フレイア姐さん、ロンドンから追放!?

英国の首都ロンドンの中心部に位置するダウニング街。
その10番地にある首相官邸と11番地にある財務大臣公邸には、
それぞれ1匹ずつ、にゃんこが住んでおりまして…

「ねこねこNEWS」の常連さんなら、過去記事から、
そのにゃんこというのが、ラリー君とフレイア姐さんであることを
ご存知かと思いますが、去年は「キャメロン首相がラリー君を嫌っている」説
まことしやかに囁かれるなど、ダウニング街のにゃんこの地位が近年、
揺らぎはじめているようなのですが…

ついに先日、ショッキングな出来事が起こってしまいました。
それは、首相官邸のラリー君ではなく、そのお隣に暮らす
オズボーン財務大臣の飼い猫、フレイア姐さんの身に降り掛かった災難。。

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© Steve Back / Rex Features

じつは今年は、フレイア姐さんは厄年なのか大殺界なのか知りませんが、
5月に疾走騒動、8月に交通事故と2度も命の危険に見舞われておりまして、
フレイア姐さんのファンであるねこねーさんは、もちろんどちらのニュースも
ばっちりブログでご紹介させていただきました↓

5月29日:フレイア姐さん、無事ご帰還!
8月11日:フレイア姐さん、危機一髪!

さすがに、三度目の正直はないだろうな…と思っていたのですが、
その三度目が起きてしまったのです!昨日、たまたまチェックしてみた
英国のタブロイド紙のHPの見出しをみて、予想外の展開に目を疑ってしまいました。

なんと、フレイア姐さんは財務大臣公邸から追放され、
今ではオズボーン財務大臣のスタッフが里親さんになり、
ロンドンの南東に位置するケント州で新たな猫生を送り始めているとのこと。

え…?なんで?フレイア姐さんがすでにダウニング街にいない?
彼女はもう、オズボーン財務大臣のおうちの子ではないの???

昨日の深夜、ネットでニュースを読みながら、ねこねーさんは
プチ・パニックに陥りました。失踪騒動、交通事故に続き、
まさかの財務大臣公邸追放…まさにとどめを刺された感じです(涙)

公式な声明では、交通事故に遭ったフレイア姐さんの身の安全を考えて
大都会のロンドンから、のどかなケント州へ移住させることにした…と
説明されておりますが、英国メディアが伝えるところによると、
どうやら理由はそれだけではない模様。

おそらく、フレイア姐さんのロンドン追放に大きく関与していると思われるのが、
こちらのお方。去年の暮れにオズボーン財務大臣の新たなペットとして
ダウニング街へ迎え入れられたビション・フリーゼわんこのローラちゃん↓

Lola_DowningSt.

上の写真は、オズボーン財務大臣のTwitter投稿からの拝借ですが、
どうやら彼の心は、この愛くるしいわんこに奪われてしまった模様。。

ローラちゃんは、すでにマイケル・ゴヴ幹事長の愛犬で、
おなじくビション・フリーゼのスノーウィ君のハートも射止め、婚姻関係に。
英国政界におけるわんこの地位を着実に築きつつあります。

もちろん、英国の政界でわんこが愛されることのも、
よろこばしいとは思うのですが、それが、にゃんこの存在に影響するとなると、
個人的に穏やかな気持ちではいられません。

というのも、今回のフレイア姐さんのケント州送りは、
ローラちゃんがフレイア姐さんに怯えているから…
つまり厄介払いだというウワサがあるのです!

フレイア姐さんが、普通のにゃんこのようにおだやかな性格で
四六時中、お昼寝ばかりしているようなタイプなら良かったのですが、
彼女は史上まれにみる男気満点のじゃじゃ馬姫ですからね。。

参考にした記事によると、フレイア姐さんとローラちゃんは公邸内の
別のフロアで暮らしているようなのですが、階段で鉢合わせになると
2匹の間の空気は、一瞬にして凍り付いてしまうのだとか。

こちらもオズボーン財務大臣のTwitter投稿なのですが、
まだローラちゃんが公邸に来たばかりの頃なのかな?↓

FreyaVSLola

このお写真では、どちらかというとローラちゃんのほうがフレイア姐さんに
興味津々といった感じで、姐さんのほうが怯えているように見えますが、
でも、そこは姐さんです。お隣の首相官邸のラリー君とケンカしている姿が
目撃されるなど(もちろん、姐さんの勝ち)、さまざまな武勇伝があるお方ですから、
この後、新参者のわんこ相手に反撃を繰り広げてもおかしくありません(苦笑)

もちろん、オズボーン財務大臣の側近たちは、フレイア姐さんのケント州への移住は
徘徊癖のある姐さんが交通事故に遭うリスクを減らすため、として
ローラちゃんの件には触れていませんが、実際のところはどうなんでしょ。

長らくいっしょに暮らしてきた愛猫ちゃんを里子に出すなんて、
止むに止まれぬ事情がない限りしない行為ですからね。

もちろん、自由気ままにやりたい放題のフレイア姐さんにとっては、
交通量の激しいロンドンをクルマを避けながらパトロールするより、
のどかな片田舎で獲物を追い回して暮らすほうが断然楽しいとは思いますが
(現地の小鳥さんや小動物たちは、かなりお気の毒ですが…)
うーん、ねこねーさんは、どうも納得いきません。

オズボーン財務大臣のふたりの子どもたちのために、
新たな里親さんはフレイア姐さんの近況を今後も写真付きで
報告し続けるようですが、大臣は最近は、ローラちゃんの話題ばかりで
フレイア姐さんについて語ることはほとんどないようだし、
ますます気持ちは離れていってしまうんじゃないかなぁ。

とはいえ、フレイア姐さんの武勇伝のひとつには、
オズボーン家から家出して3年間も行方不明になっていたという過去もあるし、
ご本ニャンは今回の件については、別に気にしていないのかもしれません。

ちなみに、姐さんがダウニング街に来たばかりの記事はこちら↓
2012年7月23日:英ネズミ捕獲長のご近所さん

この頃は、豪華なキラキラ首輪まで買ってもらって
大臣からも可愛がってもらえていたのになぁ。。

フレイア姐さん、ぜひケント州でもメディアネタになるような活躍をしてください!
そしたら、また「ねこねこNEWS」で取り上げさせていただきますから♪

あ、でも無茶は厳禁ですよ…獲物もあまり捕り過ぎないように。。
ねこねーさんは、姐さんにふたたびスポットライトの当たる日を
待ち望んでいますから、おカラダに気をつけて充実した毎日をお送りください。

でも、このままでは、にゃんこ界への示しがつきませんから、
フレイア姐さんがダウニング街からいなくなってしまったとなると、
やはり、ここはひとつ、ラリー君に頑張っていただかないとっ!

ラリー君、最近、影が薄いからなぁ…
そろそろネズミ捕獲長としての本来のお役目に目覚めて、
バシッとカッコいいところを見せていただきたいですね♪

フレイア姐さんも、ラリー君も、「ねこねこNEWS」では、
引き続き、応援してゆきますよー!

関連記事はこちら↓
Mail Onlline(11月9日):The Chancellor’s pooch, a moody mouser – and an uneasy coalition that was doomed from the start: George Osborne evicts Freya the cat for ‘bullying’ his Bichon Frise dog
The Independent(11月9日):George Osborne’s family cat Freya sent away from Downing Street to Kent
Mirror(11月11日): Another Tory defector: this time from Downing Street

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