【英国発】ちょびヒゲにゃんこの悲劇
ブログ用に海外サイトをチェックしていると、連日のように
エアガンなどを使用したにゃんこ虐待のニュースが報じられておりますが、
本日取り上げるのも、これまたヒドいお話です。
今回ターゲットにされてしまったのは、
イングランド南西部のグロスターシャー州トレッドワース在住のバズ君。
ちょっと大柄な、7歳の白黒にゃんこの男の子です。
猫の模様としては、白黒にゃんこは特にめずらしいわけではありませんが、
バズ君の場合、その模様がちょっと独特というか、個性的というか…
黒い部分がちょうど「ちょびヒゲ」&「髪の毛」みたいで、
あのドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラーそっくりなのです↓
にゃんこの場合、たとえ悪名高き人物に似ていても、
それでイジメられたりすることもなく、逆にチャームポイントになって、
個性が引き立つ場合が少なくないと思うのですが、
このバズ君の場合、どうやらそのヒトラー似の見た目が、
今回の被害を招いてしまったようなのです。
週末にお外に遊びに行ったまま帰ってこないバズ君について、
心配していた飼い主のカースティ・スパロウさんは、
数日後、ご近所さんからゴミ箱の中に彼がいることを知らされ…
ゴミ箱の中に入れられていたこと自体、ヒドい話なのですが、
それ以上に許せないのが、バズ君のお顔が
痛々しいまでに傷つけられていたということ。
発見当時、彼の左目はひどく損傷していて、
摘出手術を受けなければならないほどでした。
こちらは手術後のバズ君のお写真です↓
手術で閉じられたおめめが痛々しいですね。。。
子猫の頃からバズ君のお世話をしている飼い主のカースティさんは
動物病院で泣きまくり、今回の件がトラウマになってしまったとか。
ショック状態がひどいため、犯人捜査のための警察への対応は現在、
祖母のキャスさんが代わりに行っているとのこと。
カースティさん、手術を受けたバス君を抱っこして
少しは気持ちが落ち着いたかな…↓
今回の手術で10万円以上の医療費がかかってしまったものの、
バズ君は顔面以外は無傷のようで命に別状はない模様。
あまりにもひどい仕打ちには怒りがこみ上げてきますが、
ひとまず命が無事で良かったですね。
まだ犯人の手掛かりはつかめていないようですが、
カースティさんは、おそらくバズ君のヒトラーそっくりのお顔が犯人の目に止まり、
犯行の引き金になったのではないかと、感じているようです。
たしかに、他のにゃんこと違って、バズ君のお顔は独特で、注目を集めやすく、
カラダも小型犬以上に大きいので、外歩きをしていると目立ちやすいのでしょう。
生まれながらにしてヒトラー似だった白黒模様に、
今回新たに片目のジャック的な要素が加わってしまったバズ君ですが、
傷が治ればきっと威厳たっぷりのハンサムさんになれますよ♪
獣医さんから、しばらく外出は避けたほうがいいと言われているバズ君。
外歩きが日課だったオス猫君には、お部屋の中だけのパトロールでは
少々物足りないかもしれませんね。でも、まだ犯人は捕まらないことだし、
片目の視力を失って危険な目に遭うリスクも高まってしまったので、
できるだけ、おうちにいたほうた良さそうですね。
人間でも、誰かに似ているというだけで、いじめの対象になったりしますが、
似ていること自体に罪はないし、似ている本人も周りの人たちも
逆にそのことを前向きに考えられたらいいですね。
オンライン上には、ヒットラー似のにゃんこが大集合している、
こんなサイトもあるんですよ:Cats That Look Like Hitler!
もちろん、こちらは、誹謗中傷なし。ナチス賛美の意味もまったくない、
単純に白黒ちょびヒゲにゃんこの写真を集めた無邪気なサイトです。
おめめの傷が痛々しいバズ君、早く傷が完治するといいなぁ。
彼の元気な姿が、カースティさんの心の傷の
いちばんのお薬になるはずですから、早く治してくださいね。
もちろん、犯人も一刻も早く捕まりますように。
そして、この手のひどい話が、地球上からなくなりますように。
ねこねーさんは、今日はにゃんこの神様へのお願いことが尽きません。
バズ君の件についての関連記事はこちら↓
Mail Online(5月22日):‘Thugs blinded my cat because he looks like Hitler’: Woman claims pet was left for dead in dustbin because it looks like Nazi leader
Yahoo News UK(5月22日):Baz the cat blinded in cruel attack – because he looks like Hitler
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