ラリー君に新たなライバル!? 財務省のグラッドストン君

週末だというのに、またまたまたまた、今日もまた、
英国の官庁街の最新ニュースをお届けします(笑)

というのも、最近話題の英首相官邸のネズミ捕獲長、ラリー君がいる
ロンドンの官庁街、通称「ホワイトホール」に、ニャンとまた、
新たなネズミ捕獲要猫が採用されたというではあーりませんか!

ラリー君の宿敵、外務省勤務の黒白にゃんこ、パーマストン君に続く、
3匹目の官庁街にゃんこが配属されることになったのは、
財務省(Her Majesty’s Treasury)。

気になる新任にゃんこは、まっクロクロの黒猫ちゃん!
お名前は、グラッドストン君といいます♪
4度にわたり首相を務めた英国の政治家、
ウィリアム・グラッドストン氏のお名前から命名されました↓

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Photo:PA / METRO

水玉模様の赤い蝶ネクタイなんてつけちゃって、オシャレさん♪
黒猫ちゃんだけあって、精悍な魅力に溢れたイケニャンですよ!

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Photo:PA / METRO

日本の方にはよく分からないネタだと思うので、ちょっと触れておくと、
英国の財務省を象徴するアイテムとして思い浮かぶのが、
通称「Red box」と呼ばれる赤いカバン。グラッドストン君のお写真の
背景に写っているのがそのカバンなのですが、英国では財務大臣が
予算案をこのカバンに入れて議会に運ぶことが習わしになっていて
その様子はメディアでも毎回取り上げられほどなのです。

その歴史ある赤いカバンを最初に使い始めたのが、
今回グラッドストン君のお名前の元となった政治家、
ウィリアム・グラッドストン氏なのだとか。

そんなインテリ受けしそうな背景もありまして、
財務省に迎えられたグラッドストン君は、就任早々、
その赤いカバンから登場する撮影大会に協力↓

Gladstone1_073016
Photo:Laura Gallant, BuzzFeed. / Evening Standard

財務省勤務初日のお仕事は、ネズミ退治より、
モデル撮影がメインになったみたいですね。
でも、初めてとはとても思えない堂々としたモデルぶり。
これは、ラリー君、油断できませんよ!

それにしても、なんだか、ここまでくると、どう考えても
NNNが英国の官庁街に目をつけたとしか思えないんですが(笑)

こうなってくると、官庁街にお住いの3ニャンの位置関係が
気になってきますね。ということで、ジャジャーン!
Google Mapのスクリーンショットを利用して、
サクッと、にゃんこMAPをつくってみました♪↓

LondonWhiteHallMap_073016
※画像をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。

うーん、みニャさん、見事にご近所さん。
これは完璧に3ニャンの縄張りエリアがかぶっていますね。。
官庁街ににゃんこが増えるのはうれしい限りですが、
すでにラリー君とパーマストン君はバトルってるし…
グラッドストン君が投入されて、この先、どうなることやら(苦笑)

グラッドストン君の名前の由来のウィリアム・グラッドストン氏は、
Wikipediaによると、パーマストン君のお名前の元になった
パーマストン子爵内閣の外交を批判した人物のようなので、
そもそも名前のつけ方からして、ライバル関係を助長しているような
気がしなくもないという。。

グラッドストン君は、すでに任務に意欲を見せておりまして、
彼のTwitterアカウントには、すでにこんなツイートが投稿されています↓


「にゃんこがバッグから出てきましたよ(ダジャレでごめんね)
僕を外に出してネズミを捕まえさせてよ」

ちょっと訳が難しいのですが…「let the cat out of the bag.」は
「秘密をばらす」というイディオムなので、ダジャレというのは
そのことですね。お写真の様子からして、早く外に出てネズミを
捕まえたくて仕方ないといった感じでしょうか。

もちろん、イマドキのにゃんこらしく、グラッドストン君は
早速Instagramも始めた模様。こちらは、記念すべき初回投稿↓


生後18か月の彼は、ロンドンの有名な動物保護施設
「バタシー・ドッグズ&キャッツ・ホーム」に保護されていた
元野良ネコちゃん。ラリー君とパーマストン君もこの施設の出身です。

My friends would say I’m friendly, handsome, and somewhat emotionally guarded. #issues #catitude

Gladstoneさん(@treasury_cat)が投稿した写真 –


「友達は、僕のことをフレンドリーでハンサムだって言うよ。
でも、ちょっと感情的なところもあるって」

あら、まぁ。。もしかするとグラッドストン君は、
気が荒い傾向があるのかな?ラリー君たちとの関係が心配。。


こちらのビボーのおねーさんたちは、グラッドストン君の
お世話をしていた「バタシー・ドッグズ&キャッツ・ホーム」の
スタッフさんです。どうやらグラッドストン君は、写真の右側の
ローラさんの家のキャットフラップから室内に侵入しようと
試みていたところを保護されたようですね。

そんな野良ねこちゃんが、英国の財務省に勤務することになるとは、
人生…じゃなかった、猫生なにが起きるかわかりません。

新しい勤務先に到着したグラッドストン君の初出勤(?)の様子を
収めた動画もあります↓

The moment that @batterseadogsandcatshome released me to my new home. Luckily, I'm not camera shy. 🐱📸

Gladstoneさん(@treasury_cat)が投稿した動画 –


新しい環境でも物怖じしないなんて、さすがです。
ネズミ捕獲要猫に抜擢されただけありますね!

しかも、流行にも敏感のようで、彼はこんなお写真まで投稿しています↓
英国の財務省って、ピカチュウが出没するのか??

If you can catch a Pokemon, you can catch a mouse, right? #pokemongo

Gladstoneさん(@treasury_cat)が投稿した写真 –


サービス精神も旺盛なグラッドストン君のSNS。
これから先の投稿も期待できそうなので、要チェックですよ!

グラッドストン君のSNSはこちら↓
Instagramtreasury_cat
TwitterGladstone@HMTreasuryCat

関連記事はこちら↓
BuzzFeed(7月29日):Now The Treasury Has Got A Cat And He’s Called Gladstone
METRO(7月29日):Gladstone the cat is the newest and cutest member of the Treasury
Evening Standard(7月29日):Cat’s out of the bag as Treasury reveals Whitehall arrival Gladstone

ねこねーさんは、ロンドンに留学していた時よりも
今のほうが英国の官庁街に詳しくなっている気がするのですが、
なんだかなぁ。。これもそれも、お猫さまのおかげです♪

まさかの3ニャン目の登場で、ますます目が離せなくなった
ホワイトホールのねこ模様。今後の「ねこねこNEWS」の記事が、
さらに英国びいきになっても、あしからず(笑)

とりあえず、ラリー君、パーマストン君、グラッドストン君の
スリーショットを早く拝みたいですね♪
あ、でも、バトルが勃発すると困るかな。。

thankyou6.jpg


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