亡き愛猫ちゃんがモデルの幻想アート「トピアリー・キャット」
昨日は、ニューヨークの路上に猫トイレといっしょに捨てられたにゃんこの
心の痛むニュースをお伝えしましたが、本日は一変して、
人と猫の愛情物語のご紹介です。
英国でPhotoshopを駆使したデジタル作品を制作しているアーティスト、
リチャード・サンダース(Richard Saunders)さんの作品のモデルは、
ロシアン・ブルーの愛猫、トリー君。
でも、彼の作品の中に登場するトリー君は、
ただのにゃんこじゃないのです。
リチャードさんのイマジネーションとPhotoshopの超絶技法を組み合わせて
誕生したこのアート・シリーズには、ニャンと、トリー君が
巨大なにゃんこ型の庭木として登場するのです↓
Source:Facebook
トリー君のお写真をもとに、葉っぱの質感を画像処理でプラスしてつくりあげた、
このにゃんこ版グリーン・ジャイアントは、ディズニーランドなどの
テーマパークでしばしば見かける庭木の刈り込み「トピアリー」を表現したもの。
上記のお写真の、紫の空に光るお魚型の稲妻も、
もちろん、画像処理のたまものです。
リチャードさんの画像処理テクニックがあまりに見事で、
なかにはトリー君のねこ型トピアリーを本物だと信じ込んでいる人も
少なくないとのこと。
でも、実際のトリー君のモフ毛は、グリーンではなく、
ロシアンブルーならではのオシャレなグレー。
グリーンな瞳も美しい、イケにゃんだったのです↓
「イケにゃんだった」と過去形で書くのにはわけがあって、
じつはトリー君は、今年の2月に虹の橋を渡ってしまって、
今ではこの世にいないのです。
でも、リチャードさんの幻想アートの中のトリー君は、永久不滅の存在。
今でも「トピアリー・キャット」として、多くの人々の心を癒やしています。
そして、なによりも最愛のにゃんこをなくしたリチャードさんご自身の心を
その幻想的な姿で慰めてくれているのでしょう。
こちらは、トピアリー・キャットとしての実物大のトリー君と
リチャードさんのツーショットを実現したフォト・モンタージュ↓
生前のトリー君は、きっとこんなふうに、
作品づくりをするリチャードさんのそばにいてくれたんでしょうね。
ねこねーさんは、もうそれだけで涙がちょちょ切れてしまうのですが、
リチャードさんの作品の中で巨大にゃんこの木として表現されている
トリー君の姿をみると、これまた胸が熱くなります。
グルーミングよろしくキレイに刈り込みのお手入れをしてもらっていたり↓
おいしそうに池のお水を飲んでみたり↓
湖畔でまったりとお昼寝を満喫してみたり↓
はたまた、砂浜で夏の日射しを存分に浴びてみたり↓
生前のトリー君のことを、リチャードさんがいかにやさしい眼差しで
見守っていたのかが、よくわかる作品ばかりです。
トリー君がまだ元気だった頃、リチャードさんは、ある低木をみかけて、
このシリーズのアイデアを得たのだそうです。
刈り込みが施されていたその木は、トリー君がお昼寝をしている姿に
そっくりだったのだとか。
単なる木を見て、愛猫ちゃんを思い浮かべるあたりが、
もうすでにトリー君への愛の表れ以外の何ものでもないのですが、
トリー君亡き後、その想いはよりいっそう強まったのでしょう。
こちらの曇り空にかかる虹を背景にした作品に添えられた
リチャードさんのコメントには、「虹を見るたびに、空を見上げて
トリーのことを想います。天国でしあわせにしていてほしいものです」
と書かれています↓
トリー君は現在、リチャードさんのアトリエのお庭に眠っています。
トリー君のために作られた墓標の前には、こんな愛らしいオーナメントも↓
写真に添えられているコメントによると、これはVivid Arts社製の
にゃんこフィギュアのようですが、もとの色がトリー君とは違うグレーだったので、
リチャードさんのアトリエのアーティストがピンクのお鼻や肉球といっしょに
全身を塗り直してくれたそうです。
ガラスのドームの中のトリー君のミニチュアは、
リチャードさんの愛に包まれてしあわせそうに眠り続けています。
あ、いけない…ねこねーさん、また目から汗が。。
リチャードさんの「トピアリー・キャット」シリーズが気になる方は、
以下の専用SNSおよび公式HPをご確認ください。
Facebook:The Topiary Cat
Instagram:thetopiarycat
Webサイト:The Topiary Cat
関連記事はこちら↓
Huffington Post UK(6月1日):Artist’s Beautiful Tribute To His Dead Cat Touches Hearts Across The Globe
Mashable(6月2日):Cat lover photoshops his beloved feline as ornamental shrubs
ねこねーさんもこんなふうに、おうちの4ニャンと永遠不滅の関係を
築けたらいいなぁ。でも、そんなスピリチュアルな関係になる前に、
みニャさんには、存分に長生きしていただかなくては!
とりあえず、明日はまた週末のにゃんこサービスに徹しますか。
みなさんも、よい週末を♪
*ご訪問ありがとうございます*
「ねこねこNEWS」は毎日更新、奮闘中!
以下の3つのブログランキングに参加しています。
更新の励みに応援クリックしていただけると
とてもうれしいです。
クリック募金 応援中 こちらもポチッとお願いします!
左のバナーのリンク先TOP画面の
Click Here to Give – it’s FREE!
と書いてあるところをクリック!
あなたの代わりに、米国の動物愛護サイトの
スポンサーがシェルターに保護された
ねこちゃん&わんちゃんのごはん0.6杯分を
寄付してくれます。