正丸にゃんこ&伊豆ケ岳を超える道
GWが終了した木曜日。でも、ねこねーさんは今日も明日も会社をお休み。
連休は、あと4日も残っています♪
昨日はひさびさに日帰り登山に出掛けてブログは予約投稿…にしたはず
だったのですが、どうやらセッティングが下書きのままになっていたようで、
帰りの電車の中で慌てて投稿。。いつもより遅めのアップになってしまいました。
そんな昨日、ねこねーさんと登山仲間の幼なじみが向かったのは、
埼玉県飯能市の正丸駅。
ここから正丸峠、さらに伊豆ケ岳、子ノ権現を経て
吾野駅へと向かう総歩行距離15.2km、
休憩も入れて8時50分から16時過ぎまで歩きまくりました。
本日のブログは、ねこねーさんの登山記録をかねた旅のご報告なので
写真の点数はかなり多めになりますので、あしからず。
いちおう、ねこブログなので、旅先では毎回なんとか
地元のにゃんこの姿を撮影しようと試みるのですが…
正丸駅を出て、5分も歩かないところで、さっそく、にゃんこ発見っ!↓
え?どこ?とお思いかもしれませんが、上の写真の真ん中あたりの
白い点がそのお猫さま。高倍率ズームレンズで、ググッとズームしてみると…↓
あら、なかなかの美猫さんですよ!
出発してからこんなにすぐにノルマ達成なんて、ねこねーさんは
やはり猫神様に愛されているとしか思えない(笑)
いや、ねこ察知能力がかなり磨かれてきて、目敏くなったということでしょうか。
あまりに遠くて、野良ちゃんなのか飼い猫ちゃんなのか
いまいちわかりませんでしたが、ボディの感じは栄養が行き届いているようです↓
出だし早々で、にゃんこに遭遇してテンションがあがりましたが、
本日の道程は歩行時間6時間超えの長丁場ですから、
白ブチちゃんに別れを告げて、先を急ぐことに。
高麗川の支流にそって進んで行くと、川辺にはウツギでしょうか?
涼しげな可愛らしい白い花が咲き誇っておりました↓
さらに先には、ちょっと進んだところに安産地蔵尊が。この地蔵尊は
金の胎内仏(はらご)を持っている霊験あらたかな仏さまのようです↓
お天気にも恵まれて気持ちよく歩いていると、ん?何コレ…↓
空き地にいきなり、さらし首が!? もちろんお人形なのですが、怖過ぎます。。↓
出っ歯なところは、明石家さんまさんのお人形のようにも見えますが、
カカシの代わりなのでしょうか?うーん、謎です。。
山道に入ってからは、さすがに謎の人工物はなくなりましたが、
このルートは「関東ふれあいの道」として「伊豆ヶ岳を越えるみち」という名前の
ハイキングコースになっているためか、ところどころに親切な説明看板が登場。
こちらは、化石のフズリナについての説明書き↓
残念ながら、先を急いでいたのでフズリナ探しはできませんでしたが、
こういう案内版はうれしいですよね。
足下に生えていたこちらは、ユキモチソウかな?と思いましたが、
ネットで調べてみたところ、テンナンショウの一種でしょうか?↓
山歩きをしているとしばしば遭遇する、サトイモ科の植物です。
山の中は自然がいっぱい!
でも民家の庭でも見かけるようなこんなものもありました。
このすり鉢状の凹みは、アリジゴクの巣ですね。
山の中で目にするのはめずらしいので、思わずしゃがみこんで撮影↓
1時間ほど歩いて正丸峠に到着。こんな感じの展望も楽しめます↓
今回のルートは、低めの山をいくつも巡るコース。
正丸峠(630m)の先は、小高山(720m)→伊豆ケ岳(851m)→古御岳
(こみたけ・830m)→高畑山(695m)→天目指峠(あまめざすとうげ・475m)
→子ノ権現(640m)という感じに、ちょっと登っては下り、ちょっと登っては下り、
の連続。
高い山に一気に登る登山とは違い、ハイキング的な気持ち良さも堪能できます。
目的地がいくつもあるので、達成感を何度も味わえるのもいいですね。
正丸峠の先の小高山へ向かう途中には、熊出没のこんな貼り紙も↓
ちょっとドキドキするエリアですが、5月ということで新緑の緑の美しさは最高!
緑の中には、ところどころに赤い差し色が入っており…↓
これはツツジですね。
まだ咲き始めな感じですが、もう少ししたら満開になるのでしょうか。
新緑のグリーンと朱色のツツジのコントラスト。
けっこう派手めな組み合わせですが、さすが自然。
ドギツさはなく、なかなかいい感じですよー!
11時前には伊豆ケ岳に到着。本当は山頂に辿り着くまえに、
ねこねーさんの大好きな鎖場に挑戦したかったのですが、
鎖を持って岸壁をよじ登る「男坂」は落石が危険のため、登ることはできず。
残念でした。
しかも「女坂」のほうも土砂崩れにより迂回せざるを得ない状態に。
またいつか、道が整備された後に再挑戦したいなぁ。
伊豆ケ岳の山頂は、ちょっとした展望も楽しめて、気持ちのいい空間でした。
付近には、こんな感じの伊豆ケ岳の由来についての看板もありましたが…↓
なによりも気になったのが、山頂の岩にはめ込まれた
こちらのレリーフ…なんなんでしょう、このおばさまは???↓
「伊豆ケ岳」でネット検索すると、このおばーさんについての情報が
いろいろと出てくるのですが、なんでも彼女は、この山頂で山荘を営んでいた
「伊豆ケ岳のおばーさん」こと平沼とめさんという人物の模様。
このレリーフは、おばーさんが亡くなった後、人気者だったおばーさんを偲んで
山荘でよくお世話になっていた「仔ぐま山岳会」の会員によって作られたのだとか。
何も知らないと、不気味な感じがしてしまうレリーフですが、
なるほど、いいお話です。レリーフにしてもらうほどだなんて、
おばーさんはとても愛されていたのでしょう。
すでにレリーフが作られてから50年も経過していますが、
おばーさんの山荘で、登山の疲れをいやしたかったなぁ。
しかし、ここでまったりしているわけには行きません。
ゴールまで、先はまだまだ長いのです!
伊豆ケ岳を越えてからも、気持ちのいい新緑の緑が続きます。
こんなに気持ちのいい山道を歩くのはひさびさです↓
ちょっとこんもりした、赤ずきんちゃんでも出てきそうな西洋の森っぽいところも↓
これは、なんの植物なのでしょうか?
若葉のところが白いお花みたいになっていて、可愛らしい感じです↓
古御岳(こみたけ)、高畑山を経て、超かっちょいい名前の峠、
天目指峠(あまめざすとうげ)へ。この峠の上には、その昔、龍神さまを祀る
祠があったようですが、その神様の一族がウナギだったために
付近の沢ではウナギを捕ることが禁止されていたそうです。
と言うことが書かれている案内版↓
天目指峠で、やっと全コースの半分くらい…はぁ、よく歩くなぁ。
頑張って、次なる目的地、子ノ権現へ。
子ノ権現は、ねこねーさんが小学生の頃の遠足の目的地だったのですが、
当日、風邪を引いて参加できなかった苦い思い出があります。
ということで、ちょっとだけ感慨深かったりして。
あともう少しで子ノ権現!という時に目についたのが、
周囲の自然から浮きまくっている、なにやら白い不思議な物体↓
ズームしてみると、どうやらお釈迦さまの手のようなのですが…
このコースは、どういうわけだか妙なものが多いです(苦笑)
謎の白い手の真相は不明のまま、とりあえず、子ノ権現こと
天竜寺へ行ってお詣りを済ますことに。
正門からでなく、山道から境内に入ったので、まず目についたのが、
こちらの藁葺き屋根の建物。寺務所なのでしょうか、お守りを売っています↓
子ノ権現天竜寺は、足腰守護の神様として知られています。
その由緒については、こちらの看板をご覧ください↓
本殿はこちら↓
予想よりもこじんまりした感じでしたが、子ノ権現と言えば、有名なのが…
この巨大わらじ↓
となりには、巨大下駄のオブジェも…さすが足腰の神様!
じつは、ねこねーさんは今回の登山で、左脚の膝が痛くなってしまい…
去年は大丈夫だったのですが、一昨年の登山シーズンに悩まされた
下山時に筋を違えて激痛が走る感じの、あの症状がまた出てしまったのでした。
今回は登りよりも、果てしなく続く下りのルートが多くて、
それで左脚に変な負担がかかってしまったのだと思います。
そんなこともあったので、子ノ権現では、登山を楽しめるように
自分の足腰についてもバッチリお詣りしてまいりました。
境内には、こんな感じに絵馬の代わりのミニチュアわらじを納める場所もあって
足腰の悩みを抱える人たちの願いがずらりと並んでいました↓
巨大わらじの他に有名なのが、この正門付近の仁王像↓
ねこねーさんたちは、今回、裏側から来たので、
仁王さまへのご挨拶は別れ際になってしまいました。
子ノ権現まで来てしまえば、あとは駅を目指して進むだけ。
と思った矢先、またもや恐ろしいものが。
かなり傷んだ小さな太鼓橋のそばにある石碑には「降魔橋」の文字…↓
うーん、なにやら怖い。。
気になってこれも帰宅後にネットで調べてみたところ、子ノ権現を開山した子の聖が、
ここで山々に住む鬼たち(山賊)を退治したのだとか。
あら、なんだか、ご利益のありそうな場所だったのですね(苦笑)
でも、このオカルトチックな橋のすぐそばにある畑には、
またもや恐ろしいものが…↓
わ…ヤバい(苦笑)
左側には拳銃を持ったセーラームーン、右側の竿の天辺にはウルトラマンのお面。
なにやら怪しげなお人形までぶらさがっています。これもカカシなのでしょうが、
飯能市民のセンスは、いやはや、なかなかのものです。。↓
そんな恐ろしげな光景にさえ目をつむれば、周囲は春の自然の宝庫です。
ナルコユリっぽいこんな植物や…↓
なんと、小さなヘビさんにも遭遇っ!
写真ではわかりにくいのですが、中央のニョロっとした長細いのが
逃げる途中のヘビのシッポです↓
イチゴみたいな葉っぱの黄色いお花は、ミツバツチグリ↓
ところどころで、野生のフジにもお目にかかりました↓
この白いお花はなんでしょう?
レースフラワーっぽい、小花の集合がなかなか素敵です↓
最終目的地である吾野駅へ到着する寸前まで、自然がいっぱい♪
今回のコースは、奇怪なオブジェが満載でしたが、登山ルートとしては
予想外に優秀でした。秋の紅葉の頃にでも、また来たいなぁ。
高麗川のほとりでは、カモさんが1羽、のんびりと↓
アップにすると、カルガモさんっぽいですね↓
民家のそばの空き地には、イカリソウに似た感じの
不思議なカタチのこんなお花も↓
うーん、花の名前とか、勉強しないとわからないのがいっぱいですね。
花や鳥の名前がわかると、登山もグッと楽しくなるので、
今年はハンドブックでも買って研究したいなぁ。
痛めてしまった左脚も下り坂でなければ、ほとんど痛まないため、
山を下ってからはラストスパートでガンガン歩きました。
最終ゴールの吾野駅に到着したのは、16時過ぎ↓
運良く16時4分の電車に間に合って、スムーズに帰って来ることができました。
いやぁ、それにしても歩いた、歩いたっ!
左ヒザが痛くなってしまったのは、運動不足のせいもあるのでしょう。
これから本格的な登山シーズンですから、子ノ権現のご利益におすがりしつつも、
筋トレでもして、足腰を鍛えないと!
今回は、ちょっと意外なおみやげもゲットしてきたのですが、
それは長くなってしまったので、また明日。
ねこねーさんの連休はまだまだ続く…と言っても、
おうちの雑用のやりたいことリストにはまだ手付かずの項目が沢山ありますから、
今日の午後も筋肉痛にめげずに頑張らねばっ!
ということで、明日のおみやげ篇につづく〜!
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