「ね、コ」展 山城隆一。@西武渋谷店、鑑賞レポート

絶好の行楽日和なGW2日目。こんな日は登山にでも出かけるに限るのですが、
本日返却の「3月のライオン」のコミックスを読みきらなければならない
ねこねーさんは、昨夜のポール・マッカートニー氏のライブの余韻に浸りながら、
ベランダでマンガ喫茶を開店する予定(笑)

コミックスを読み始める前に、ブログのほうも更新しておきたいのですが、
先日観に行った西武渋谷店で開催中の展覧会、山城隆一氏の「ね、コ」展 の
鑑賞リポートをお送りさせていただきます。

4月20日の記事でご紹介したこの展覧会、もうすでに観られた方もいらっしゃるかな?
ねこねーさんは記事を書いた後に展覧会に行きたくて、いてもたっても
いられなくなって、じつはブログで取り上げた翌日の会社帰りに
早速観に行っていたのでした。

ちなみに過去記事はこちら↓
4月20日:グラフィックデザインの巨匠が描いた猫たち、山城隆一「ね、コ」展

展覧会を観た直後にブログでリポートしたかったのですが、
会場内での撮影は自由ということで写真を撮りまくった結果、
写真を撮りすぎて、ブログにまとめる時間が取れないまま、
今日まできてしまったのでした…でもこれが、じつに良かった!

ねこ好きさんにはぜひ観に行っていただきたいので、
本日は会場の写真多めで改めてご紹介〜!

こちらが西武渋谷店A館7階の特設会場の入り口です↓

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ちなみに、ビルの外に「ね、コ」店の懸垂幕がかかっている建物はB館。
展覧会会場があるのは、懸垂幕のあるビルではなく、その手前のビルです。

入り口入ってすぐのごあいさつ文↓
グラフィックデザイナーとしても超一流の方だったんですね。

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※画像をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。

山城隆一氏のお写真が、こちら↓
とってもやさしそうなおじさまです。
きっといつもこんな素敵な笑顔で愛猫ちゃんたちに語りかけていたんだろうなぁ。

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入り口を入ってすぐ目に留まるのが、この資生堂ザ・ギンザで開催された
1977年の個展のポスター。にゃんこという柔らかなモチーフと
幾何学的なラインを組み合わせたグラフィカルな1枚です↓

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実際の切手が貼られている「カリグラフィーと白い猫」↓
モデルの白猫は、山城氏の愛猫のおしぼりちゃんかな?

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意志の強さを感じさせるハチワレにゃんこの肖像画「耳を立てる猫」↓

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こちらは3ニャンを描いた「3匹のそれぞれの猫」↓

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山城家の9匹の愛猫たちがモデルになっている彼の作品は、
シンプルなラインで描かれているものの、なんとも言えない趣があって、
にゃんこの体温と山城氏のやさしさがじんわりと伝わってくるかのような
不思議な魅力にあふれています。

次の写真の山城氏の言葉にもあるように、
彼はねこの代弁者として愛猫たちの絵を描いていたようです↓

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※画像をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。

山城家の愛猫たちの紹介文からも、
山城氏が言っている「猫たちのドラマ」が垣間見れます↓

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※画像をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。

9匹のにゃんこには、9匹それぞれの猫生があるのです。
よく考えると当たり前のことなのですが、猫それぞれの猫生について熟考し、
そのことを尊重できる人間は、そんなに多くないように思います。

こちらは、ねこねーさんが好きだった1枚「鼻の赤い猫」↓

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他にも、愛猫ちゃんならではのリラックスしたポーズを捉えた作品が並びます。
背景の絶妙な色遣いは、さすがグラフィクデザイナー↓

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見る者をほっこりさせるこんなデッサンも↓

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こちらは、にゃんこ版のヌード画とでもいったところでしょうか↓
あまりのセクシーさに、ねこねーさんもタジタジです(笑)

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会場は、百貨店の一角なのでそれほど広くもないのですが、見応えは十分。
ねこねーさんが行った時は、会社帰りの遅い時間だったので、
訪問客なしの会場写真も撮影できました↓

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こちらは、小作品を集めたコーナー↓
ひとつひとつじっくりみていただきたい作品ばかりです。

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ガラスケースの中には、本の挿絵の原画も↓

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山城氏は、ご自身の執筆本も含め、多くの書籍の挿絵を担当したようです↓

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じつは、展示されている絵もさることながら、彼の著書から抜粋された言葉の数々が
非常に素晴らしく、詩人の感性をにあふれた文章力にも感銘をうけました。
残念ながら、彼の本は現在、入手困難なものばかりなので、
ねこねーさんは地元の図書館サイトで検索して、2冊ばかり予約してみました。

上記の写真にも写っている「猫の独白」と「猫がいて幸せ」。
レンタルコミックスを読み終えたら、早速読もうと思っています♪

ガラスケースの中には、山城氏のにゃんこ絵を採用した商品も飾られておりました。
山城にゃんこ版のティッシュ箱もあったんですね!
これはぜひ、再販していただきたい!↓

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こちらは、チョコレートの箱↓
おしゃれなねこの絵は、スイーツのパッケージにぴったりですね♪

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ねこねーさんが大好きなねこ切手も、シートごと額装されておりました↓

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さらに、入場する時にもらえるしおりにスタンプを押せるコーナーも↓
ねこねーさんは、2つ目のピンクのにゃんこの向きを間違えてしまいました。。
スタンプを押す時は、見本を見ながら正しく押してください(苦笑)

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山城作品の4ニャンと記念撮影ができるコーナーもあります↓
この規模の展覧会にしては、かなりの充実ぶりです。

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もちろん、展覧会の出口には、物販コーナーも↓
ねこねーさんはポストカードとクリアファイル、マグネットまで購入してご満悦。
できれば、書籍の販売もしてほしかった…
山城さんの本、お手頃価格で再販していただきたいなぁ。。

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と、こんな感じで、ここしばらく足を運んだ展覧会の中では、
かなり満足度高めだった山城隆一氏の「ね、コ」展。
すっかり山城ファンになってしまったねこねーさんは、
自分でも猫絵を描いてみたくなりました。

うん、でも、過去にもそう思ったことは、幾度となくあるような…(苦笑)
今度こそ実行に移せるのか、かなり謎ですが、とりあえず図書館で借りた
山城さんの本はGW中に読んでみようと思います。

みなさんもぜひ、機会があったら西武渋谷店まで足を運んでみてください。
展覧会は5月7日(日)まで。お見逃しなく!

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