1936年のねこ動画!米ミネアポリスの消防にゃんこ、ミッキー君
台風通過後の月曜日、キレイに晴れ渡った青空とは対照的に
本日お届けするねこ動画は、昔懐かしのモノクロ映像です。
80年以上前に撮影された元祖ねこ動画とも言えるお宝映像が
先日、米ミネソタ州ミネアポリスの古き良き時代を振り返るFacebookページ、
Old Minneapolisに投稿されました。
その動画というのは、ミネアポリスの第十消防署(Station 10)の活躍を
ニュース番組用に撮影したもので、当時の消防隊員といっしょに働く
にゃんこ隊員がフィーチャーされているのです。
それがこちらのミッキー君↓
Photo:Facebook
モノクロ動画なのでモフ毛カラーの詳細は分かりませんが、
グレー画像の色合いからして、白茶の男の子みたいですね。
消防署で暮らしていたと思われるミッキー君は、
出動待機中の消防隊員のドミノゲームを眺めるのが大好き↓
Photo:Facebook
ところが、いざ署内に火災発生を知らせる警報が鳴り渡ると
消防隊員の兄さまといっしょに出動用の滑り棒を滑り降りる妙技を披露!↓
Photo:Facebook
そのまま、署長のクルマに乗り込み、現場へ直行します↓
Photo:Facebook
消防署で暮らすにゃんこについては、米サウスカロライナ州のフレーム君を
取り上げたことがありますが、その遥か彼方昔にやはり同じように
消防隊員のみなさまに愛されていたにゃんこがいて、
しかも、にゃんこ隊員として活躍していたなんて驚きです!
80年前に撮影されたお猫さまが主役の映像は、歴史的な観点からしても
貴重な資料だと思います。在りし日のミッキー君のイキイキとした名演技を
収めた動画はこちら↓
動画の中でも特にすごいのは、なんといっても、滑り棒を使った出動シーン。
あまりにカッチョいいので、参考にした記事には、ミッキー君が果てしなく
滑り棒を上下する無限ループ動画まで用意されておりました↓
人間の消防隊員さながらの機敏さで滑り棒を滑り降りているミッキー君ですが、
残念ながら、この十八番が原因で、動画撮影された翌年、命を落とすことに。
1937年の8月に2歳の若さで虹の橋を渡った彼の墓碑銘に
書かれている言葉は「殉職」。火災発生のアラームを聞いて出動する際、
16フィート(5メートル弱)の滑り棒を滑り降りる時に着地に失敗し、
首の骨を折ってしまったのが致命傷となったようです。
ミッキー君の死を伝える追悼記事によると、消防隊員たちはミッキー君を
彼の小さな消防隊員の帽子といっしょに埋葬したということです。
ミッキー君のポール滑りの動画は、よく見ると、誰かがミッキー君を放り投げて
ポールにつかまらせている感じに見えるので、無理矢理やらせていたと
指摘されても仕方ないと思うのですが、消防署の滑り棒自体がそもそも、
人間でも捻挫をしたり、摩擦で火傷をしたり、と危険視されており、
じつは階段を使ったほうが早かった…という理由もあって、
今では使われることが少なくなっているようです。
80年前のミッキー君の死が「殉職」だったのか、「虐待」だったのかは
今となっては、お空の星になったご本ニャンのみぞ知るという感じですが、
動画の中で消防隊員のみなさんとリラックスしているミッキー君の様子を
見る限りでは、やはり「殉職」といっていいんじゃないかなぁ、と
ねこねーさんは思いたい。
80年の時を経て、カリスマにゃんこの魅力を見せてつけてくれたミッキー君。
今でもお空の上で、ネズミよりも炎のほうを追い回して、
消防活動に励んでいるんじゃないかなぁ♪
関連記事はこちら↓
HuffPost(10月27日):This 1936 Firehouse Cat Is Burning Up The Internet
Daily Mail(10月28日):The first cat video? Footage from 1936 shows a fire-fighting feline called Mickey before he died doing what he loved – sliding down his station’s poles
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