片耳を失くしても元気いっぱい!黒猫のヴァンディちゃん
今日は20℃近くまで気温も上がって、やっと春らしくなるみたいですね。
これでソメイヨシノの開花も一気に進むかな?
桜といえば、幹の根元から花を咲かせた「ど根性ザクラ」の写真が
今日のネットニュースに掲載されていましたが、
根性があるのは桜だけではありません。
今日ご紹介する黒猫のチビにゃんこは、頭部に大ケガを負いながらも
元気いっぱい毎日をエンジョイしている、超絶ど根性にゃんこなのです。
一口に「大ケガ」と言っても、この子の場合、想像を絶する過酷さで、
もう見た目からしてとんでもない状態なのですが…こんな感じに右耳全部と
さらにその下の頭皮の大半がざっくり削り取られたようになっているのです↓
Photo:Facebook
これ以降は、患部丸見えの画像も含まれるため、痛そうなビジュアルが苦手な方は、
パソコンor携帯画面から顔を離して薄目でご覧ください。
オハイオ州リッチランド郡マンスフィールドで保護されたこの黒猫ちゃんは、
生後6週間と思われる女の子。名前をヴァンディちゃんと言います。
今月初めにHumane Society of Richland Countyという動物保護施設に
連れてこられた彼女は、保護された当初からすでに今と同じ状態で
片耳と頭皮の半分を失っていたのです。
こちらが、保護施設がヴァンディちゃんについてFacebookで紹介した
初めての投稿です↓
施設によると、ケガの原因は、母猫からの虐待。
育児放棄ならまだしも、我が子にこんなひどいケガを負わせるなんて
母猫に何が起きたのかわかりませんが、とにかく命が助かったのは
不幸中の幸いでした。攻撃を受けてからかなりの日数が経っているようで、
保護した時には傷はかなり治りかけており、その後も血が出ることもなく、
バンディちゃんも痛みを感じている様子がまったくないのだとか。
一体全体、こんなひどい負傷をこんな小さな子猫がどうやって
堪えぬいたのか、にゃんこの忍耐力と生命力の強さに驚きを隠せませんが、
保護直後に診察した獣医師によると、今後の生活を考えると
頭部を保護するためのヘルメットのようなものを装着したほうがいいとのこと。
ヴァンディちゃんの里親になりたい!という問い合わせも
すでに何件かあるようなのですが、里親探しは、今のところは時期尚早。
施設側としては、この頭の傷が今後の長い猫生においてヴァンディちゃんに
どんな影響を与えるのか、ちゃんとした診断結果が出てから、
里親探しに着手したいという考えのようです。
こちらは、施設に勤務するおねえさんとのツーショット↓
ちょっとホラーな見た目のヴァンディちゃんですが、
早速スタッフさんのハートを射止めているようです♪
それにしても、これだけひどい傷で痛みを感じないのが不思議ですよね。
ご本ニャンは、頭のことなどおかまいなしで、ごく普通の子猫と同じように
お昼寝を満喫。ニャンともやすらかな寝顔です↓
もちろん、目が覚めている時も、子猫パワーを炸裂させて元気いっぱい!
こちらの動画では、タオルにジャレつく楽しそうなヴァンディちゃんの姿が
拝めます。患部丸見えなので、苦手な方は要注意ですよー!↓
先週の木曜日にFacebookに投稿された以下の記事には、
来週オハイオ州立大学でケガの検査を受けると書いてありますが…↓
どうやら今週の月曜日の診断で、2、3週間後に頭皮の移植手術を
受けることが決まったようです。ホラーな見た目もなかなかクールですが、
やっぱり頭の中身がむき出し状態では心配ですもんね。
担当の獣医師は、バンディちゃんの回復を確信しているようなので、
まずは、ひと安心かな。
安心ついでに、最後にもうひとつだけ、ホラーなお写真を♪
おねえさんのフードの中に収まったヴァンディちゃん、
お顔の可愛さと頭の不気味さのギャップがたまりませね(笑)↓
とんでもない重傷にもめげずに毎日を謳歌しているヴァンディちゃん。
今年度の「ど根性にゃんこ大賞」は、彼女で決まりかな?
関連記事はこちら↓
fox8.com(3月28日):Tiny kitten missing an ear beating the odds, getting lots of love on Facebook
Mansfield News Journal(3月29日):Injured kitten ‘Vandy’ to have surgery and fully recover
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