【米国発】夜でも緊急出動!ブロック塀の中の子猫ちゃんを救え!
一昨日の記事では、ブラジルの路上でサイクリストのお兄さんに保護された
チビにゃんこについて取り上げましたが、路上生活を強いられている
野良ねこたちの状況は、ねこそれぞれ。
いとも簡単にサイクリングスーツの胸元に収まることができる子ばかりとは
限りません。生死に関わる危機一髪の状況から、ドラマチックな救出劇の末に
保護される子も少なくないのです。
5月26日の夜9時過ぎ、カリフォルニア州オレンジ郡の郡庁所在地、
サンタアナの路上では、救助車の赤色灯が物々しい光を放ち、
屈強な消防隊員たちがレスキュー活動を行っていました↓
(以下の画像はすべて、YouTube動画のスクリーンショットです)
突然開始された夜間の緊急作業ということで、殺人事件とか、
なにか深刻な事件が起こったのではないかと、近所の住人なら
不安になりそうな光景なのですが、彼らが救出を試みていたのは、
ブロック塀の隙間に落下して出られなくなってしまった1匹の子猫ちゃん。
消防隊員たちは、塀の上から内部へと垂れ下げたロープに
子猫がつかまってくれることを期待したようですが、作戦はあえなく失敗。
子猫がいると思われる塀の周りに電動工具で切り込みを入れ、
ブロック塀に穴を開けることで、小さな命を助け出すことになりました。
こちらは、無事に穴を開け終わった後のショットでなのですが、
グローブをはめた消防隊員の手のすぐ下に子猫ちゃんの顔があります。
静止画だと、ちょっとわかりにくいかな?↓
暗闇の中、無傷で救出された子猫ちゃん。現場に安堵の空気が広がった瞬間です↓
しかし、この子は一体全体、どこからこんな壁の中に
潜り込んでしまったのでしょうか?SOSの鳴き声をあげなかったら、
絶対に気づいてもらえない場所ですよね。
無事に外の空気をふたたび吸うことができたチビにゃんこですが、
いきなりこんなガタイのいい兄さまたちに囲まれてナデナデされるなんて、
別の意味でビックリしてしまったんじゃないかなぁ(笑)↓
しかし、この腕っ節の強そうなタトゥ自慢の消防隊員さんたちは、
塀の中から出てきたばかりの子猫ちゃんに、とっとも優しかったのです。
コンクリートの埃まみれになっていたチビにゃんこを
水筒の水でキレイにしてあげたり…↓
さらにその後には、子猫ちゃんの全身をお包み状態に↓
しかも、よく見ると、なにやら帽子みたいなものまでかぶせています♪
まるで、竹から生まれたかぐや姫を大事に家まで連れて帰るかのような、
至れり尽くせりのチヤホヤぶり♪
普通に考えると、夜9時近くの通報となると、子猫の救助作業は
翌朝に持ち越されそうな気がしますが、赤色灯を灯したレスキュー車両で出動して
緊急対応をしてくれるだなんて、なんだかちょっと感動です。
近隣住民にしてみれば、なかなかのお騒がせぶりだったのかもしれませんが、
とにかく、小さな命が無事に救われて良かった!
レスキュー劇の一部始終は、Facebookに投稿された
こちらの動画でご確認ください↓
関連記事はこちら↓
OCRegister(5月31日):Watch firefighters rescue kitten trapped in wall in Santa Ana
ただし、今回のケースの場合、チビちゃんこ救出のために壊した壁は
個人の所有物だったため、壁の修理代金を誰が支払うのかについては
クリアになっていない模様。おそらく州からちょっとは補助金が
出るんじゃないかというご意見もあるようですが、
やはり所有主が大半を支払うことになるのかな?
小さな命を守るためにも、余計な出費を減らすためにも、
不動産物件をお持ちの方は、にゃんこが入り込める危険な隙間を見つけたら
とりあえず埋めておいた方がいいのかも。
梅雨になると、雨宿りのために変なところに潜り込んでしまう
野良ねこちゃんたちがいるかもしれませんし、ちょっとした気遣いで
日々サバイバルな野良ねこたちの危険を、せめて少しでも
減らしてあげられるといいですね。
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