【英国発】行方不明のフランキー君、休業中の店内にロックダウン!?
在宅ワーク4週目に突入した月曜日、さすがに自宅で働く毎日にも慣れてきて、
遠距離通勤の日常に戻れるのか、不安になってきているねこねーさんです(苦笑)
それでもやはり、終わりの見えない新型コロナウイルスとの戦いに
不安を抱き続けるよりも、通勤ライフのほうがいいのかな。
ウィズコロナ、アフターコロナに、仕事があるだけでもありがたいご時勢ですから。
ちょっと前からメディアでは、営業を続けるパチンコ店について取り上げていますが、
日本と違って、がっつりロックダウン状態の海外では、店舗休業のとばっちりを
うけて、予期せぬ形でロックダウン状態にさせられたお猫さまもいたりします。
それが、こちらの黒猫、フランキー君。
見たところ、お店のショーウィンドーの内側にいるように見えるフランキー君ですが、
じつはこのとき、飼い主さん宅から行方不明になって2週間後。
4月6日からいなくなった愛猫を探し続けていた飼い主さんと、
感動の再会を果たしたときのお写真なのです↓
Photo:BBC News
写真が撮られたのは、フランキー君が暮らす英ソールズベリーにある
チャリティーショップ。日本では不用品の再利用は主に営利目的の
リサイクルショップに持ち込むのが主流ですが、英国ではどんな町にも
必ずといっていいほど慈善団体が運営するチャリティーショップがありまして、
地元のみなさまから寄付された不用品を展示販売し、
そのお金で慈善活動を行なっています。
ビンボー留学生だったねこねーさんもロンドン滞在中は、
暇さえあればチャリティーショップをのぞいて激安グッズをゲットしていたのですが、
コロナ禍で外出制限がかかっている状態では、さすがにスーパーなどと違って
チャリティーショップも店を閉めているのでしょう。
そんな灯りの消えた店内に、2週間も行方不明になっていた愛猫を
発見するなんて、飼い主のルース&リチャード・クラーク夫妻も
予想していなかったに違いありません。
「(店内にいるフランキーを見て)たまげたよ」とリチャードさん。
「フランキーは、私たちがドアについている郵便受けから店内に投げ入れた
迷い猫ポスターの上に座っていたんです」とルースさん。
たしかに写真を見ると、ガラスのドアには郵便受けがついていて、
外からまる見え状態ですね。フランキー君は自分のことを探しているポスターに
気づいて、ドアの前にいれば飼い主さんが見つけにきてくれるかもしれないと
思ったんじゃないかなぁ↓
Photo:BBC News
愛猫を救出するために、すぐにでも店内に押し入りたい衝動にかられた
夫妻でしたが、ひとまずチャリティーショップのスタッフに連絡。
入り口のドアを開けてもらうまで、数時間かかったそうです。
どうやらフランキー君は、屋根に開いていたわずかな隙間から建物に侵入し、
天井のタイルを抜けて店内に落ちたのではないかとのこと。
通常なら、お店の人やお客さんに気づいてもらえるか、ドアが開いた瞬間に
外に逃げ出すかできたはずなのですが、よりによってこの侵入事件が
起きたのは、国をあげてのロックダウンを行なっている真っ最中!
帰ってこない生後18カ月の愛猫を心配して、飼い主夫妻がポスターを配ったり、
SNSで呼びかけたり、早朝に名前を呼びながら地元を歩き回ったりしている
2週間の間、当のフランキー君はというと、誰もいないチャリティーショップで
助けを待ちながら、ひとり静かに過ごしていたようです。
クラーク夫妻がチャリティーショップの中に入ると、
店内は特に荒らされた様子もなく、いつもと違っていたのは、
棚に入れてあったぬいぐるみが床に散らばっていたことだけ。
どうやらフランキー君は、この棚をベッドとして利用していたみたいですね↓
Photo:BBC News
チャリティーショップの人がドアを開けてくれるまでの間、飼い主さん恋しさに
ガラスに体をすり寄せていたというフランキー君。クラーク夫妻も郵便受けから
おやつを投入して、愛猫の気持ちに応えたようです。
11月に測定した時は4.3kgあった体重が、この2週間の監禁生活で
3.4kgにまで減ってしまったフランキー君。でも幸い、獣医さんに診てもらった
結果も良好で、特に問題はないとのこと。
ほんと、無事でよかった!
それにしてもお猫さまの生命力の強さは、素晴らしいですね!
フランキー君のご自宅には同居にゃんこもいるののでしょうか?
参考にした記事には、フランキー君がもう1匹の黒猫ちゃんに
寄り添う写真も添えられていました↓
Photo:BBC News
日本ではなかなか起こりにくいハプニングかもしれませんが、
緊急事態宣言が発令されてから臨時休業が長引いているお店も
少なくないと思います。
万一、愛猫ちゃんが長らく行方不明になっている場合は、
近所のお店に閉じ込められている可能性もなきにしもあらず。
「3蜜」に注意しながら、根気よくあきらめずに探し出してあげてください。
関連記事はこちら↓
BBC News(4月24日):Lost cat spotted by owner in window of closed shop
*ご訪問ありがとうございます*
「ねこねこNEWS」は毎日更新、奮闘中!
以下の3つのブログランキングに参加しています。
更新の励みに応援クリックしていただけると
とてもうれしいです。
*クリック募金 応援中* こちらもポチッとお願いします!
左のバナーのリンク先TOP画面の
CLICK TO GIVE – IT’S FREE!
と書いてあるところをクリック!
あなたの代わりに、米国の動物愛護サイトの
スポンサーがシェルターに保護された
ねこちゃん&わんちゃんのごはん0.6杯分を
寄付してくれます。