まもなく公開!映画『世界から猫が消えたなら』
一昨日の夜、ねこねーさんは映画『世界から猫が消えたなら』の試写会に
行ってまいりました。自分でも別の日の試写会に応募していたのですが、
お友達が月曜日の試写会に当たったとのことで、お誘いを受けたのです♪
映画の公開日は5月14日(土)なので、試写会に行けても行けなくても、
GW中にはブログで取り上げたいなぁ♪と思っていたところ、
いち早く本編を観る機会に恵まれたので、記憶が鮮明なうちに、
早速リポートさせていただきますね。
ベストセラー小説の映画化ということで、
すでにストーリーについてはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
いちおう、あらすじをお伝えすると…
突然の病に襲われた郵便配達員の「僕」(佐藤健)。
彼の前に現れた自分そっくりの姿の「悪魔」(佐藤健・一人二役)に、
このままではおまえは明日死ぬ。死にたくなければ、この世界から何かをひとつ
消すことで、1日分の寿命を得ることができる…という内容の取引を持ちかけられ、
その提案を受け入れることに。
世界から消すものについては「僕」に選択権はなく、「悪魔」が勝手に選んで決定。
そのものが世界からなくなってしまうことで、「僕」にとってのかけがいのない
思い出や、そのものが関与したことで生まれた、元恋人(宮﨑あおい)、
親友(濱田岳)、家族(原田美枝子、奥田瑛二)との関係まで
白紙に戻されることになり…
と、まぁ、ネタバレしない程度に書くとこんな感じなのですが、
「ねこねこNEWS」的に気になるお猫さまの登場頻度は?ということについては、
タイトルに「猫」が入っているものの、映画『猫侍』シリーズみたいな、
いわゆる、にゃんこド真ん中の「ねこ映画」ではありません。
佐藤健さん演じる「僕」と宮﨑あおいさん演じる元恋人のラブストーリーが
軸になっている人間ドラマなので、浴びるようにお猫さまの姿を眺めたい!
という方には物足りない映画かもしれません。
でも、ひとり暮らしの「僕」の愛猫の「キャベツ」という役名のねこちゃんが、
映画のところどころで、名脇役としてかなりいい演技を見せてくれます。
その他、実家暮らしをしていた時の飼い猫「レタス」も登場。
もちろん、映画のタイトルからもわかるように、この「猫」についても、
「僕」の寿命を伸ばすために消えてしまうものリストに挙げられることになる
わけですが、あまり書き過ぎると怒られそうなので、
ひとまず、映画の特報および予告編2本をご覧ください↓
この予告編を観る限りでは、あたかもにゃんこがこの映画のカギであるかのように
思えてしますが、実際のところは、それ以外のシーンのほうが重視された作りに
なっているので、にゃんこ目的で観に行かれる方は、そのへんは予め差し引いて
いただいたほうがよろしいかと。
それから、モニター試写会で大泣きしている女子のみなさまのカットも、
ちょっと盛り過ぎなんじゃないかと、個人的には思ってみたり。
もちろん、会場では、すすり泣きの音があちこちから聞こえていましたが、
ねこねーさんは、ドライなのかなぁ…泣けませんでした。
これでもいちおう、4ニャンと暮らしているし、親も他界しているので、
「僕」に共感できる点は多いほうだと思うのですが、うーん、なんでかなぁ。
さすがに、ところどころで目頭が熱くなることはありましたが、
途中、花粉症or風邪で鼻をかみたくなったことはあっても、
涙をふくためのハンカチはいらなかった感じです。
ここしばらく、ハズレ映画ばかりを観てしまっているねこねーさん的には、
その無限ループからそろそろ脱却したかったのですが、
残念ながら、この映画でピリオドを打つことはできませんでした。
ハズレってほどではないけど、アタリってほどでもない。
うーん、ビミョー…というのが、正直な感想です。
ファンの方には申し訳ないんですが、ねこねーさんは、そもそも、
宮﨑あおいさんが苦手なんですよー。あざとい可愛らしさというか、
なんというか…滝のそばで絶叫しているシーンなんて謎過ぎて、
ねこねーさんが彼氏だったら、マジでドン引きです。。
佐藤健さんは、ちょっとジュリーっぽい顔立ちなので
嫌いじゃないんですけどねぇ♪
あ、もちろん、見どころもたくさんあるんですよ!
まず、ロケーションがいい。「僕」が暮らす函館の街の風景や、
レトロなアパートの様子とか、柱時計マニアのねこねーさんにピンポイントに
響いた「僕」の実家の時計屋さんとか、名画座っぽい映画館の建物とか、
それから、エンディングの曲も良かった!
HARUHIさんが歌う主題歌「ひずみ」は、上記の予告編でも流れていますが、
こちらは主題歌をベースに編集されたプロモーションビデオです↓
当然のこととして、にゃんこキャストの「キャベツ」と「レタス」も満点です!
映画の公式サイトでは「消えてほしくないMY猫キャンペーン」という
おうちの愛猫ちゃんの写真がが映画のポスターに採用されるかもしれない
キャンペーンも実施されておりますので、そちらのほうも要チェックです!
また「せか猫」映画感想文キャンペーンの賞品もにゃんこグッズですよ♪
映画およびキャンペーンの詳細に関しては、
以下のリンク先でご確認ください↓
公式サイト:映画『世界から猫が消えたなら』
長くなりますが、ついでに書籍のほうもご紹介させていただくと…
この映画の原作は、川村元気氏の小説「世界から猫が消えたなら」
(小学館文庫)なわけですが、あまのじゃくなねこねーさんは
「いま話題の本」系に触手が伸びないたちなので、この原作本も未読。
映画を観てからは、もしかすると原作のほうは面白いのかなぁ…と
逆に本のほうに興味をそそらたりもしているのですが、
個人的にはどちらかというと、「僕」が主人公の原作よりも、
こちらの「キャベツ」が主人公のにゃんこ版のほうが気になっていたりして(笑)↓
世界からボクが消えたなら:
映画「世界から猫が消えたなら」
キャベツの物語
(小学館ジュニア文庫)
涌井 学 (著), 川村 元気 (原作)
小学館 (2016/3/16)
[単行本]
(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)
「僕」目線で書かれた原作に対しし、こちらのジュニア文庫は、
その「僕」の飼い猫である「キャベツ」の目線で描かれた物語。
もうその企画趣旨だけで、アイデアものというか、商売上手というか、
感心してしまいます。
原作本もそうですが、表紙のにゃんこがカワイイのも好感が持てますね。
ねこ好きさんの本棚に並べておきたくなる1冊です。
【おまけ】
ついでのついでに、関連ネタをもう少し書いてしまうと、
「劇中劇」ならぬ「映画中映画」として一瞬出てきて
ねこねーさんの興味のすべてを奪い去った作品がこちら↓
沢田研二 (出演), 菅原文太 (出演),
長谷川和彦 (監督, 脚本)
147 分
[DVD]
(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)
先ほどチラ書きしましたが、
ねこねーさんはジュリー(沢田研二さん)のことが、今も昔も好きなんですよー!
映画マニアの「僕」の親友のおすすめ作品として『太陽を盗んだ男』が
『せか猫』の中に出てきた時は、ひとりでニヤついてしまいました。
ねこねーさんは、同作のDVDの豪華版を持っておりまして、
寝室にこの映画のポスターも飾ってありますから。
ということで、今回のブログのイチオシ映画は『太陽を盗んだ男』に決定!
…という、ドサクサ紛れにジュリー作品をぶっ込むという、
まさかのオチで今日のところは締めたいと思います(笑)
たしか、『太陽を盗んだ男』にも一瞬にゃんこが出てくるシーンがあったような?
今は亡き名優、菅原文太さんの怪演も凄まじいし、
ジュリーファンでなくても楽しめる、カルト映画の金字塔ですよ!
ねこねーさんもGWに、また観直そうかなぁ♪
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