動かない脚を持つ2ニャンの運命の出会い!ジェシー&ウィリー
ハンデキャップにめげずに前向きに生きるお猫さまたちの姿は、
「ねこねこNEWS」でも過去に何度も取り上げましたが、
本日は、そんな障がいにゃんこを2匹まとめてご紹介。
というのも、この2ニャン、どちらもまったく同じように下半身が麻痺した状態。
しかも、同じクリニックで仲良くいっしょに暮らしているのです↓
Photo:Facebook
左側の茶トラにゃんこが、先輩のジェシー君。
右側のキジトラ白のベビーフェイスが、後からやって来たウィリー君です。
茶トラのジェシー君がテネシー州の路上で保護され、チャタヌーガにある
ねこ専門のクリニックに連れて来られたのは、彼がまだ生後6週間の時。
脊髄を損傷していた彼の後ろ足は、この先も動く見込みはなし。
しかし、自力で食べることもでき、特に痛みを感じている様子もなく、
クリニックのスタッフはすぐに里親募集を開始しようとしたのです。
ですが、ねこ神様が仕組んだ運命だったのでしょう。
ジェシー君はクリニックに残って、セラピーや針治療、喘息と心臓の投薬治療を
続けたほうが良いのでは、ということになり、そして何よりも、スタッフの方の
ハートをがっちりつかんでしまったために、晴れてクリニックのにゃんことして
お世話してもらえることになったのです。
こちらは、約2年前にFacebookに投稿されたお写真ですが、
後ろ足の感覚がない彼は、たいていこんな感じの人間みたいな
お座りポーズで座っていることが多いようです↓
なんだか、このまま人間の言葉を話し出しそうな感じですね(笑)
こちらは独立記念日のバーベキュー大会を楽しみにしているジェシー君。
特別の日のお祝い用なのかな、バンダナ姿もキマっています♪↓
クリニックのアイドル的存在のジェシー君のお役目は、
スタッフのみなさんを笑顔にすること。こんなお顔でごはんをねだられたら、
誰でも口元がゆるんでしまいますよね↓
クリニックのマスコットとして愛情を注いでもらっていたジェシー君ですが、
クリニックを訪れるにゃんこたちは元気に歩ける子ばかり。
もしかしたら人間同様、やはり少しは他の子たちに引け目を感じてしまうことも
あったのかもしれません。
しかし去年、ジェシー君は、自分とまったく同じ境遇のにゃんこと
このクリニックで出会うことになったのです。
それが、こちらの萌えかわいいウィリー君です↓
ある日、とある女性からクリニックに
「自宅のポーチに足が麻痺した子猫が捨てられている」と
電話がかかってきたのです。もちろん、その女性は、その子猫と同じような状態の
ジェシー君がクリニックにいるとは知りませんでした。
その女性がクリニックにやってきて
「私が下半身付随のねこがいると電話したものです」と告げた時、
ジェシー君にぞっこんのスタッフのアレンさんは、
ジェシー君を抱っこしながらこう言いました。「私たちのところにもいるんですよ」
女性はそれを聞いて、たいそうよろこんだそうです。
このクリニックが、下半身付随のにゃんこのエクスパートであることが
証明されたようなもんですからね。
新しくやってきた子猫のウィリー君は、
脊髄損傷が原因で歩けなくなったジェシー君と違って
生まれつき腰から下が麻痺したにゃんこでした。
でも、それ以外は、2ニャンの状況は同じ。
ウィリー君も、ジェシー君と同じように前脚を上手に使って
器用に動き回っているようです↓
ウィリー君は、歩けないことはまったく気にしていないようですね。
普通のにゃんこと変わらず、元気いっぱいです↓
でも、やっぱり、自分と同じ状態の先輩にゃんこがいることは
心強いんじゃないかな。ところが、初対面の頃には、チビにゃんこのウィリー君は
大人にゃんこのジェシー君を人見知りならぬ猫見知り。
最初の数日間は、威嚇しまくっていたそうです。
でも、自分と同じ状態の子猫に親近感を感じていたジェシー君は、
新参猫のウィリー君に最初から好意的。その気持ちが伝わったのか、
1週間もしないうちに、2ニャンは仲良く寄り添って眠るようになりました。
このお写真を見てもわかるように、この2ニャンは、
どう考えたって運命の出会いです。仲良くなって当然ですよね↓
ジェシー君とウィリー君は、動かない後ろ足を気にすることなく、
いっしょにレスリングをしたり、箱の中で遊んだりして、
毎日楽しく過ごしているようです↓
もちろん、まったりする時もいっしょです↓
出会うべくして出会った2ニャン。
ハンデキャップにめげないジェシー君とウィリー君の近況は、
2ニャンそれぞれのFacebookページでチェックできますよ↓
Silly Willie the Super Scooter
関連記事はこちら↓
The Dodo(2月8日):Cat Who Can’t Walk Meets Kitten Just Like Him — And Falls In Love
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