ご近所さんにも愛された亡き愛猫ベア君&兄弟にゃんこテディ君

ねこねーさんはここしばらく、
年度末の怒涛の忙しさで、じっくり読書を楽しむ時間もない感じでして。
読み終えたらブログでご紹介しようと思っている本も、先月から停滞中。。

その本は、複数の家を行き来して、それぞれの家の人に可愛がられている
「通い猫」が主人公で、早いとこ、読破したいのですが、
今日ご紹介しようと思う海外の実話も、そんな「通い猫」のお話で、
英語の記事を読みながら、頭の中で読みかけの小説が思い出されて、
ちょっとホロリとしてしまいました。

その実話というのは…

先月、スコット・ユーウェルズさんの2匹の飼い猫のうちの1匹、ベア君が、
自宅近くの路上で車に轢かれて、短い猫生にピリオドを打ちました。

スコットさんは、亡き愛猫への想いを胸に喪に服していたのですが、
ベア君が虹の橋を渡ってから2週間ほど経ったある日、生前のベア君といっしょに
家の外によく遊びに行っていた兄弟にゃんこのテディ君が、
悲しみに暮れているスコットさんのもとへ、1通の手紙を届けました。

こちらが、生前のベア君とテディ君のお写真です↓
どっちのにゃんこがベア君なのか、いまいち不明なのですが、
いかにも仲が良さそうなキジトラ兄弟ですね♪↓

Teddy+Bear2
Photo:The Dodo

テディ君が届けたその手紙というのは、郵便配達のお兄さんが
ポストに入れてくれる類のちゃんとしたお手紙ではなくて、
こんな感じの細長い紙切れ↓

Teddy+Bear3
Photo:The Dodo

外出先から帰ってきたテディ君の首輪に結ばれていたこの手紙には、
スコットさんのご近所さんらしき人からの手書きのメッセージが
書かれていたのです。

「飼い主さんへ:
私は、あなたの近所、4番地に住んでいる者です。
そして私は、あなたの猫たちの仲のいい友達でもあります。
彼ら(2匹の猫)は今まで私の部屋へ毎日遊びに来ていたのです。
でも、そのうちの1匹、大きい方の子が、もう2週間も姿を現しません。
彼は元気にしていますか?あの子のことが、とても心配です。
彼はとても愛らしい猫で、いつも私の心を癒してくれました。
どうか、彼が元気にしていますように。Y.T. 2017年3月2日」

自分の家のすぐ近くに、自分と同じようにベア君のことを愛してくれていた人が
いた事実を知って、スコットさんは深い感銘を受けました。

この手紙を読んだスコットさんは、夜遅くだったにもかかわらず、
すぐさま自分のEメールアドレスを書き添えた手紙を書き、
4番地のポストに投函しに行ったそうです。

それ以来、4番地に住む女性から、
彼女の自宅で撮られたベア&テディ兄弟の写真を添付したメールが
スコットさんに送ってくれるようになりました。

今回拝借させていただいたお写真のクレジットは、
スコットさんの名前になっているのですが、もしかしたら、
そのご近所さん宅で撮られた写真だったりするのでしょうか?

Teddy+Bear1
Photo:The Dodo

スコットさん曰く、4番地にお住まいの女性は、ベア君を相手に
大学の論文を読み聞かせてリハーサルをしていたのだとか。
話し相手がいなかった彼女にとって、ベア君は掛け替えのない友だち。
その意味で、彼の死は、彼女にかなりの打撃を与えたようです。

ベア君の突然の死を悲しんでいるのは、自分だけだと思っていた
スコットさんにとって、このご近所さんとの奇妙な出会いは、
ベア君からの最後の贈り物のように感じられたことでしょう。

ベア君のお墓詣りをするために自宅にやって来る4番地のご近所さんと、
まもなく初めて会う予定、と語っていたスコットさん。

きっと、初対面のふたりは、それぞれの自宅で過ごしたベア&テディ兄弟の
思い出を語り合って、泣いたり笑ったりしたことでしょう。

Teddy+Bear4
Photo:The Dodo

残金ながら、ベア君は天国に行ってしまったけれど、
兄弟にゃんこのテディ君は健在です。
これからも、交通事故に気をつけながら、ふたつの家を行き来して、
ベア君の分までダブルで可愛がっていただきたいですね♪

関連記事はこちら↓
The Dodo(3月6日):Man Mourning His Cat Gets Letter From A Stranger Who Loved Him Too

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