【続報】図書館ねこブラウザー君、残留決定!!
いきなり真夏の暑さに見舞われたこの週末、
ねこねーさんは昨日から汗だくで早くも夏バテ状態なのですが、
皆さまも梅雨の合間の暑さにはご用心ください。
結局、昨日は家の掃除に取り掛かりたかったものの、
ベランダとお庭の植物の生長しまくりな状態をどうにかしなくちゃと思い、
まずはベランダで雑草とり。この段階で、すでに脱水症状に近い感じ
だったので、小一時間ほど昼寝タイムの休憩を取った後、お庭へ。
この時期は門のところにある竹の生垣から伸びたタケノコが
急成長するので、毎週必ずタケノコ退治をしないといけないんですよ。。
しかし、夕方になっても暑さは引く気配がなく、ヤバイくらい汗まみれに。
あまりの暑さで、昨日はガボちゃんのお散歩に行く体力も消耗。
散歩を中止して、慌てて屋根裏から扇風機とサーキュレーターを
取り出してみましたが、それでも暑くて暑くて、結局、昨日は
今年初めてのクーラーを作動させてしまいました。
天気予報によると、今日は昨日以上に暑くなるようで、
ねこねーさんちのほうは最高気温は35℃!!
もうホントに30℃超えは、やめていただきたい。。
こう暑いと、家にいるより涼しい図書館にでも避難したいところですが、
ねこねーさんだけ避暑地気分を満喫すると、
おうちのみニャさんから非難を浴びそうだしなぁ。。
前置きが長くなりましたが、本日は、そんな涼しくて快適な図書館を
追い出されそうになっていた、アメリカのにゃんこのお話の続報です。
先週の火曜日の記事で取り上げた
テキサス州ホワイト・セトルメントの公立図書館、
White Settlement Librayの図書館ねこ、ブラウザー君のことは、
まだ記憶に新しい方も多いかと思います↓
Photo:The Independent
過去記事はこちら↓
6月28日:【米国発】テキサス州の図書館ねこに退去命令!?
前回の記事では、一部の市議会委員たちが率先して行った
ブラウザー君の図書館立ち退きの是非を問う投票により、
追放が決定したところまでリポートさせていただきましたが、
その後、うれしい続報が届きました!
金曜日に行われた市議会の再協議の結果、
ブラウザー君の図書館退去案は却下され、今までどおり、
「図書館ねこ」として図書館に住み続けることが正式に許可されたのです♪
BREAKING: #BrowserTheCat to remain at the library, council reverses decision to remove him #WFAA pic.twitter.com/BIZFmWotvK
— Lauren Zakalik (@wfaalauren) 2016年7月1日
再協議の当日、少なくとも50人の住民が市議会の会議室に押しかけました。
もちろん、皆さん、ブラウザー君のサポーターです。
市長代行の臨時議長は、ブラウザー君の退去を推していた
エルジー・クレメンツ氏。今回の再投票では、クレメンツ氏の他に、
前回の投票の発起人のひとりだったポール・ムーア市議会議員も
ブラウザー君の退去反対に票を投じ、投票結果は3-0。
無事にブラウザー君の図書館残留が決定したのでした。
前回の投票後、投票権のなかったロナルド・ホワイト市長のもとには
ブラウザー君の残留を願う1,800通ものメールが届いたとのこと。
中には、ロンドン、グアム、オーストラリアといった海外からのメールもあり、
「ワシントン・ポスト」などのメディアからの問い合わせも多数。
ホワイト市長は「こんなに大きな反響を呼ぶなんて、予想もしていなかった」
とのコメントを寄せていますが、この時代、SNSで取り上げられると
一気に世界中に情報が拡散しますからね。今回の件は、あまりに突然すぎるし
人間の勝手な都合が見え隠れしまくっている感じだったので、
ねこ好きさんたちが異議申し立てしたくなるのは当然です。
再投票後、意見を覆したクレメンツ議員とムーア議員のコメントは
メディアで取り上げられていないようですが、クレメンツ議員の奥様によると
クレメンツ議員の家族宛にも数々のヘイト・メッセージが送られてきていたようです。
奥様のコメントを読むと、前回の投票後、クレメンツ家は「ねこ嫌い」の
レッテルを貼られてしまったようですが、実際は、自宅で複数のねこを
飼っているとのこと。ご家族には、殺人予告とまではいかないまでも、
それに近いくらいの悪質なメッセージも寄せられていて、
今回の件については、相当まいったようなのです。
どんなにブラウザー君のことをサポートしたくても、
脅迫まがいのメールは送るべきではありませんが、それにしても
クレメンツ氏、おうちににゃんこがいるのに、どうして図書館から
ブラウザー君を追い出そうとしたのか…「図書館ねこ」に反対することで、
政治的なメリットでもあったのでしょうか??
前回の記事で、ブラウザー君残留のための署名は618人分集まっていると
お伝えしましたが、その後、メディアの影響などもあり、署名総数は
20,400人分までに増加。ここまでくると、さすがにこのままブラウザー君を
無慈悲に追い出すわけにも行かなくなったのでしょう。
諸々の事情を考慮して、結局、2度目の投票では満場一致で
ブラウザー君の残留が決まったのでした。
こちらは、町の人々の声を集めたメディア映像。
1:13くらいのところからブラウザー君の退去を支持していたクレメンツ氏も
映っています。確かに自宅のにゃんこをナデナデしていますが…↓
まだ再投票が行われる前のインタビュー動画もあります↓
最後の1本は、再投票当日の議会の様子や、
その後のインタビュー映像をまとめた貴重な映像↓
議会では、クレメンツ氏も訴えておりますが、
今回は、やはりメディアとSNSの影響が大きかったのでしょう。
もちろん、メディアもSNSも、嘘を拡散されてしまうと困るのですが、
今回は無事にブラウザー君の図書館残留に一役かうことができて、
良かったと思います。
インターネット時代になって図書館に行く人の数が減少する中、
「図書館ねこ」はネズミ退治だけでなく、訪問者数アップにも
貢献してくれる貴重な存在。
図書館側も、これからも猫アレルギー対策などを万全にして、
追放の動きが再発しないように、これまで以上にブラウザー君を
大切にしていただきたいですね。
関連記事はこちら↓
NEWSFIX CW33(6月27日):Folks in White Settlement Rally to Save Browser the Library Cat
Star-Telegram(7月1日):Browser the cat gets to stay at White Settlement library
The Washington Post(7月1日):Take it from me: Your local library needs a cat
The Independent(7月2日):Browser the cat allowed to stay at Texas library after international outcry
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