愛猫ちゃんの性別は…??!
海外ニュースをご紹介する時は、たいてい複数のメディアで報じられている
メジャーなニュースを優先的に取り上げるようにしているのですが、
今日ご紹介するのは、どちらかと言うと、マイナーなネタ。
広く話題になっているわけではないのですが、
今まで見かけたことのない内容だったので、
ねこ情報のアーカイブ的な意味でも取り上げておきたいと思います。
ニュースの主役は、こちらの白黒にゃんこ。
英国はリバプール在住のブライアン・グリーンさんとチェリー・スミスさんの愛猫、
トゥインクルちゃんです↓
Photo: Colin Lane/Liverpool Echo
お耳とお鼻が、ほんのりピンクで、
おでこの黒毛模様もステキなオシャレさんですね♪
生まれた時におめめがキラキラと輝いていたので、
トゥインクルと名付けられた彼女、端正なお顔の美猫ちゃんです♪
彼女…そう、飼い主さんはトゥインクルちゃんのことを、
ついこの前まで、美ニャンのプリンセスだと思っていたのですが。。
じつは、このトゥインクルちゃん、彼女ではなく、彼でもなく、
彼女でもあり、彼でもあるという、ニャンとも不思議な性別の持ち主だったのです。
といっても、人間で言うところのオカマちゃんとかではなくて、
何と言いますか、もっと、体の構造的に半分こ。
つまり、両性具有にゃんこなんですよー!
ちなみに「両性具有」は、日本語では「半陰陽体」とも言いますが、
英語では“hermaphrodite”という難しい単語で呼ばれています。
人間でも、性染色体の異常などで、両性具有の方は、
じつはけっこういらっしゃるようなのですが、
にゃんこも人と同じ生き物ですからね、性別に関しても、
いろんなパターンがあり得るわけで。
家猫ちゃんであれば、去勢/避妊手術をしてもらう時に
獣医さんに性別に相応しい適切な手術を
施していただくことになるわけですが…
生後6カ月のトゥインクルちゃんの場合も、真実が発覚したのは、
やはり避妊手術を受けるために動物病院を訪れた時でした。
トゥインクルちゃんを病院に預けて帰宅していた飼い主さんは、
獣医さんからの電話を受けて、驚きの事実を告げられたのです。
Photo: Colin Lane/Liverpool Echo
手術当日、動物病院からの突然の電話…もしかすると
トゥインクルちゃんの身に何か起きたのではないかと、心配したと言う飼い主の
シェリーさんですが、獣医さんから「トゥインクルちゃんは“hermaphrodite”です」と
聞かされて、初めは何のことやら、わからなかったとか。
昔からねこを飼い続け、現在も18匹のねこたちと暮らしている
大のねこ好きのシェリーさんも、「彼女」に「おち○ち○」がついていると知って、
さすがにビックリ!
結局、トゥインクルちゃんは、ひとまず去勢手術だけ受けて、
女の子として帰宅したようです。
シェリーさんのパートナーであるブライアンさんは、
「彼女は今でも私のリトル・プリンセスで、お気に入りなんだ」と
大勢の同居にゃんこの中でも、ひと際、魅力的なトゥインクルちゃんに対して、
ますます愛情が増してしまったみたいです。
英語になりますが、以下のLiverpool Echoの記事には、
トゥインクルちゃんを抱っこしながらインタビューに応える
シェリーさんとブライアンさんの動画がリンクされています↓
Liverpool Echo(8月23日):Cat-loving Liverpool couple left speechless by hermaphrodite pet kitten Twinkle
女の子でも、男の子でも、男+女の子でも、
トゥインクルちゃんはトゥインクルちゃん。
ありのままの姿で、美しいですね♪
あ、でも、もう手術しちゃったから、ありのままってわけではないのか…
去勢/避妊手術は、ストレスも減って、病気の予防にもつながりますから、
繁殖予定のない子は受けたほうがいいと個人的には思うのですが、
ありのままの状態だと、両性具有の子は、どうなるのかなぁ。
日本語で、両性具有のにゃんこについて調べてみたら、
今年4月にねこメモにアップされた記事に、こんなのがありました↓
ねこメモ(20014年4月16日):うちのご主人様が半陰陽だった件
こっちの記事のほうが、ありのままの状態が、よくわかるかも。
この両性具有のオッドアイの白猫ちゃんも、トゥインクルちゃんのように
何やら普通のにゃんことは違う、ミステリアスなオーラに溢れていますね♪
この白猫ちゃんの場合は、女の子としての手術を受けて
「おち○ち○」はそのままなのかな?
同じ両性具有と言っても、個体差があるはずなので、
女の子らしい子、男の子らしい子、どっちの影響も強い子と
それぞれ違いがあるのだと思います。
でも、にゃんこの場合、たとえ性別が他のにゃんこと違っても
人間のように思い悩むこともなく、ありのままの自分を
すんなり受け入れられるんだろうなぁ。
それとも、やっぱり自分の存在に疑問を感じたりするのかしら?
普段は別になんとも思わない自分や愛猫ちゃんの性別について、
改めて考えてみたくなるトピックなのでした。
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