とは違う
素材とデザインです。この弾力性のある輪っか状の着地部分のほうが、
フレキシブルで歩きやすいように感じますよね↓
Photo:Daily Mail
ロボティックな義足を見ると、ねこねーさんはどうしても
『銀河鉄道999』に出てくる「機械の体」を想起してしまうのですが、
ある意味「機械の体」と言ってもいいレベルの未来型義足を手に入れた
ディンカちゃんは、にゃんこにとって、鉄朗の「永遠の命」にも匹敵する
「歩き回る自由」を手に入れることができた幸運なお猫さま。
最初はちょっと違和感があるかもしれませんが、
きっと新しい体が気に入りますよ!
Photo:Daily Mail
ニャンといっても、世界的な名医が付いていますからね!
Photo:Daily Mail
さらに幸運なことに、現在ディンカちゃんは、彼女のことを最初に路上から
保護してくれが命の恩人の女性のおうちの里子になっているそうです。
Photo:Daily Mail
ロシア語字幕になりますが、動くディンカちゃんの様子を収めた動画もあります。
義足の様子もよくわかりますよ↓
義足があると、歩いたり、オモチャにじゃれついたりできるだけでなく、
伸びをすることもできるんですね!クオリティ・オブ・ライフは、
義足があることで、あきらかにグッと上がりますね!
おそらくまだ今のところは、ごく一部の限られたお猫さまにしか、
義足手術が行われていないと思われますが、今後は、技術的にも医療費的にも、
より多くのにゃんこに「歩き回る自由」が与えられるといいですね♪
関連記事はこちら↓
Daily Mail(1月17日):It’s Robo-cat! Adorable feline Dymka is given new lease of life with FOUR prosthetic paws 3D-printed out of titanium after suffering frostbite in Siberia
METRO(1月17日):Cat that lost feet to ice burn gets 3D printed prosthetics
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