アンチョ先生、血液検査の結果は…

先週末に動物病院に行って血液検査の採血をしてもらったアンチョ先生。
鎮静剤を打たれてて無理やり血を抜かれたご本ニャンは、不服たらたらでしたが、
やはり結果は気になるようです↓

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血液検査を受けていただいたのは、このところ、食欲はあるのに
痩せてきているアンチョ先生のことを獣医さんに相談したところ、
甲状腺機能亢進症の疑いを指摘されたからなのですが、ねこねーさんも
インターネットで調べれば調べるほど、アンチョ先生は甲状腺の病気なんじゃないかと
いう気がしてきて、ご本ニャンも思い当たる節があるようなんですよ↓

ancho2_060317.

ねこの甲状腺機能亢進症というのは、人間の場合、若い女の人がかかりやすい
バセドウ病と同じで、甲状腺ホルモンが過剰分泌されてしまう病気です。

アンチョ先生の最近の気になる症状としては、
ごはんを食べているのに体重が減少している点に加えて、
シニアなのに時々ものすごく元気が良すぎたり、
毎晩のように深夜になると夜鳴きをしたり、とか。

夜鳴きについては、アンチョ先生は若い頃から去勢手術をしているにも関わらず、
時々ムラムラしてしまうことがあるようで、そんな時は猫じゃらしとか
小さなぬいぐるみをくわえながら、悩ましい声を出してウロウロしていることが
しばしばあったので、このところの深夜の鳴き声も、その延長かな…と
勝手に思っていたのですが、今思うと、おそらく甲状腺が出すぎていて、
余計にギンギンになっていた疑いが高く。。

まぁ、とにかく血液検査の結果を確かめみて、白黒はっきりさせるのが一番ですね。
でもって、おそらく甲状腺の値が悪いのは、
あらかじめ覚悟しておいたほうが良さそうだなと。
ねこねーさんも、そんなふうに思いながら、この1週間を過ごしていたのです。

もちろん、アンチョ先生が血液検査を受けたことは、
おうちのほかのみニャさんも知っています。
ビボーの乙女のビビちゃんも、猫ベッドでアンニュイな表情を浮かべながら、
アンチョ先生の心配をしています↓

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アンチョ先生を心ひそかにリスペクトしているトトちんも、
自分のおなかのハゲのことより、アンチョ先生のことが気がかりのようです↓

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で、なによりも、ねこねーさんが一番、検査結果のことが
気になってならなかったわけですが、先ほど動物病院に行ってもらってきた
検査報告書がこちら↓

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※画像をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。

下の方の「内分泌学的検査」と書かれているところに記載されている
「血清総サイロキシン(T4)」という項目が甲状腺の検査結果なのですが、
予想通り、参考基準値0.9〜3.8を大幅に上回る10.1という結果に。

アンチョ先生、やっぱり甲状腺の病気だったのかぁ。。

ちなみに上のほうにあるIDEXX SDMAというのが、
腎臓病の検査結果のようなのですが、これはちゃんと基準値内に収まっていますね。
一度は発症していた腎不全ですが、アンチョ先生、そちらのほうはいつのまにか、
良くなったみたいです。

腎臓の機能は、一度低下すると良くなることはないと言われていますが、
もしかすると、甲状腺の指令で、腎臓が無理やり働かされていて、
それで数値が良くなったとか…そういうこともあったりするのかなぁ?

甲状腺の病気については、以下のリンク先の獣医師による説明が
とてもわかりやすいので、気になる方は、ぜひ読んでみてください↓

ネコペディア(2016年9月3日):猫の甲状腺機能亢進症のアウトライン

アンチョ先生の掛かりつけの獣医さんからも、だいたいここに書かれてあるような
説明をしていただきまして、治療法としては、薬か手術か食事療法か、の三択。

でも、薬は1日2回で、都内へ遠距離通勤しているねこねーさんも時間的に大変だし、
なにより毎日朝晩、無理やり薬を飲まされるアンチョ先生のストレスを考えると、
できれば避けて通りたい道。第一、暴れん坊のアンチョ先生のことを考えると、
ちゃんと飲んでくれる気がしませんからねぇ。。

手術に関しては、今年の夏で16歳になるシニアにゃんこのアンチョ先生には
体力的にかなりの負担。それに、さきほどのリンク先にも書かれてあるとおり、
甲状腺機能亢進症は診断されてから余命は5年ほど。
今年16歳のアンチョ先生が、あと5年も生きられたら「目指せ、ハタチ!」の
目標を上回る21歳。にゃんことしては、寿命をまっとうした大往生です。

ギネスのご長寿にゃんこ記録に挑戦できるほど、1日でも長生きしてほしいのは
もちろんですが、手術や投薬でストレスが増す暮らしを続けるよりは、
シニアになったこの先は、できるだけ心おだやかに過ごしていただきたいですからね。
やっぱり取るべき道は、食事療法になるのかな。

そういえば、ご本ニャンも検査結果を考えて、
こんな心配をしていましたから(苦笑)↓

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食事療法については、ヒルズの特別食の一択しかないようで、
甲状腺機能亢進症のためのy/dとかいう特別食が存在するようです。

特別食は、にゃんこによっては食べてくれない子も少なからずいるようですが、
アンチョ先生は比較的なんでも食べてくれるタイプで、
ヒルズのごはんも嫌いじゃないので、おそらく大丈夫なんじゃないかと。

獣医さん曰く、甲状腺がんの可能性もなきにしもあらず、とのことですが、
血液検査をした時に触診した感じだと、たぶん、がんではないんじゃないかとの
ことでした。こちらのほうも、今後は経過観察になります。

ま、でも、これで体重減少の原因はわかったことだし、
病気発覚は悩ましいけど、ねこねーさん的には少し気持ちがすっきりしました。
なによりも、腎不全が悪化していないのが、不幸中の幸い。
これで、甲状腺の特別食を問題なく食べてくれば、さらに安心できるんだけど。

ロンドン留学時からねこねーさんを支え続けてくれた英国紳士のアンチョ先生、
まもなく16歳になりますが、ダンディな魅力が本領を発揮するのは、
まだまだこれから。とりあえず「目指せ、ハタチ!」の目標はそのままに、
この先も二人三脚ならぬ一人一匹五脚で甲状腺治療を頑張りますよー!
アンチョ先生、ファイトー!

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