27歳のホームレスご長寿にゃんこ、バンジョー君
月曜日だというのに、思いっきり風邪がこじれまくって、
なにげに絶不調のねこねーさんです(苦笑) みなさん、いかがお過ごしですか?
今の時期は暑かったり涼しかったり、気温の変動が激しいので、
体を壊さないようにご自愛ください。
風邪を理由に、ブログのほうも「手抜きモード」にしてしまいたいところですが、
お仕事もひと段落ついたことなので、ひさびさに、海外のご長寿にゃんこネタを
まとめさせていただこうと思います。
9月9日の記事で、2017年度版のにゃんこのギネス世界記録について、
取り上げましたが、その時ご登場いただいたのは、
最長ボディにゃんこと1分間の最多芸にゃんこの2ニャン。
今春に虹の橋を渡ったギネス認定のご長寿にゃんこ世界一、
米テキサス州スクーター君(30歳)の後を継ぐ新たなシニアにゃんこは、
まだ見つかっていないようです。
7月に「ねこねこNEWS」でご紹介したイングランド北東部にお住いの
ナツメグ君(推定年齢31歳)が有力候補なのですが、残念ながら、
彼は正確な出生記録がないのでギネス認定は難しそうなんですよねぇ。
ナツメグ君の記事はこちら↓
7月5日:人間なら141歳!推定年齢31歳のご長寿にゃんこ、ナツメグ君
そんな中、ロンドン西部にあるRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)の
ねこ専用保護施設「Southall Cattery」に、かなり高齢のご長寿にゃんこが
保護されていることが判明。それが、こちらの黒猫のバンジョー君です↓
Photo:SWNS / METRO
RSPCAのスタッフさんによると、彼は推定年齢27歳。
人間の年齢に換算すると125歳のご長寿にゃんこなのだそうです。
ナツメグ先輩の年齢にはかないませんが、27歳は立派にギネス級のご長寿です♪
バンジョー君の生い立ちについては謎に包まれている部分が多く、
どうして以前の飼い主さんが飼育放棄してしまったのかもわかっていません。
しかしながら、ひとつだけはっきりしていることは、バンジョー君が2歳だった
1991年にマイクロチップを入れたという事実。
つまり、正確な誕生日まではわからないものの、バンジョー君がこれまで、
27年もの長きにわたる猫生を生き抜いてきたことは確かなのです。
バンジョー君のお世話をしているアニマルケア・アシスタントのアニールさんは、
彼が英国一のご長寿にゃんこである可能性を信じ、
ギネス記録の申請も行ったとのこと。
Photo:SWNS / METRO
今回は、マイクロチップという動かぬ証拠がありますからね、
うまくいくと保護施設からギネス記録保持猫が誕生するかもしれません。
もちろん、マイクロチップを調べれば、飼い主情報もわかります。
RSPCAのスタッフさんは、登録されていた電話番号に電話をかけてみたとの
ことですが、今のところ、連絡は取れないまま。。
Photo:SWNS / METRO
幸いにも、すでにバンジョー君には里親候補が決まっており、
このまま元の飼い主から連絡がない場合は、今月中に新しいおうちに
迎え入れられる予定なのだとか。
スタッフさん曰く、新たな里親さんには、超高齢にゃんこにふさわしい、
静かな生活環境のご家庭を希望したとのこと。
しあわせな老後を送れるといいですね。
それにしても、ギネス級のご長寿にゃんこがホームレスの道を強いられるなんて!
バンジョー君が保護された過程については、詳しいことはわかりませんが、
路頭に迷うシニアにゃんこのことを考えると、
やるせない気持ちでいっぱいになります。
無事に保護されたから良かったものの、これが冬の最中だったりしたら、
元気に見えても年齢はごまかせませんからね、ご長寿にゃんこにとっては
過酷なお外生活は、カラダに毒以外のなにものでもありません。
Photo:SWNS / METRO
クリニック・マネージャーのミシェルさんによると
「飼育放棄には、さまざまな理由があります。みなさん、異なる事情がありますから。
たいていの場合、お金の問題か、あるいは家賃滞納で退去させられたり、
引越しする時が多いですね」とのことですが…
バンジョー君の場合は、どうだったのかなぁ。
見たところ、27歳とは思えないほど元気そうなので、おそらく家族の一員として
長い間、可愛がられていた子なんじゃないかと思います。
マイクロチップも入っているし、お金や引越しの都合で、
見捨てられるようには思えないのですが。。
飼い主さんが亡くなってしまって、ねこ嫌いの親戚に追い出されたとか?
それとも、バンジョー君自身が、自ら老体に鞭打って冒険の旅に出てみたとか?
うーん、実際のところは、バンジョー君のみぞ知る。
猫生を達観したかのようなご長寿にゃんこは、窮地に至っても
一向に動じないように見えますが…ギネス記録登録もさることながら、
バンジョー君には是非とも新しい里親さんに愛されながら幸せな余生を
送っていただきたいなぁ。
関連記事はこちら↓
METRO(9月25日):Dumped cat turned out to be a possible record breaker
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